一夜にして三億円を飛ばれ、従業員も全員居なくなり、残ったのは僕名義で契約した雑居ビルの事務所だけだった。
朝方の電話がはじまりだった。
椎「もしもし、こんな朝早くにどうしたの?」
A君「預かってたお金もどせなくなった。」
椎「は?」
A君「とりあえず今日バタバタしてるから、また連絡する」
椎「おい、ちょっと待てよ!!!」
その日、A君と会って色々はなしたが、一緒にやってきた事も報告してくれた事、プライベートの話もそれまでのほとんどが嘘だった。
その日から、一気に崩れていった。
お金も人も会社も何もかも無くなり、ホントに絶望していた。死んだほうが楽なんじゃないかと何度も思った。
でも独立した時に人生の先輩から教えてもらったことを、ふとその時に思い出した。
それは、、、
>>>過去は捉え方次第で変わる<<<
ということだ。
あとでも説明するが、時間というのは
過去→現在→未来
というように流れてると思ってる人が大半だと思うが、実は逆だ。
未来→現在→過去
という順番にながれているのである。
これを思い出してからは、復活するのは早かった。
今現在は、六本木のとあるガラス張りのオフィスで大企業と共に億単位のプロジェクトを進めたり、最新のテクノロジー分野でメディア活動をしたりしている。
僕は、おそらく人の3回分くらいの人生を既に経験しているのではないかと思っている。驕りかもしれないがそれでも、僕の経験が誰かの役に立てばいいなと思っている。
稼ぎ方・ビジネスなんて時代によって変化していく、でもいつでも稼いでる人や魅力のある人は同じ。
その本質はいつの時代も変わらない。そしてそういう人は時代の変化にいち早く気付き行動しているから。
さて、そろそろ本題に入っていこうと思う。
飛ばれた話
僕のリアルな経験を元に書いていくのでかなり長くなるけど、今人生に行き詰ってたり、これから起業する人、転職する人には是非読んで欲しいと思う。
何から話そうか、とりあえずタイトルの3億飛ばれた話からでもよしうか。
飛ばれた日は2016年5月28日だったかな、当時自分の会社(今もある)ともう1つ共同代表で営業会社をやっていた。始めてから1年で数十億円くらいの売上がでていた。
稼いだ金を投資名目で回していたんだが、その共同代表のA君がすべてお金の回収と分配をしていた。
それが問題だった。
途中から少し違和感を感じていたが、みんな信用して仕事をしていた。
従業員の中には、そのA君の幼なじみもいたし、殆どがそいつの地元のヤツだった、僕もA君がサラリーマンの頃から知っていたから、まさかそんなことになるとは思っていなかった。
その投資は、A君が営業の会社を始める前からやっていて、
会社の皆がやっていた、僕個人で4000万、会社全体で3億円投資をしていた。
人間は大きなお金を持ってしまうとこんなに変わってしまうんだなという事がわかった。
あとで知ったことだが、報酬の部分で嘘をつかれていたり、従業員の給料がほとんどなかったり、行動すべてが嘘で塗り固めらていた。
もっと先に問い詰めていればよかったんだが、過去のことはもうどうでもいい。
お金をもっても、変わらない奴もいる。
これは器の問題だと思う。
4000万払ってそれを知れたことにまず感謝したい。
今となっては良い経験だった。笑
しかも、その会社の事務所を僕名義で借りていたので、飛ばれたあとはお金も持ってかれて、従業員も辞めていき、空っぽの事務所と毎月かかる家賃だけが残った。
会社にはお金は残ってなかったから、従業員の給料も僕の個人資産から払った。そこで僕の資産も1度つきた。
「おれの人生どうなってんの?」
そう思う日々が続いた時期もあった。正直半年くらいは、人間不信になり、誰を信じていいのかわからず、仕事も手につかなかった。
こんなことが、あなたに起きたらどうする?
絶対起こらないなんてことはないから是非参考にして欲しい。
でもすべては捉え方次第で、生きていれば必ずいい事はあるし、自分がやってきた努力は報われる。
たたき上げで、大学から卒業して一人でビジネスをしてきたのでメンタルさえ戻ればすぐに復活出るだろうなとは思っていた。
経験、培ったスキル、人脈は消えない。
ただ、信じた人に裏切られた事、仲間を失った事、それが一番しんどかった。
いやーしんどかった。。あれほどしんどい事は、もう人生でないだろう。
本当に辛い時は、何をやっても心がどこかにいっていて元々の友人や家族に心配されてもどうしようもなかった。
そこから半年くらいが経ち、少しずつメンタルも回復してきた頃に新しい出会いがあった。
それをきっかけに、「もう一度頑張ろう!」と思えた。
さて、ここからは僕が詐欺に合うまでにやってきた事を少し話していこうと思う。
独立から個人で積み重ね稼げたビジネス
大学卒業してからは、お金もなかったし、何のスキルもなかったのでまずどうやってお金稼いでいこうかめちゃくちゃ毎日考えていた。
大学4年の時は、就職活動もしていた。銀行や保険会社、大手商社なども面接に行ったが、正直入りたいところもなかったし、決められた枠の中に自分が収まるのがものすごく嫌で就職はしなかった。
大学もまぁある程度のところには行っていたので、周りからは「勿体無い」だの散々言われた。長男だったし親かのプレッシャーも相当あった。
でも自分の人生だし、自分の納得いくように進路は決めたかった。
正直、親にはものすごく迷惑かけたと思う。心配もかけたし、その分それが力の源にもなった。
まずは、バイトで貯めたお金で10万円くらいのパソコン(MacBook)を買った。当時からずっとMac、もう5−6台目w
そして、毎日どんなビジネスがあるのか調べまくった。そこで最初に見つけたのが「情報販売」というビジネスだ。
今となっては、noteやサロンなど多くの人が情報発信をして稼いでいるが、今から10年前はこんな素晴らしい環境は全くなく、とても怪しい業界だった。
でも、当時の僕には凄い衝撃が走った瞬間だった。
「知識を売れるんだ、しかも原価0でいけるじゃん」
とめちゃくちゃテンション上がった。
本当にお金がなかったので、まずコストがかかるビジネスは選択肢から外れていた。社会人経験もなかったので、お金も借りれるわけなく。これしかないと思った。
20代で僕がやってきたビジネス(note改変中)
1:情報販売
2:コミュニティービジネス(サロン)
3:アフィリエイト(SEO・PPC)
4:コンテンツ作成
5:メディア
情報販売というビジネスの分野に気づいてから、詐欺に合うまではこんな感じでビジネスをしてきたから順番に紹介していく。本当に何のスキルもないし、人前で話すこともできないようなやつだったけど、色々自分なりに試行錯誤していくうちにレベルアップした。違う道をだどるかもしれないけど、一つずつ考えてクリアしていけば、どんなことでも必ずスキルはついていく。
ビジネス始めた当初はこんな感じでカフェで作業していた。
1:情報販売
まず、最初にやったビジネスが「情報販売」だ。
今でこそ、Twitter YouTubeで集客して、この「note」で自分の知識や経験を販売している人はたくさんいる。
しかし、当時はそんなもの無かったし、まだ情報販売というものに懐疑的な人が多かった。電子書籍やスマホの普及でだいぶ時代は変わった。
ヤフオクの情報カテゴリー(今だに存在しているw)から始まり、無料レポートスタンドが乱立し始めたのが、僕が参入した頃だ。ネット情報販売が始まった頃だった。その前は、雑誌の裏に広告が出てたり、折込チラシから電話で問い合わせカセットテープなどが売られていたようだが、、、
インターネットの普及で、情報販売にも商圏がなくなった。このジャンルに気付いたのはとてもラッキーだった。
ただ、知識も経験も無かったし、社会に対して免疫がなかったので
「自分でやったこともない情報を稼げると謳って販売していいのか?」
という素直な気持ちがあった。めちゃくちゃ抵抗があったので、自分でいくつかは買ってみたが、稼いだことないのに作って売りたくないという気持ちのが強く、いわゆる「稼げる系のジャンル」には手を出さなかった。
一番最初に購入した情報商材(今は購入できないみたいだが、これ累計3万本近く売れてるからねw)内容は素晴らしかったが、勉強になった。note完成したら、一番最後に過去に購入して勉強になった教材でも載せとくっす。
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今の「note」のように自分の体験や知識を販売する形であれば抵抗はなかったので、そのような読んで人の役に立つジャンルを選んだ。
※当時はなんでもありだったので、今はのnoteとか見ててもかわいいもんだなと思う
そして、選んだのが「禁煙」というジャンル。
自分が禁煙していたということもあり、その体験をPDFにまとめた。ただ、それだけでは人様に売れないと思ったので、本屋にある「禁煙本」を片っ端から購入して体型的にまとめてみた。
そして、自分なりまとめたものをノウハウ化した。
でも、本当に効果があるのかわからずに販売するのが嫌だったので、アメブロ全盛期だった当時に、ブログにノウハウを書きまくって「モニター」を募集することにした。
アメブロが商用利用禁止になる前で、芸能人がこぞってアメブロをやっていたので集客のツールとしては十分だった。
モニターは全部で100人くらい集まって、電話とメールで徹底的に教えた。
最後まで残ったのが50人くらいだったけど、全員無事禁煙させることができた。
それをもとにノウハウをブラッシュアップして完成させた。
正直ここまで来るのに半年以上時間かかっていたので、ちょっとした達成感はあったが焦りもあった。
「よし!売ろう」と意気込んでいたが、次の壁にぶち当たる。
ここから先は、商品を作るより苦労した。お金もなかったので誰かに頼めるわけもなく自分一人で全部やるしかなかった。
商品はできたけど、販売するページないし、決済どうやってやればいいんだろう?
作ればいいかという単純な気持ちだったが、めちゃくちゃ大変だった。当時は、サーバーとか意味不明だったし。FTPって何?みたいな感じだった。
<商品ができてからやったこと>
この時の事は、また別のnoteか音声にでも撮ろうと思う。
→サーバー取得
→ドメイン取得
→販売ページ作成
→決済導入
→購入サポート(自動メールの設定)
これができた後に、マーケティングの戦略を立てないといけないことに気付くことはまだ知らないw
今思えばバカだったなと思う。もっと時間短縮できるはずだったけど、まぁあの時間があったから基礎ができ、自分の自身にも繋がっているのだなと思う。
販売の準備が整い、アメブロで見込み客の集客はできていたので、販売を開始した。それと共に、友人のカフェで小規模のセミナーも行った。
セミナーやった際に、モニターで禁煙してもらった方から花が届いた時はめちゃくちゃ嬉しかった。社会に出て自分で始めたビジネスにようやく一つ結果が出た形となった。
禁煙ビジネスはこんな流れでやった
市場リサーチ(禁煙ニーズはかなりある)
↓
競合リサーチ(病院・禁煙セラピー)
↓
ノウハウの体系化(禁煙本20冊購入)
↓
アメーバブログでコンテンツ投下
↓
ノウハウ試作品をPDF化して配る(リスト取得)
↓
モニターを100人募集(電話とメールで禁煙指南)
↓
ノウハウ完成(モニターの禁煙に成功)
↓
LPの作成・商材販売(一番時間かかった)
↓
セミナー開催(感謝の花届く)
↓
個別セッション←ここまでで1年半くらい過ぎてたwww
早く結果残したいという焦り、周りからのプレッシャーとストレスに耐えながら絶対に達成させてやるという気持ちだけで乗り越えた1年半だったw
一回流れができてからは、自動化した。
もう今は無料でノウハウは配ってるんだけど、その時やってた自動化はこんな感じだ。
①ブログで簡易的な禁煙指南のPDFを配る
↓
ステップメールで教育(モニターに教えていた流れをまとめる)
↓
②商材販売
↓
③バックエンドで個別セッション
これもinfotopに売っていた色んな教材やマーケティングの本を見て勉強して作った。
個別セッションまでは完全に自動にした。あとはコンバージョンみて①にどれだけアクセス集めるか、どれだけ広告費かけるかだけだった。
ただ完成形が見えたビジネスに興味がなくなって、その時には次のビジネスをしていた。
2:コミュニティービジネス
禁煙ビジネスが一息つき、その後同じモデルで「就活生」向けに同じようなサービスを展開した。僕は、就職をしなかったので、同じ大学で超大手企業に行った友人と一緒にビジネスを始めた。
彼はいま、人材の会社を起ちあげて成功している。
そのあと、僕は禁煙ビジネスの時に個別セッションを通して、多くの人の話を聞いていた経験から、違った視点から何かアドバイスができないかと考えていた。
そして考えたのが、コミュニティービジネスだ。
今となっては、「サロン」が大流行しているが、当時はそんなビジネスをしている人はほぼいなかった。この時は、どうやったら集客できるのかも一通りわかっていたので、案外スムーズにビジネスが進んだ。
その時の流れはこんな感じだ。
1:サロンのコンセプト
2:どのような場にしたいか
3:サロンを通して集まった人に何をしてほしいか
4:コンセプトを明確にして集客(とにかく尖る)
5:自分が入りたいと思うか
6:マーケティング開始(その時流に合ったSNS)
7:ページや決済、サロンに入ってからの企画を考える
8:オフラインイベントを開催する
起業家の為のサロンをたちあげて、30人くらいの方が参加していた。ビジネス的には月に150万円売り上げがたっていたので、全力でここにささげられた。
1の流れから作れば今でも十分色んな形のサロンができると思う。
今は、プラットフォームが充実しているので、それに頼ってしまうが、実はプラットフォームはそこまで関係ない。
重要なのは、「そのサロンを通して入ってきてもらった人にどうなってほしいか」
これが明確であればどんなジャンルのサロンでもうまくいだろう。
色んな仲間ができてとても楽しかったのが懐かしい。今でもたまにこの頃のサロンの方とは連絡をとりあっている。
僕は今年、スピリチュアル的なサロンを開こうと思っている。
すでにテレグラムで情報発信は始めている。
昨年くらいから時流が、精神世界を求める人が多くなってきている。
僕自身もこの分野はずっと気になって勉強していた分野なので、多くの方と共有できればと思っている。
ここから、そのテレグラムに入れるので気になる方はどうぞ
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この世界は仮想現実である。
つづく、、、
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