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「たまむすび」放送終了のお知らせを聞いて感じたこと

TBSラジオ「たまむすび」が2023年3月末で終了する。
1月12日の生放送でパーソナリティの赤江珠緒さんから直接告げられた。
※仕事中にラジオを聴いている

「え?嘘でしょ?」

頭ん中もう真っ白。
整理が追い付かず、ワタシも皆さん同様(どうよう)、動揺(どうよう)を隠しきれない。(ダジャレ言ってる場合じゃないんだよ、マジで)

11年も続いて、今もたくさんのリスナーに聴かれている番組が、人気絶頂の中こうもあっけなく終わってしまっていいのか…そんな風に思いながら放送を聴いていると、赤江さんがこんなことを口にした。

帯番組を持つと、常に時間に追われて気が付くとあっという間に何年も経ってしまった。あれ?子供ももうこんなに大きくなってしまっている。
あっという間に大人になってしまう子供のころの時間をもうちょっと一緒にいたい。仕事は量を減らしてできる範囲でやろう。
私(赤江さん)が今まで仕事をしてこれたのもピン太郎(赤江さんの愛娘)がいろいろがんばってやってくれたおかげ。今度は彼女の時間軸に合わせて、時間に追われている感じではなく、今の時間を向き合ってあげよう。

2023/1/12放送「たまむすび」より赤江さんの言葉 ※ほぼこんな内容

素晴らしいよ、赤江さん。
母親と過ごす時間が少ないことほど子供にとって寂しいことはないし、大人になってから幸せな思い出がたくさん振り返れた方が絶対良いに決まってるもん。

赤江さんとの掛け合いでレオレオ(土屋礼央さん)もすごく良いことを言った。

仕事の代わりは誰でもできるけど、ピン太郎の笑顔のためには世界で最も赤江さんが必要。毎日(たまむすびを)聞いているヘビーリスナーとしてはピン太郎に取られちゃうような感覚はある。10年もやっていれば、赤江さんの声でこの時間を過ごすってことが当たり前になる。でもそれはピン太郎ががんばったからこそのこと。本来、ピン太郎が独占したいママを我々が借りていたんだなって思うと、これは納得以外の何でもない。どのラジオ番組のリスナーよりも、誰よりもピン太郎の幸せを願っているのは我々であって、ピン太郎が幸せになるんだから喜ばないといけないこと

2023/1/12放送「たまむすび」よりレオレオの言葉 ※ほぼこんな内容

ほんとそれ!
レオレオ自身が番組のファンでもあり、子を持つ親だからこそ、この言葉にはすごく重みがある。何だかジーンときて、仕事中にもかかわらず泣きそうになるのをグッとこらえた。(仕事しろ)

思えばたまむすびには何度救われたんだろう。
落ち込んでるときや仕事がうまくいかないとき、いつも赤江さんのポンコツ(ほめている)によってたくさんの笑いと幸せを与えてもらった。でもそれは決して赤江さん一人の力ではない。ポンコツというパーソナルな部分を存分に活かしてくれる各曜日のパーソナリティの方々(竹山さん、山ちゃん、大吉先生、レオレオ)がいるからこそ、たまむすびという番組の魅力がどーんと我々リスナーに届いているんだ。

結局のところ、放送終了を知って残念なのは変わらないけど、赤江さんとピン太郎が今よりもっと幸せになってくれるんだったら、リスナーとしてこんなに嬉しいことはない。残念がらず、むしろ喜ぶべきだ。

そのときしかやれないことを選択した赤江さんを心から応援したい。と言ってもワタシに出来ることは残り2か月、最終回の放送までたまむすびを心おきなく楽しく拝聴することぐらいだけど。

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