野球用ヘルメットのフェイスガードについて記事を書きました

Baseball Gateさんで担当させていただいてる連載「Global Baseball Biz」にて”ヘルメットに装着するフェイスガード(C-FLAP)”について内藤雄太さん(元ベイスターズ、現カシマヤ製作所)にインタビューした記事を掲載していただきました。

この記事について、元ベイスターズで現JFE東日本の須田幸太投手がツイッターでこのような投稿をされていました。須田投手は学生野球・社会人野球・NPBと日本球界の様々な場面で投げてきた経験があります。

いち野球ファンとしてお読みいただけたことにも感激しましたが、ご自身の意見を添えての投稿はとても嬉しかったです(もちろんこのときの脳内BGMはもちろんハマスタに鳴り響く”GUTS!!”ね)

須田さんのような方にご意見をいただけたので、この記事の存在はツイッター上の野球ファンにどんどん拡がっていきました。そして、出てきたのはフェイスガードへの誤った認識……

特に多かったのは「最初からフェイスガード(C-FLAP)一体型のヘルメットを作ればいいじゃん」という意見ですが、後付だから強度が生まれるのでそれじゃ意味ないそうです。

また、「SG規格のフェイスガード一体型ヘルメットならどうですか」って言うけどこれを作ったところでSG規格の衝撃吸収性能の検査基準が108km/h(実際には30m/秒)の昭和49年のものなんで時代錯誤なんです。

記事中にも出てきたローリングス社の100マイルいけるアメリカのヘルメット(~2019年モデル)は一般向けの販売はしていないし、強い分重さがあるし、なにより値段が高いんで(通貨レートにより変動ありますが、1つ7万円以上します)、残念ながらプロはおろかアマチュアでの利用は現実的ではありません。

じゃあどうすれは選手が安全にプレーできるのか? 私個人の意見としては以下の通りです。

・検査基準の見直し
→昭和49年のままって。長嶋茂雄現役引退したときから時が止まってるってゾッとしませんか。ちなみにその年からきれいに時が止まってるのが軍艦島(昭和49年に無人島になった)

・フェイスガード=MLB被れのファッションアイテムという見解を払拭する
→ツイッターではこういう意見言う人見かけなかったけど(ツイッターやってない世代の人たちがルールを決めたり変えたりしてるから)でもC京田選手が使い始めたことについて「スラッガータイプじゃないのにpgr」みたいなのは全然いたわ。フェイスガードはスラッガー以外も使うし安全対策なんだから誰が使ったっておかしくないよ。

・世論を動かす
→ファンが騒いでも何も起きないでしょう。もう「世の中み~~~~んなこう言ってるから! 対応しないって変!」ってノリをワイドショーからネットニュースまでがやってくれなきゃ変わらないんじゃないですか。

現在、学生を含むアマチュア野球でC-FLAPの装着は”ヘルメットの改造”と見なされて許可されていない。夏の甲子園にも、150キロ超えの豪速球を披露する球児たちが現れることだろう。そんな晴れ舞台で、もし顔面死球などの悲劇が起きてしまったら――どんなことが起きるか、想像してみてほしい。

記事の締めに書いた不吉な一文があるんですが、こんな事件でも起きて尊い”生贄”が生まれない限り、変わってくれないんでしょう。そんなもの見たくないし、そもそももう散々事故は起きてるんですよ。須田さんからのリプにもありました。

いやほんと、規則is何。フェイスガードを装着することを「改造行為」として禁止するお触書を出してくるあたりすごいですよね。

これ以上悲しい事故が起きないことを祈ると共に、フェイスガードについての正しい認識が広まることを願ってやみません。どうかアマチュア球界への使用が許可されますように。

※こちらの内容は掲載媒体とは無関係の私見100%の投稿です

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とじまるみ

野球情報サイトの編集兼ライターを経て、現在はフリーライター。趣味はスポーツ観戦、楽器演奏、カメラ。SSI認定利酒師でもあります。 #球場写真部 という野球場で写真を撮るのが好きな人達の交流イベントの主宰をしています。
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