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在宅勤務を2週間やってみて

新型コロナウイルスの影響で、先週から在宅勤務を続けています。働きかた、労働に対する価値観が変わってきたように感じているので、まとめておこうと思います。

仕事と在宅勤務への取り組み

私の仕事は、いわゆる不定形業務が殆どです。オフィスに出社した場合、机に向かってる時間が7割、MTGが3割くらい。週1で情報収集や外部MTGのために外出してました。もともと、出社する必然性はあまりなかったといえます。

新型コロナ以前から、働き方改革の施策の1つとして、週1回の在宅勤務が認められていましたので、フルに活用していました。チームメンバーもだいたいに同様な働き方をしていたと思います。

今回、コロナウイルスの感染拡大防止のため、在宅勤務の週1回制限が一時的に解除され、週5回在宅勤務にしています。

※ 2/16(日)国の専門家会議第1回&NTTデータ感染
 →2/18(火)週5在宅勤務解禁

週5で在宅勤務をしてみて

もともと会社として週1でテレワークを一部取り入れていたので、仕事には特に支障は感じていないです。

Web会議について。今まではリモート参加する人が少数派で、多くはオフィスの会議室にいることが多かったのです。
しかし今はリモート参加者の方が多いので、コミュニケーションする上でのお互いの気遣い(指示代名詞を避けるとか、リアクションを返すとか)が働いて、むしろやり易くなった。

ホワイトボードや付箋を使った思考作業も、オンラインツールを使って、時間にもメリハリつけてやることで、効率上がったんじゃないかなと思います。

やってみないと分からない

過去の習慣で、惰性でやってることって多いんだろうな、と感じました。そうである必然はないけれど、別の方法を取ってなかったし、今まで大きな不自由もなかったこと。後付けでそうじゃなきゃいけない理由がつけられて補強されてたり。

けど、いざやり方を変えてみると、案外うまくいってしまう、という。そういう社会の仕組みが維持される、もしくは変わっていく原動力って、どういう風に捉えればいいのか、興味深いです。

オフィスに集まる意義

仕事の内容によっては、オフィスに行かなきゃどうしようもないことも当然あると思います。オフィスのHW設備を実際に動かさないといけないとか、何かフィジカルなモノを作るとか、実物のデモを使ってなにかしないといけないとか。

けどそれ以外で、あえてオフィスに行かなければいけない理由って、正直ないなと。出社が "must-have”なことではなくなってしまった。

一昨年、グーグルジャパンの方の講演をうかがいました。「会社に来なくても仕事はできる。けれど顔を突き合わせることがイノベーションを生む。だから、会社に来るのを楽しくしないといけない」という主旨のお話だったと記憶しています。

実際に在宅をフルにやってみると、おっしゃる通りなのかなと感じます。新型コロナが落ち着いた後、自社の、そして日本の多くの企業の働き方がどう変わるか、楽しみです。

…というか、考えなしに「今までそうだったんだから会社に来い!」って会社から言われたら、いまの会社に残っていたいと思えるか自信ないです(笑)

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