ジュニア電子マネー・バーコード払い活用術
【重要】
当記事は15歳以下(中学生まで)を対象としております。
はじめに
IT技術の進歩により、電子マネーやスマートフォンを利用した支払いが主流になりつつある昨今。
特にコロナ禍突入以降は、感染防止の観点から、スマートフォンを利用したバーコード払い、プリペイド式クレジットカードやデビットカード(銀行口座払い)の普及が急速に進みました。
本記事では、電子マネー&バーコード払い活用術について説明いたします。
最後までごゆっくりお楽しみください。
もくじ
多種多様な支払い方法
電子マネーやバーコード払いの最大の魅力は、次の通りです。
・ポイ活(「ジュニアポイ活入門」参照)
で貯めたポイントのひも付け・チャージが可能。
・AndroidスマートフォンはGoogle ウォレット(グーグルウォレット)というアプリ
・iPhoneは Apple Pay(アップルペイ)というアプリ
にカードを発行したり、手持ちのプリペイド式クレジットカードやデビットカードをひも付けすることが可能(カードによってはできない場合があり)。
・Google ウォレットやApple Payにデビットカードをひも付けた場合、支払いはID(アイディー)かQUICPay(クイックペイ)扱いになります。
IDの目印
QUICPayの目印
使いたいカードがどの支払いに該当するかは、Google ウォレットやApple Payの画面上にてご確認ください。
※ウォレットアプリやバーコードアプリとひも付けしている場合でも、通信障害発生時の為にリアルカード(ある場合)も携帯しましょう。
※Google ウォレットやApple Payや楽天ペイやPayPayに対応していないプリペイド式クレジットカードやデビットカード、IDやQUICPayやバーコード払い支払いシステムを導入していない店舗の場合は、「クレジットカードでお願いします」と伝えましょう。
その際、カードの暗証番号の入力を求められる場合がありますので、暗証番号を覚えておきましょう。
・バーコード払いでは、外部のポイントや一部のプリペイド式クレジットカードや銀行口座とのひも付けが可能。
また、バーコード払いやプリペイド式クレジットカードやデビットカードの大半ではポイントが貯められたり、ポイント還元特典があります。
ここからは、電子マネーの種類やプリペイド式クレジットカード、デビットカード、バーコード払い、キャリア(携帯電話利用料金合算)払いについて説明いたします。
電子マネー
ガラケーのおサイフケータイ時代から長きに渡って愛されている、大御所的な存在。
交通系(Suica・PASMO・ICOCAなど)
・Suica・PASMO・ICOCAは、Google ウォレットやApple Payへのモバイルカードの発行が可能。モバイルカードには定期券機能を載せることも可能
(ただし、ICカード定期券から移行した場合は、その時点でICカード定期券は使えなくなります)
・一部のプリペイド式クレジットカードや銀行口座払いや現金でのチャージが可能(詳細は公式サイト参照)。
・鉄道会社のポイントプログラム(JRE POINTなど)とのひも付けにより、ポイントが貯まります。
・カード1枚あたりのチャージ限度額が20,000円。
独立系(楽天Edyなど)
・楽天Edyは、Google ウォレット版あり。
・現金、楽天ポイントのチャージが可能。
・利用できる店舗が限られている。
流通系(WAON・nanacoなど)
・イオン系のWAON、セブン&アイ・ホールディングス系のnanacoなど、流通企業グループ向けの独自の電子マネー。
・現金やポイントのチャージに加え、系列スーパー・コンビニなどの利用時にポイントの代金充当が可能(店舗や商品により異なる)。
・WAONやnanacoなど、Google ウォレットやApple Payへのモバイルカードの発行が可能なカードもあり。
プリペイド式クレジットカード・デビットカード
入会時の審査がないので、おうちのひとの監督のもとに利用ができます。
入会前には、おうちのひとの許可を必ずもらいましょう。
プリペイド式クレジットカード(dカードプリペイド・au PAYプリペイドカード・ソフトバンクカード・LINE Payなど)
・電話料金合算払いでのチャージ(携帯電話会社により、利用可能対象者が異なる)
・外部のポイントとのひも付けやチャージ
・おうちのひとのクレジットカードからのチャージ
・一部のプリペイド式クレジットカードからのチャージ
・ATMでの現金チャージ
・銀行口座からのチャージ
が可能。
・Google ウォレットやApple Payへのひも付けが可能。
ただし、携帯電話会社やカード会社によって異なります。
デビットカード(銀行口座)払い
・銀行口座からすぐに料金が引き落とされるので、安全安心。
・ペイジー払いやコンビニ払いや郵便振込用紙払いを導入していないサイト(ファンクラブなど)の利用に最適。
・金融機関によっては、キャッシュカードとは別にデビットカードの申し込みが必要な場合あり。
・Google ウォレットやApple Payへのひも付け可能なカードが限られている(各金融機関の公式サイト参照)。
・ネット銀行(イオン銀行・セブン銀行・PayPay銀行など)のキャッシュカードの場合、券面にクレジットカード番号やクレジットカード会社のマークが記載されていれば、プリペイド式クレジットカードとしての利用ができます(各金融機関の公式サイト参照)。
次の三つが、クレジットカードの目印です。
【プリペイド式クレジットカード・デビットカードの注意点】
・一部の店舗や通販サイトでの利用が不可な場合あり。また、購入できる商品が限定される場合があります。不安な場合は、あらかじめ問い合わせしましょう。
・電話料金など、公共料金の支払いには使えません。
・チャージ手数料がかかるカードや支払い方法あり。詳細はカード会社公式サイトにて確認を。
・一部のカードでは、Adobe(アドビ)など一部のサブスクリプションの毎月の継続的な支払いが可能。
バーコード払い(PayPay・楽天ペイ)
・現金、銀行口座からのチャージが可能。
また、
・ポイ活で貯めたポイント
・おうちのひとのクレジットカード(追加する前には必ず、おうちのひとと相談しましょう)
・一部のプリペイド式クレジットカード
をひも付けしての支払いが可能。
・バーチャルカード発行機能がないため、プリペイド式クレジットカードとしての利用は不可。
・利用状況に応じて、ポイントが後日還元されるケースもあります。
・銀行口座とのひも付けは、楽天ペイの場合は楽天銀行のみ可能。
・店舗によって支払い方法が異なる(レジでのスタッフによるバーコードを読み取り、またはスタッフから指定されたQRコードを客自身で読み取る)。
キャリア払い(d払いなど)
・携帯電話利用料金枠とは別に、買い物用の枠が設けられている。また、現金や銀行口座からのチャージも可能。
・利用限度額は、契約期間・年齢・携帯電話利用料金の支払い状況により異なります。
・携帯電話会社の専用アプリ経由でのバーコード払いが可能。
・利用可能な通販サイトやサービス拡大中。
・分割払いは不可(別途、おうちのひとのクレジットカード会社の公式サイト・アプリ経由の分割設定は可能)。
・気がついたら請求額が高額になりやすいので、おうちのひとと相談して計画的な使用を。
まとめ
記事を最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
電子マネーやプリペイド式クレジットカードやバーコード払いやキャリア払いの種類が増え、「どれが自分に合っているのか、いまいちわかりにくい」や、「どこも同じでしょ?」とお考えの方が多いかと感じ、今回の記事化に至りました。
本記事が、みなさまの生活のプラスになることを心よりお祈り申し上げます。
【著者プロフィール】
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