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法律事務所から会社員!学生時代はディレクター!ヤプリを支える法務メンバーの素顔 #ヤプリなひとびと

こんにちは!コーポレートPRのほそい(@kaoru_hosoi)です。
ヤプリではたらく様々なメンバーにインタビューする #ヤプリなひとびと 。今回は法務の花山と前島です。全く異なる二人の経歴や、業務をする上での関係性、ヤプリの法務の面白さなどを聞いてきました。TOPの写真撮影に向けて二人とも美容院に行ったのことで、気合い入ってます!

花山 寛(はなやま・ひろし)財務法務部 法務グループ マネージャー
都内の2つの法律事務所にて、多種多様な分野に携わる。2020年にヤプリへ入社し、現在は法務グループのマネージャー。
前島 明子(まえじま・あきこ)※以下まえじ 財務法務部 法務グループ
新卒で派遣会社の経理・法務を経験した後、広告会社でスマートフォンアプリ開発のアシスタントディレクターとして従事。その後、専門商社で経理・法務・営業補佐などを担当。2019年にヤプリへ入社。

細井:よろしくお願いします!今日は業務内容だけでなく、二人のキャラも暴いていきたいなと思ってます(笑)。そういえば一昨年、コーポレートチーム全員で脱出ゲームとかダーツしたの懐かしいですね!あのときって花山さん入社前でしたよね?

花山:懐かしい!入社前なのに「こういう会あるんでよかったら来ません?」って部長の杉田さんから誘っていただきましたね。

細井:コーポレートのメンバーもほとんどが初対面だったのに、花山さんすっごい馴染んでました。

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花山:普通に楽しんじゃいましたね(笑)

細井:まえじさんと言えば高いヒールが有名(?)ですが、このとき初めてスニーカーを履いてきて、みんなが「お〜!」ってなってましたよね(笑)

まえじ:背が小さいことがばれないようにいつも11㎝以上のハイヒールを履いてるんですが、これは走り回るやつだ!と思ったので「ヒール脱ぎます」宣言しました(笑)。唯一持っているヒール以外の靴が、蛍光紫×イエローのランニングシューズで、この日から人事部長の高橋さんに「まえじのスニーカーはめっちゃださい」と言われ続けてます。瞬足みたいでかっこいいのに!

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細井:蛍光紫×イエローはなかなか目立つ配色(笑)あと、まえじさんは美容にかなり詳しいので、おすすめ教えてもらったり、お互い好きな韓国の話をしたり。

まえじ:自堕落な人間なので、なんとか安めのお金で解決できないかと思ってます(笑)本当はヤプリの皆さんみたいに筋トレとかコツコツ出来ればと思うんですけど...最近だと脂肪を凍らせたり熱したりしてみたのですが、結果冷たくて熱かっただけでした。

細井:か、かなしい...(笑)私もジムに通ったことが人生で一度もなくて、気持ちはすごく分かるのですが、脂肪を凍らせたりするのはやめときますね。

まえじ:あと、韓国は旅行するのもK-POPも好きなので、かおちゃん(細井)と話ができてとても嬉しい!この間のシャッフルランチでもK-POPの話が話題あがって、意外とヤプリ内に好きな人いるのかな。

細井:韓ドラとかも結構皆さん見てますよね!あ、そういえば個人的に好きな花山さんのエピソードがありまして。入社直後、CFOの角田さんからランチのお誘いがあったときに、花山さんすでに食べ終わっていたのに2回目に行ってましたよね(笑)

花山:今でも覚えてますが、おにぎり2個食べた後でしたね(笑)入社後すぐでしたし、ランチの時間に雑談するのも大事だなと思ったのですが、ぎりぎり完食できなかった記憶があります...。

学生で3社経験、法律事務所→初の会社員、キャリアの全く違う二人

細井:というわけで、そろそろ本題に!改めてお二人のご経歴を教えてください!

まえじ:私はどこまでさかのぼりましょう...(笑)高校卒業後は1年だけ服飾大学に通っていました。その後、法律を調べる機会があって興味を持ちはじめ、なんとなく直感で得意な気がしたんです。そこから方向転換して夜間の大学に入り、法律の勉強をしながら日中は働くという生活でした。

細井:直感からのすごい行動力!そして学生時代からすでに働いていたんですね!

まえじ:学生の間に3社経験しました。1社目は総務として入社したのですが、人が足りない環境ということもあり法務・経理・人事・労務と一通り経験させてもらいました。当時19歳だったのに色々任せてもらえて、自主的に業務フローの改善をやってましたね。

細井:19歳!私の19歳と違いすぎて....(笑)そこからはずっとバックオフィスですか?

まえじ:いや、実は違くて(笑)2社目は学生のうちに色々経験してみたい!と思って、全く業界の違う制作会社に入ったんです。そこではアシスタントディレクターとして、ゲームアプリやオウンドメディアアプリの制作に携わりました。SEやデザイナーと調整しながら企画を進めるのですが、そのときにSEの方から簡単なコードを教えてもらってMySQLというシステムに情報を入れていく事務的な部分を手伝ったりもしました。なので、ヤプリに入社したとき、プロダクトの構成がなんとなくですが理解できて嬉しかったんですよね。その後は会社の規模を変えて、全社員5名の専門商社に転職し、バックオフィス系全部を経験しました。

花山:まえじさんの経歴がすごい...(笑)
私は最初、個人のクライアントの案件が多い法律事務所で働いていました。その後、法人のクライアントの案件もより多く経験してみたいなと思って、個人・法人両方の案件がある法律事務所で約3年ほど働き、次に友人の紹介でベンチャー企業の法務部の業務委託として働いていました。

細井:ということは、今回が初の「会社員」というわけですね!

ヤプリに決めた理由は部長とCFOのホスピタリティ

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細井:バックグラウンドの全く違うお二人が、それぞれヤプリに入社を決めた理由って何ですか?

花山:一番は今の上司でもある、部長の杉田さんから手厚いおもてなしを受けたことですね。これまでは法律事務所で働いてきたのですが、会社員として働くとしたらこのタイミングかなと思っていたときに、共通の友人を通して杉田さんを紹介してもらったんです。その後、選考でCFOの角田さんや人事の高橋さん、庵原さん、まえじさんと話をして、純粋にこの人たちと一緒に働きたいなと思いました。IPOを目指すフェーズということもあって、チャレンジできる環境だったことも大きいですね。何より、杉田さんからはそれぞれの面接後にフォローの連絡をいただいたんですよ。あ、今見返してみたら、庵原さんとの面談日の前にもメッセもらってました(笑)。当時すごくホスピタリティを感じましたし、一緒に働いている今だからこそ、忙しい合間をぬって毎回連絡してくださったことに改めて感謝しかないですね。

細井:面接ごとにフォローの連絡!杉田さんは花山さん専属のエージェントだったわけですね(笑)まさにヤプリのバリューでもある感動体験。まえじさんはいかがでしょう?

まえじ:面接を進めていく中で、私もやっぱり人がいいなと思いましたね。内定をもらった後には、CFOの角田さんからすごい長文のメールをいただいて、純粋に嬉しかったです。あとは、さっきお話したようにアプリ制作に携わった経験もあったので、プロダクトには純粋に興味を持って、素人ながらにこれから成長するだろうなと思いました。

細井:部長の杉田さんとCFOの角田さんが大活躍ですね。

いつでも議論、相談しあえるフラットな関係

細井:3月から遂に新しいメンバーを迎えましたが、それまでの業務や体制について教えてください!

花山:いや〜本当に念願の新しいメンバーが加わってくれて嬉しいです!直近まで法務グループとしては私たち二人でしたからね。組織体制は、私がIPOの準備中にマネージャーになったこともあって、正直これから構築するフェーズです。特に昨年のIPOの準備で忙しいときの通常業務は、急ぎの案件を対応していない方が担当しなければならない状態でした。もちろん、必要に応じて相談しあったりして進めていましたが!

細井:確かにリモートになる前は、お二人がよく話している光景をよく見ました!

花山:私が基本的に議論することが好きなんです。なので、少しでも疑問があったら「これどう思います?」って聞いたりしています。って自分で言っておいてなんなんですけど、議論が好きってすごいヤバいやつ感がある気がしてきたので訂正してもいいですか?

細井:いや、そこにヤバいやつ感は感じないので大丈夫です。花山さんの心配性が出てます(笑)

まえじ:出てますね(笑)私も議論するときに思ったことは結構ずばっと言いますし、花山さんもしっかり聞いてくれるので、すごくフラットな関係で仕事をさせてもらっています。法務って、こちら側でスケジュールをコントロールできない案件も多かったり、急に案件が発生してそれを解決していくことが多いんですよね。今は時と場合によって対面だったり、ZoomやSlackを使ったりして細かくコミュニケーションをとっています。

細井:せっかくなので、オフィスで相談し合うときの様子、ぜひ写真撮らせてください!

まえじ:あ、ちょっとバッグがダンボールに...

細井:ワレモノ注意って書いてありますね(笑)

花山:あ、デスクが...

細井:ここはありのままでいきましょう(笑)

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花山:まえじさんは、これまで様々な職種を経験されてきたので、私にはない知識がたくさんあるんですよね。色々な角度からものごとを捉えられるのが彼女の強みだと思ってます。

まえじ:花山さんは法的観点に関してエキスパートなので、言い回しなどは随時チェックしてもらっています。あとは悩みを聞いてもらったり、ストレスを発散させてもらったり(笑)。不満のないありがたい環境にいるなと感じてますね。

細井:近くにいるとお二人の関係性は分かるのですが、これだけだとなんだか100点回答...。

まえじ:ちょっと嘘くさいですかね(笑)あ、でもそれぞれバックグラウンドが違うからこそ、プロダクト側の目線で話す私と、法務目線の花山さんでたまに論争が起きることはあります!

花山:たしかにそれはあるかもしれないです。どうやったらフラットな関係伝わりますかね...あ、マネージャーの私が空気イスします?

細井:むしろこれはフラットじゃないです(笑)

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部門を超えて一緒に考えながら解決するカルチャー

細井:過去から振り返ってきましたが、お二人が今感じるヤプリの法務の特徴や面白さを教えてほしいです!

まえじ:前職まではどうしてもプロダクト側とのコミュニケーションで難しいと思うことがあったんです。ヤプリではそこの問題が全然なくて最初驚きました。

花山:たしかに。プロダクトの皆さんがこちらの意図を理解しようとしてくれているのが分かって、すごくありがたいなと実感しています。ヤプリって、部門を超えて一緒に考えながら解決するカルチャーがありますよね。

まえじ:以前、弁理士の方をお呼びして社内向けに特許の勉強会を実施したじゃないですか。そのときもTAM(*)の北村さんに協力していただきましたね。個人的に「うちってこんなにいいプロダクトがあるのに、特許が少ないからもっと発掘して出願すべき!」ってずっと思ってたんです。そんなとき、どうやら北村さんが前職で特許関係の仕事をしていたらしいという情報を手に入れて。すぐに「北村さん!特許詳しいって聞いたんですけど!」ってすり寄ったのがきっかけでした。
(*)テクニカルアカウントマネージャー:Yappliと外部システムを繋げる際に課題を解決しながら、クライアントの要望が実現出来る連携システム構築のディレクションを担う部門。

細井:すり寄った(笑)

まえじ:はい(笑)今回は細かい話を省きますが、勉強会に向けて、すでにヤプリが特許をとっている「再構築」をベースに、北村さん・弁理士さんとMTGを重ねてドラフトを作りました。「あ、これだと寝ちゃうかもしれないですね」と何回もつっこみを入れながら(笑)。どうしたら社員の皆さんが寝ないかを一緒に考えてなるべくヤプリに寄せた資料をつくりましたね。

細井:私が寝なかったのは、まえじさんたちのおかげだったんですね!実際どれくらいの人数が参加したんですか?

まえじ:一部の開発部門以外は任意だったんですが、当日は全体の約7割が参加してくれました。都合が合わなかった人も後日見てくれたりしたので、ほとんどの社員が参加してくれて。

細井:それはすごい!

まえじ:今回もそうなんですけど、ヤプリの法務って自分がやりたいことを提案・チャレンジできるなとすごく感じてます。目の前の問題解決だけじゃなくて、法務から食い込んで提案すれば会社全体が動くし、自社プロダクトだからこそ自分たちで一から考えられる面白さもあるので!

細井:食い込んで提案していく法務、かっこいいです。ちなみに、花山さんはずっと法律事務所で働かれてきたからこそ感じる、企業法務と法律事務所の違いとか、ヤプリの法務の特徴って何かあったりしますか?

花山:私が法律事務所で働いていたときとの違いでいうと、一つ目は「現場との距離が近いこと」。法律事務所で働いていたときは、窓口になってくれる企業の担当者の方を通じて事情をヒアリングすることが多かったです。そのときと比較すると、今は直接プロダクト側やセールス側にヒアリングできてより多くの情報が入ってくるようになりました。もちろんそれをまとめる作業自体は大変なんですが、ヤプリは先ほどお話したように皆さん協力的ですし、ヒアリングをしていく中で、これまでとは違う気づきや発見がありますね。二つ目は「受け手に応じた発信力が必要なこと」。法律事務所で働いていたときに窓口になってくれる担当者の方は、法律知識もありますし、正確にお伝えするために長文で文章を書いても読んでくれるんですよね。それが法務から社内に発信するときは、文章が長文になればなるほど読んでもらえなかったり、伝えたいことが伝わらなくなる可能性が高くなるのかなと思ってます。なので、ここだけは必ず伝えたい!という要点を、読みやすく、専門用語を使いすぎずに分かりやすく発信できているかをより確認するようになりましたね。

細井:なるほど。特に二つ目はさっきの勉強会とも通じますね!

仕事に追われない法務をめざす

細井:最後に、今後は法務チームをどういったチームにしていきたいですか?

花山:個人的に、目の前の仕事に追われすぎないチームにしたいと思っているんです。と言い切りたいのですが、実際昨年は目の前の仕事に追われることが少なくなくて、事務作業にもかなりの時間を取られてしまったんですよね...。なので、今後はより業務の効率化を進めて、1つの問題を考える時間を増やしたり、改正法のキャッチアップなど学ぶ時間をより増やして業務に活かしていきたいと思っています。

まえじ:まさに同じことを思ってます。あとは明るいチーム!

花山:それ大事ですね(笑)

細井:ありがとうございました!今後の法務チーム、楽しみにしてます!

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株式会社ヤプリでは、複数ポジションを募集しています。二人が所属するコーポレート部門では、特に経理を大募集しています!ぜひお気軽に一度話を聞きに来てください!

※インタビュー当時は在宅勤務の実施を社員各自が判断する「オープン勤務」でしたが、緊急事態宣言発令に伴い、2021年4月25日(日)から「原則在宅勤務」となっています。

 


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