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おやきで八をあらためて

Web絵本『おやきで八をあらためて』

ちもちゃんは、七五三の「五」をまもる、おとぼけな男の子モルモット。

長野県には、おまんじゅうのような「おやき」という料理があります。
今回はちもちゃんが姉のしちもちゃんや妹のちゃんと、そんなおやきに出会います。

おやきは「お八起」とも書き、「ハレ」という特別な日に食べるものともされています。

八はおめでたい「富士山」も連想させる、本当におめでたい数字。

おめでたい七五三によく合い、
七の後の数字をちもちゃんたちにあらためて知ってもらう、いい機会であるのです。

ちもちゃんたちにはおやきを、モルモットの副食にアレンジ。
まず、おやきの外見にちなんだ器、プラスチック製で、衛生にもいいようです。

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ふたがパカッと開く時、ちもちゃんたちは外見にかくされた内側を知る楽しみを感じました。

ヒトとおなじでモルモットはビタミンCが自分でつくれないので、
ビタミンCの多くふくまれる、ダイコンの葉やトマトを内側に。

本来のおやきにも、使える食材です。
トマトはもちろん、ヘタや葉を取りのぞいてあります。

ちもちゃんたちはとてもおいしく、おやき風の副食を分かち合いながら、
おやきや八を取り巻く文化も、あらためて知りました。

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