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おこづかい金額の決めかた・メリットについて【おこづかいプログラム実践編】

■まずは実際の金額を知ることから

子どものおこづかい金額を決めるために、まずは実際にかかっている子ども費の金額を把握することが重要です。
おこづかいプログラムを導入しようと決定できたのは、その前の1年間、きっちり家計簿をつけて、子ども費にいくらかかっているのかを把握できていたからです。

おこづかいの範囲で管理する項目は、おかしや肌着などの消耗品類、学用品などです。

これらの項目の1年間の総額が、おこづかいプログラムの金額と大体同額だったので、導入することにしました。
1年間きっちりと家計簿をつけたことで、お金にまつわる判断が出来るようになり、お金に対する苦手意識を克服することが出来ました。


このおこづかいプログラムは、親も一緒に取り組まないと出来ないことなので、子どもと一緒にお金の勉強していこう!という気持ちで取り組むといいと思います。

私もすごく勉強になっていて、取り組んでよかったなと2年目にして思っています。

■おこづかい金額の決め方

1週間で
年齢×100円=ex.小1(7歳)で700円。
1カ月700円×4週間=2,800円

このおこづかいを5つの目的別に分けて管理します。

【小学1年生、1か月の金額】
1.ほしいもの(20%)おやつや、カードゲームなど(560円)
2.ひつようなもの(40%)文具、靴、肌着・靴下などの衣類など(1,120円)
3.短い貯金(15%)1.2が足りなかった時の補填用(420円)
4.長い貯金(15%)高額なものが欲しい時の為の貯金(420円)
5.寄付・社会(10%)募金や社会貢献のため(280円)

小学校1年生で2,800円のおこづかいは高額かな?と思たのですが、内訳をみると妥当な金額だなと思いました。
衣服などをまかなうには足りないかな?とも思ったのですが、小学校の役員やクラブチームのお手伝いなどで先輩ママさんたちとお付き合いがあり、お下がり服をいただける事も多く、今のところ、この金額内でまかなえています。
子どもたちに、お下がりをもらえることに感謝の気持ちが生まれたことは、予想外のメリットでした。(お返しの品や、お下がり交換などは親が負担しています。)

■おこづかいプログラムのメリット

私が一番メリットだと思っていることは、
聖域になりがちな子ども費をセーブすることが出来る!
です。

子ども費の内訳ってこんな事ありませんか?

・なんだかんだ、せがまれてついお菓子を買ってしまう。
・えんぴつ(意外と高額です)や消しゴムなど、ちょこちょこ買いをしている。

・かわいいと思ってついお揃いで洋服を買ってしまう。

・必要以上に教材などを買ってしまう(私です。笑)などなど

子ども費というのは、教育費と混同され、聖域になりがちです。そして感情が入ってあいまいになりがちです。

制限を設けることで、管理できるし、子ども自身が使い道を真剣に決めるので、意外と倹約につながります。


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