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宇宙ゴミ削減への一歩!Pale Blue、文部科学省のSBIRフェーズ3に採択 最大約40億円

株式会社Pale Blue(以下、Pale Blue)が、文部科学省の中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)に採択され、宇宙分野の事業テーマ「スペースデブリ低減に必要な技術開発・実証」に着手しました。この事業では、最大約40億円規模で、超小型水イオンスラスタと水ホールスラスタの開発および2027年までの宇宙実証が予定されています。

宇宙ゴミの削減は、衛星の運用終了後における軌道離脱機能の強化や衝突回避技術の発展が不可欠です。Pale Blueはこれらの課題に応える推進機の開発に取り組み、超小型水イオンスラスタと水ホールスラスタの2種類を展開します。この推進機は、小型衛星に取り付けやすく、市場に導入しやすい特性を持ちます。

SBIRフェーズ3は、スタートアップによる革新的な研究開発を支援し、その成果を社会に実装することを目的としたプログラムです。Pale Blueはこのプログラムを通じて、宇宙産業の未来を拓く技術革新に注力しています。今回の採択を受け、Pale Blueの共同創業者で代表取締役の浅川純氏は、「スピード感を持って製品を市場投入し、衛星コンステレーション事業者に貢献する」と述べました。

Pale Blueは、2020年に東京大学発の宇宙スタートアップとして設立され、水を推進剤とした小型衛星用推進機の開発に取り組んでいます。彼らのビジョンは、宇宙産業のコアとなるモビリティを創出し、人類の可能性を拡げることです。

詳細内容は、Pale Blue が提供する元記事を参照してください。

【引用元】

【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7


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