6月9日(金) 絶景ガステルガツェとベルメオでタパス、バキオでチャコリ試飲

今日は朝一番でガステルガツェに行きます。
海に囲まれた半島に聳える岩山の頂上に建つサン・フアン教会へ続く231段の階段は「世界のすごい階段7選」選ばれ、また「スペイン版万里の長城」とも言われているところです。
昨日、ホテル隣のインフォメーションの女性が行き方を詳しく説明してくれました。ラッキーなことに今シーズン予約なしで行ける最後の日が今日でした😃
(明日からは予約なしでは歩けないことを知りませんでした。ホントにラッキーです)

ホテルの朝食はアラカルトです
トーストはアボカドと目玉焼きがのってます

ガステルガツェの入口まで車で10分ほど。教えてもらった通りゲート近くの駐車場に車を停めます。
10時前にはゲートに着きました。すでにたくさんの人が来ています。

このゲートから遊歩道に入ります。
今日はフリーで入れる最後の日です

ゲートをくぐり急な坂道を200メートルほど下ります。すごく急な下りですでに膝が笑いそうになります。帰りここを登るのかと思うと気が重いです😞

右端の岩は象の鼻のようです


そして半島入り口から頂上の教会まで231段の階段が続きます。(数える余裕はありませんでしたが)

教会目指して登っていきます


ガステルガツェはバスク語で「城の岩山」という意味だそうです。

歩いて来たところを振り返ると「スペイン版万里の長城」みたいです
岩の侵食が見られます
岩とセメントで固めた歩道の壁。これのお陰で少し風を遮ることが出来ました
教会が近くなってきました
頂上からの眺めです
遠くに昨日行ったバキオのビーチも見えます
(と言うことは向こうからもこちらが見えます)
頑張りました💪🏻
頂上から下を見ると目がくらみそうです

ゆっくりゆっくり40分ほどかけてやっとサン・フアン教会に到着しましたが、頂上からの眺めは絶景でした😆
そしてまた20分ほどかけて階段を降りて、それから入口ゲートまでひたすら登り坂が続きます。
今日は人工股関節の手術を受けてからいちばん脚を酷使したように思います。
明日ちゃんと歩けるかちょっと心配です。

帰りに立ち寄ったルックアウトから眺め

やっとゲートまで戻った頃には脚が乳酸でいっぱいになってるかのように疲れました。
すぐに出発する気力が湧いて来ませんので、とりあえずカフェでひと休みします。

休憩したレストランには、太い木から切り出した椅子がゴロンと置いてありました。
飲んだのはペプシです

休憩が終わってから向かったのは、車で15分ほどの距離にある港街ベルメオです。
ここもインフォメーションの女性のお勧めです。町にはタパス屋さんがたくさんあるので、そこでランチを食べることにします。
夫が下調べしてリストアップしたタパス屋さんを覗き、美味しそうなタパスとチャコリを買い、店先のテーブルで食べます。

1軒目
2軒目 手前の揚げ物の中身は豆でした
イワシのフライ(尻尾だけ見えてる)もおいしかった
博物館のスタッフお勧めのツナを食べるための3軒目

食事の後はすぐそばに建つエルシージャの塔(中部はビスカヤ地方の博物館)に行きました。バスクの歴史、特に地元ベルメオのことを知ることができます。ベルメオはバスクらしい街並みがきれいな町でした。

レジャーボートが係留されています


そしてホテルがあるバキオへ戻ります。途中のルックアウトに立ち寄り、午前中に登った岩山(ガステルガツェの頂上サン・フアン教会だけ見えています)を遠くから眺めました。

ホテルに戻り、チャコリワインのツアーに参加するため、隣のインフォメーションへ行きます。葡萄畑にも行く予定でしたが、時間がないのでパスします。

まるでチャコリ博物館のような展示がある施設です
ガイドツアーが終わって行く試飲コーナー

チコリワインの歴史や作り方などの説明を受けて、最後にティスティングができる1時間ほどのツアーです。試飲の後気に入って白のチャコリワインを1本購入しました。
ここの女性スタッフには本当にお世話になりました。今日の観光はすべて彼女のお勧め通りに行ったのですが、バスク・ビスカヤ地方の良さが詰まった、とても充実した楽しい1日でした。

今日の歩数は13,588歩でした。