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開運仕事術2:過去と現在の気になることを一旦横に置くの術

こんにちは、山本タケルです♪

今日は、「いま」に意識を合わせることが、いかに仕事において成果を出すことにつながるのかをお伝えしていこうと思います。

というか、「いま」に生きることができれば、仕事は仕事でなくなり、遊びになり、仕事と遊びの境界がなくなっていきます。

日本の教育者で、作家でもある津田梅子(つだ うめこ)は、教育理念や生き方に対する考え方として次の言葉を遺しています。

遊ぶように仕事をし、仕事をするように遊ぶ

1871(明治4)年、明治政府は欧米に総勢107名の岩倉使節団を派遣しました。その時、わずか6歳で、日本初の女子留学生のひとりとして、最年少でアメリカに留学したのが津田梅子はでした。

日本国内における女性の地位を向上させることに人生を燃やした津田梅子の言葉と考えると、とても感慨深いです。

はじめに

はじめにお伝えしたこと。それは、僕たち日本人(もしくは現代人)が幸せを感じない原因のひとつは、過去と未来という時間軸を手に入れてしまったからではないか、と思っているんです。

日々流れる時間の中で、僕たちは過去や未来への思いにとらわれ、現在の瞬間瞬間を見逃しがちです。

「よし!〇〇を始めよう!」と思い立った時に、幼少期のトラウマが原因で一歩踏み出せないという経験はないでしょうか。もしくは、怒られたり叱られたりした記憶が忘れられず、ずっと辛い思いをしている。もしくは、まだ起こっていない将来のことを憂いて、衝動的に始めた投資が、実は詐欺でお金を持って行かれてしまった、など。

僕たちは、過去と現在に思いを馳せてばかりで、「いま」この瞬間に生きていません。そして、「いま」に意識がないばかりに、恐れや不安に人生の大事な時間を割いてばかりいるかもしれません。

この記事では、「開運仕事術」に焦点を当て、過去と現在に散漫になっている意識を「いま」この瞬間に取り戻し、中今力を発揮して幸福感と成果を手に入れる方法について考えていきたいと思います。。

時間軸の罠

すでにお伝えしましたが、僕たち人類は「時間軸」という概念を手に入れたことで、未来への不安や過去の出来事に意識が引っ張られがちです。

過去の過ちや未来の不確実性にとらわれ、目の前の瞬間を見逃すことで、幸福感が損なわれることがあります。

仕事のプレッシャーや日常生活のストレスがこれに拍車をかけ、人は自らを縛り付けてしまうのです。

今この瞬間に意識を合わせる

東京大学の名誉教授である矢作直樹さんが提唱する「中今力」という考え方をご存知でしょうか?

中今とは、縄文人が当たり前に持っていたとされる概念であり、今この瞬間に意識がある状態を指します。

そして、中今の状態で力を出すことを「中今力」と呼んでいます。

中今力は、今この瞬間に意識を合わせ、集中する力を指します。この力を発揮することで、過去の過ちや未来の不安から解放され、目の前の課題に全力で取り組むことができます。

中今力は、幸福感や仕事の成果を向上させる鍵となり得ます。

仏教との共通点

仏教を説いた、釈迦(しゃか)の教えでも、同じように「今この瞬間」に意識を合わせることが幸福度や成果につながると説かれています。

過去の執着や未来に対する欲望から自らを解放し、ただ今の瞬間に生きることで、内面の安定と穏やかな気持ちを得ることができるという教えです。

仏教では「手放す」という意識的な行為をおこなうことで、「いま」に意識を合わせるように提唱しています。

この考え方は、仕事においても有効なのです。

風雲舎出版『釈迦の教えは「感謝」だった』小林正観 著

仏教や釈迦の教えを、分かりやすく解説してくれている本が小林正観さんの『釈迦の教えは「感謝」だった』です。正観さんが実際に会われた人たちとのエピソードが豊富に紹介されています。だから、とっても具体的で感覚的にも釈迦の教えを捉えやすいです♪

開運仕事術の実践方法!3つのおすすめ

では、一体どうすれば、過去や未来に思いが飛んでしまう自分を、「いま」この瞬間にいさせることができるのでしょうか?

ここからは、僕自身が実際に行なってきた方法の中から、おすすめの実践方法を3つお伝えしていきます。

  1. マインドフルネス瞑想

  2. 感情・気分・本当は言いたい想いを紙に書き出す

  3. めちゃくちゃ小さいレベルのスモールゴールを設定する

1.マインドフルネス瞑想

過去や未来の思いにとらわれないようにするには、マインドフルネス瞑想が有効です。

深呼吸をしながら、五感を活かして現在の瞬間に意識を集中させましょう。これにより、心がリラックスし、仕事に集中する力が高まります。

2.感情・気分・本当は言いたい想いを紙に書き出す

今の感情や気分、本当は声に出して言いたい想いを紙に書き出すのも是非やってみてください!

紙に書き出す方法は、「エクスプレッシブ・ライティング」と呼ばれる手法で、もともとはうつ症状のある方が考え方をポジティブにしやすくなるように考えられたものです。

エクスプレッシブ・ライティングのやり方

  1. タイマーで5分測る

  2. あたまに浮かんでくる感情・気持ちなどを紙に書き出す

  3. ビリビリに破いてゴミ箱に捨てる、もしくは燃やす

やり方はとてもシンプルです。タイマーで5分間を設定して、今あたまの中に浮かんでくるモヤモヤしていることや辛いことを、ただただ書き出していきます。

書き出す時は、「こんなこと書いていいのかな?」とか「こんなこと思うなんて自分めちゃ嫌なやつじゃん」とか色々浮かんでくると思います。が、それすらも書き出していってください。

そして、最後に書き出した紙をビリビリに破いてゴミ箱に捨てる。もしくは、燃やしてしまう。

これだけで完了です。

短期記憶に保存された情報を目に見える形で実際に捨てる⭕️

エクスプレッシブ・ライティングをすることで得られることは、短期記憶を掃除できて、あたまの容量が劇的に空く(増える)ことです!

スマホに例えるなら、要らないアプリや画像データを捨てることで、スマホの保存スペースや処理容量が大幅に改善されて、動きが良くなるみたいなイメージです。

人間の脳内でも、スマホと似たような状態が「短期記憶」という部分で起こります。これをリフレッシュする作業がエクスプレッシブ・ライティングです。

だから、やってみると思っている以上にあたまがスッキリするはずです♪

誰かに見せる必要はないので、ご自身が想いの丈を描き出せる環境で取り組んでみてくださいね。

3.めちゃくちゃ小さいレベルのスモールゴールを設定する

夢ややりたいコトがあるならば、とにかく小さなスモールゴールまで落とし込んでください。

具体的には、今日やることです。それ以外は、全てを横に置きます。

いいですか!今日やること以外は、全て一旦横に置いて、忘れて、目の前のことだけに取り組みます!!

とはいえ、これが簡単にはできないわけです。が、すでにお伝えしたマインドフルネス瞑想を続けることで、目の前にことだけに集中できる中今力を養うことができるようになっていきます。

目の前にことに集中するように意識し、行動し続けることで、さまざまな学びを得られます。そして、未来に対する不安、過去への執着を薄れさせます。

これにより、過去と未来の思いから解放され、現在の喜びに焦点を当てていくことができるようになっていきます。

まとめ

過去と現在にとらわれず、中今力を発揮することで、仕事においても幸福感と成果を手に入れることができます。

時間軸の罠から解放され、今この瞬間に全力で生きることで、仏教の教えとも通じる開運の道が広がります。

是非、日常の中でこれらの実践方法を取り入れ、中今力を磨き上げ、仕事と生活の質を向上させてみてください。

最後まで読んでくださり、感謝申し上げます🙏ありがとうございます。

山本タケルでした!!

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