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30代は量より質!

30歳を目前にして、意識し始めたことがある。

 「30代は量より質

そう、量より質が大切だと実感する場面が以前より増えたように感じる。
同年代の方々は、今、うむうむと共感してくれているのではないだろうか。
(と信じている)

例えば、食べ物が分かりやすい例だ。
大学生の頃は、嬉々としてスイパラや焼き肉屋さんに行き、友人とワイワイ好きなものをお腹がいっぱいになるまで食べ放題を楽しんでいた。
今や、地域でおいしいと評判のちょっと値が張る焼肉屋さんでハラミやタンなどを塩やレモンで食べている。

ただ私がこの「量より質」を食べ物以上に強く意識していることがある。
それは、人付き合いだ。

私の人付き合いのこだわり
・一度に遊ぶ人数は4人まで
お酒がほとんど飲めない人が1人以上いる(できれば)
・私が安心できる親しい人が1人以上いる

こぢんまり飲むのが好きなんよな。
旅行も4人まで

20代から今にかけて、私の人付き合いの仕方は本当に変わってきた。
元来私は人と話すのが好きだ。旅先での偶然の出会いなんて大好物。

だから20代はとにかく人脈広げること、色んな人と会うことに集中してきた。
自分が興味のある場に出向いて、その場にいる人とお互いの話をすることが楽しかった。
お陰で性別や国籍などに拘らず本当に多様な背景を持った人と知り合い、友達になることができた。
ただ、とにかく広げること・相手を知ることにフォーカスしてきて、加えて無理しがちな性格なので「自分が一緒にいて居心地がいいかどうか」は考えたこともなかった。

30歳を目前に、コロナ禍になった。
一度の食事に人数制限があったり、飲食の時間そのものが限られたりした。
また、自分自身と向き合う中で、自分にとっての快/不快を明確にすることができた。
だから私は、自分の中の「人付き合いのこだわり」に気づくことができたのだった。

30代は無理しない。
私にとって心地いい環境だけを作る。
大切にしたい人のために時間を使う。

この「こだわり」に辿り着いたのは、20代に十分にたくさんの人に会って話したから、お世話になったから、そして嫌というほど自分と向き合い戦ってきたからこそ。
良い人付き合いのセンスを身に着けられたと実感している。

ロンドンに来て半年が過ぎた。
仕事も生活も慣れて、そろそろ友人の輪を広げたいフェーズだ。
自分の居心地の良さを大切にして、素敵な出会いを楽しみたい。

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