『暮らしの手帖』

怒涛だ。一日が怒涛に終わって、一週間が怒涛に終わって、一ヶ月が怒涛に終わっていく。

会社からの帰り道、保育園のお迎えに間に合うように、ずんずんと歩いている私。歌舞伎町の端にあるパチンコ屋の前で、テンガロンハットをかぶってハッピを着て蝶ネクタイをして、演歌をバックに踊っているおじさんを横目にみる。…怒涛だ。

週始め月曜日。

24h、労働と生活でみっちりという感じ。適度に動き、早寝早起き、同じ生活リズム、食事も子供に合わせるからバランスのよい食事を適度に、体重も減り、子供を一日中抱っこしなくなったので身体の調子もよくなった。見本のような一日。

さて、何が足りない?何かが足りない。

そういや、私、思考をしてない、しなくなった。本当にそんな隙も暇もないのだ。主体が私にない。とか、言ってると、私が考えざるおえないことがどっと押し寄せて、感情かきみだされて、静かに毎日を過ごせなくさせられたり。考えてないから踏ん張りきれず流されるのだ。

そんな私、通勤バックにお守りのように雑誌『暮らしの手帖』をいれている。読んでも読まなくても、カバンにこれがあると落ち着くのだ。電車の中でこれを抱きしめて寝るのもまたよし。私の今、足りないものを、この雑誌が補ってくれている気がする。


『暮らしの手帖』暮らしのヒント集より一部抜粋

「3.一日に一回、自分をよく観察する時間を作りましょう。たった五分でもよいのです。自分の心と身体は、今どんな状態であるのか。自分に意識を向けてみましょう。

5.勇気とは、その時に必要な、静かな行動です。しかも、たった一人で動くこと。ですから、ここぞという時に一人になれるかということが勇気の真髄なのです。

17.お吸い物は、心持ち、薄いと感じるくらいの味が丁度よいでしょう。何度も口に運ぶ料理ですので、最初の一口よりも、最後の一口がおいしいのが理想です。」

こういうわかりやすい言葉だけでなく、紅茶農家に嫁いだおかみさんの取材記事、丁寧な写真とレシピで紹介される料理記事などが、浮ついてる私の足を地上にゆっくりとおろしてくれている気がする。

料理家の辰巳芳子先生も言っている、「繰り返しの毎日に必要なのは内面」だと。内面的なものなしにこの毎日はおくれない。

考えろ私、考えるんだ私!

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