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人生の目的

 自分の人生を生きているのに、「人がどう思うだろうか」と気にしていては、自分の人生を生きることができません。ですから、定期的にセルフカウンセリングをすることです。

「自分は何がしたいんだろう?」
「自分は人生において何を達成したいのだろう?」
「自分は人生を生きていく中でどんな人間になりたいのだろうか?」

 このような質問を自分に投げかけることによって、本当に人生の目的が浮かび上がってきます。

 自分の人生の目的を明確にすることで、生きることに迷いが生じた時に、そこにいつでも戻ることができます。またこのことによって選択の基準がはっきりします。人生の目的に近づくことが正しいことであり、人生の目的から遠ざかることが間違ったことになります。そうです。人生の目的が明確になることで、人生がシンプルになります。

 ところで聖書は人生の目的を何だと教えているでしょうか?聖書の場合の「人生の目的」とは個人的なものというよりも、人生そのものの目的です。全ての人が最終的に照準を合わせる目的です。それは「神の栄光を現す」ということです。では「神の栄光を現す」ってどういうことでしょうか?それは「神の喜びに共鳴している」ということです。

例えば…
*人を憎むことと人を愛すること、どちらが神の喜びに共鳴するでしょうか?
*人を赦すことと人を恨むこと、どちらが神の喜びに共鳴するでしょうか?
*家族を幸せにすることと家族を悲しめること、どちらが神の喜びに共鳴するで
しょうか?
*神を認め、神を愛することと神を否定し神を憎むこと、どちらが神の喜びに共鳴するでしょうか?

 仕事をするときも、家事をするときも、友達づきあいをするときも、どんなことをするときでも、「神の喜びに共鳴するか否か」を基準に、自分の思考と行動を選んでいくことです。

 これを聖書を用いて説明しましょう。分厚い聖書には沢山の神様の言葉が記されていますが、要約すると3つになります。

『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。マタイ22章37節

『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。マタイ22章39節

『何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。これが律法であり預言者である。』マタイ11章12節

これを基準にして生き方を選んで行くときに、「神の栄光を現す」人生になっていきます。

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