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年が明けた、これは少しだけ昔の話になるけど。ある人が私に言った。「君が一生懸命に考えて出した答え、俺はそれがどんな選択でも正しいと思う。」そのある人はひたすら教えてくれた''人の温かさ'' について。 鮮明に覚えている記憶を 毎年のように思い出す。どうしようもないくらい好きだった彼に かれこれ6年間 「謹賀新年」メール送る。返信?? そんなもの来ない。でも確かに届いてるはずのそのメールに、あらゆる想いを馳せる。 これは大袈裟な話だけど。無宗教の私にとって、彼はある種の 神

    • 海老フライ

      海老フライ食べてたら思い出した過去がある。その日のことを思い出し、ちょっとニヤニヤした。別にどうってことない過去なのに 何故か私の中では細やかな美しい思い出になっている。 京都から引っ越す最後の思い出に、とかなんとか 適当な理由つけてデートした。お互い大好きな恋人がいる という事実は差し置いて、それとはまた別の好きという感情 どうしても食べたかった名店の洋食屋に行き 一番に頼んだのがお互い海老フライだったのも ほんのすこしだけ 相性の良さを感じてた。海老フライが猛

      • 友人よずっと側にいてくれよ

        乗り遅れたなあ と思うことがある。私欲を無視して世波には逆らわず あのまま真っ直ぐに生活しておけばなあ、と。 非現実味に溢れた話は 単なる夢物語にしておけばなあ、と。 そうしていたらば 、多少しんどいながらも 同じような誰かと愚痴を吐いて笑って 合点がいく時間を過ごしてたんじゃないかなあ、と。 なんの疑いもなく、週末はニヤニヤしてる良い感じの日々を過ごしていたんじゃないかなあ、と。 そんな風にセンチメンタルな夜が続く。まだ多少続く。もしかすると、これからも続く。ずっと付き纏

        • pms

          生理周期が乱れに乱れた挙句、久しぶりに最低レベルのpmsが発動された。この1週間が ただただしんどくて 堪らなかった。「そろそろ生理だ…」と心に留めながら うまく付き合わなきゃ、と思うのは束の間 人生で一度も 時たま訪れる最低のpmsに 勝ち抜いた記憶は無い。 仲のいい後輩の連絡や 大好きな人たちからのメッセージもガンガン無視した。無視せずには居られないほど 邪推と悪態に満ちた考えが止まらなかった。どうして女に生まれたのか? というか、なぜ女性という身体はこうも理不尽なの

          温かい言葉だけを放つ

          すげー不思議なんだけどさ、勝手に嬉しい気持ちになったりするんだよ。温かい言葉を使って会話する人と話していると、どうしようもないくらい心が緩んでいく。嬉しいなあ、こんな夜があってもいいじゃないかと、思う。というかずっと続けばいいと願う。素敵な夜だな、と思う。 昨夜はものすごく色んなことを後悔しそうになっちゃって。もっとこうすればよかった ぁあすれば良かった と思えば思うほど 眠れなくなるデフレに吸い込まれていたのに、今宵はこんなに素敵な夜なのだもの。 日々変わっていく、いい

          温かい言葉だけを放つ

          呪っちまいそうだ

          あー、辛い。すごく悲しくて辛い事があって 悶えることしか出来ないことを恨む。話しを聞いてくれて うんうん と頷いて ほんの一言二言 と教えてくれる大切な先輩はもういない。 幸福を共感できる相手よりも、不幸を共有できる相手のほうが実はずっと自分を救ってくれるのである。 心は一切笑ってないのに 顔だけは笑顔を取り繕う。しょうもない日 好きだったものが危うく大嫌いなものに成り下がりそうで怖くなる。 結局 子供なんて大人のマリオネットでしかないのだと落胆する。イライラして堪ら

          呪っちまいそうだ

          辛いぜ

          ひょんなことから偶然仲良くなった同い年の後輩から「もう無理です、助けてください」というラインが飛んできた。 30人いる新入りがひとりずつ抱負を含めた挨拶をする。大学生あるあるの延長として、大抵 男女みんな品定めするのだが、私の中でずば抜けてタイプだった。そんな彼の教育担当として まさかのバディペア になり ラッキーと親友にガッツポーズした記憶がある。 そこから2年半以上ほとんど毎日ラインをしてる。もうとっくに1年を通した業務活動は終えているくせに やたらお互いラインを送る

          辛いぜ

          携帯が壊れて思い出したこと

          携帯が壊れた。 不本意な壊れ方をした。あぁ全くついてなぁ。ついでに、定期券も失って二重に定期券を買うハメになった。あぁ。 ここ数日アンラッキーばかりを過ごしてしまった。今朝、起きた瞬間に「あーーーーー もうっっっ!!!!!」という言葉につられて いらいらが爆発しかけた。 こうなると原因はひとつ「余裕がない」 今月を振り返れば、単に時間的余裕が一切無いことに気付く。それから、あるまじき携帯の故障によりお金を奪われた。時間の余裕とお金の余裕は完全に比例している。あやうく、だれ

          携帯が壊れて思い出したこと

          大切な友人からの教え

          2020.8.4 認めてほしいとか、認めて欲しいとか、認めてほちいでちゅ。 みたいな、 そういう感情のせいで卑屈になる人生。 たぶんみんなそうなんだけど、私も漏れなくそうなんだけど だからって他人を罵倒してしまう選択は間違ってるなあ と感じ夏休み初頭、温もりのない人との関わりは ただ適当に流れるように、 見逃してあげる心の豊かさを得ることが必要なのだろう。 私は私だ! と胸張って 抜け目なく努力して、選択していくと、きっとそんな必要も、他人の選択に口出すなんて そんな隙

          大切な友人からの教え

          8月

          猛烈に長い文章を打ち込み、別の記録に残した。 ちょっとだけ大切な月の始まりなのに、そんな風にしていたせいで、 短針と長針が重なるのを見逃した。気づけば 8月になった。まだそう暑くない8月の始まり。 大切な人たちが、ぐっと幸せを掴む。最高のスタートだと思う。彼らと同じくらい嬉しい。あらゆる嫉妬は淘汰され 嬉しさが溢れる。大切な人の 幸せな未来に乾杯、幸あれ。 うつつを抜かしていたら、危うく大切なことを忘れるとこだった。 残り2ヶ月、五臓六腑で幸せな時間を噛み締める。感

          長男

          『長男31日に帰ってくるって言ってたよ〜! 父さんの誕生日、祝うからってさ〜!』 けらけら笑いながらニタニタした笑顔で母は言う 「(長男は)お父さんのこと好きだもんね〜、1番目は次男のことで、次にお父さんで、やっぱあんたは3番目だね〜」 『多分ママが3番目で、私は4番目ね』 「思い届かずだね〜」 ってまたニンマリした笑顔を向けて母は二階へ逃げた。 私が長男のこと大好きなのを逆手に、茶化してくるわけだ。 今までずっとひた隠しにしていた、長男への絶大な信頼と尊敬を母親に

          再会

          お互いの腹を探るように会話する。 あくまで慎重に、ばれないよう、探りながら 女子の友情っていうのは、ほんの少しだけ面倒だ。ただ それが嫌なら女子を辞めなきゃならないレベル、絶対的に付き纏うものなのだと思う。 四六時中一生にいて、1週間シングルベッドで添い寝したのが遠い昔のように感じた。 脳内メーカーで脳味噌根こそぎ見さしてもらったら、きっとこの人は「金金金…」ってなってるんだろうなあ と考えてしまった。知性こそ十二分に備えている反面 お金に翻弄されたことに全く気付いてい

          ブスかわいい

          女の子が私に渡してきたメモを奪う少年 「ブスってよく意味が分からないから、落書きしちゃったわ」という一言を添えて渡してきた。 近頃 夏の行事を目前にして 事件勃発の連続。子供の悪口や嫌がらせ 妬みや嫉みの渦に呑まれそうになり、気持ちはどっとマイナスになっていた。7月病なのか? と思うような気の落ち込みように、ここしばらく嫌気が差していたことを情けないと思った。 この子は相当モテるだろう、指導員全員が口を揃えて言う、「彼はモテるよね〜」と。たしかに彼は優しさと笑顔に溢れてい

          ブスかわいい

          手紙

          人様を想いながら 携帯のメモに何日も掛けて文面を構成し、いざ慎重に清書する。こうして手紙を書き、 丁寧に封をしよう試みて… 私は捨てた。 あまりに文面が虚偽の塊に見えてきて、捨てた。 しばらく手紙を書いていない私は、書き方が分からなくなった。せっかく何日も掛けたメモは、ただそこに残る。惜しくも、役目、終わり。 聖域レベルに文を考えるのは年に1、2回程度な気がする。普段の適当な文、5〜20分程度 その場の記憶を辿りつつも 勢い余って煩雑になる。日記なんてそれくらい乱文でいい

          失ったものの代償の大きさを今になって痛感する。全身の神経という神経、細胞という細胞が、涙で溺れてしまいそうや。 何言うてるんや? 悲しいんや。 旧友が地元を出て行ったのを、知らなかった。 修復不可能にしたのは私だったのだろうか?果たして、容疑者 わたし はどうするべきだったのか。 あの日に戻れるなら…と何度も考えた。自分の正義感だけを振りかざしてしまった。正しいと思うことを全力で伝えてしまった。ぁあ、たったの1度も喧嘩なんてしたことなかったのに、暗黙の契りを私が破ったん

          酔っ払った翌朝

          酔っ払って帰宅、先早くシャワーを浴びる、扇風機さえ騒音に聞こえる。暑さを我慢して静けさを取る。アイフォーンのライトだけを頼りにインスタンスの味噌汁を胃に流し込む。 アルコールへの耐性力がほぼ皆無に等しい私は、3杯飲んだだけで気持ちがいい。洗い物も置きっぱなしにそのまま暗闇の中、目を瞑る。 ぁあ、今日はこんな予定ではなかったのに想定外だ。すぐに帰ってきて軽く勉強するつもりだったんだけどなあ、明日出来るかなあ、したいなあ、ああそういえば 昔テスト勉強から目を逸らし、こうしてお酒

          酔っ払った翌朝