『皆様への感謝』と『このアカウントの今後について』

2019年12月からの約4年間、このアカウントを通じて、多くの宗教2世当事者の方々や逆境体験を克服してきたサバイバーの方々と交流させていただき、私の傷つき体験に共感してくださったり、皆さんのサバイブされてきた経験に勇気づけられてきました。

おかげで、私自身が長年「蓋」をしてきて、回復できなかった、宗教2世として負ってきた「生傷」を曝け出すことで、「空気」に触れさえ、徐々に「瘡蓋(かさぶた)」から、もう触られても痛くない「傷跡」になってきた、と実感しています。

私のアカウントのポスト(ツイート)に対してのリプやリポスト(引用リツイート)を通じて温かいコメントを残してくださったこと、そしてスペースで対話にお付き合いして頂き、私の傷つき体験を受け止めてくださった皆様に、この場を借りて感謝いたします。

このアカウントは「私自身の宗教2世当事者としての回復(リカバリー)用」としての運用していましたが、実は今年8月末ぐらいから、「もう一定の役割を終えたのではないか」と思い、一回閉じることも真剣に検討しました

ただ、この4年間を通じて多くの方々との御縁と繋がりを頂けたこと、そして、いままでの経過を含めて自分の回復のために学んできたことなどを、少しずつ言語化して発信していくことで、誰かの何かの役に立てればいいな、という思いもあり、アカウントはそのままで、信頼性・透明性を担保する意味で、写真・実名公開をすることでリニューアルすることに決めました。

確かに「X(Twitter)」で、写真・実名を公開するのは、未だに迷いや恐怖すらありますが、宗教2世当事者・小児期逆境体験サバイバーの私が顔出し・実名でしていままでの経験を語ることが、過去に『助けて』と言えなかった子供時代の私や自死した弟に対しての弔いになるのではないか、という思いもあり、あえてこのような形を取る選択しました。
(変なこだわりに聞こえるかもしれませんね。ちなみに、顔出し・実名出しを開始した『11月4日』は弟の命日です。)

「note」も含め、SNSは言うまでもなく「公道」だと自覚しています。
これからも今まで以上に「note」の記事や「X」でのポスト、スペースでの発言には細心の注意を払いながら、発信していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。


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