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シドニーでの正しい週末の過ごし方

こんにちは、tkです。
先週くらいからシドニーも一気に秋めいてきて、つい最近までタンクトップを着ていたのに今はヒートテックとスウェットにすがりつく毎日です。

ここで、最近しみじみと感じるのが、週末にシドニーを散歩するといつもハッピーな気分になれるということ。

何故かって?

とにかく「その瞬間」を大切にして人生を楽しみながら生きている人々の姿が目に入ってくるからです。

ということで、オーストラリアの人たちがどのような価値観とともに生きているか紐解くために、1日のスケジュールを通してシドニーでの理想的な週末を見てみましょう。

私自身の観察による、独断と偏見の詰まったスケジュールです笑。


6:00 起床 → 海に朝日を見に行く

週末に6時に起床なんてどういうこと?って感じですが、オーストラリアの人はとにかく朝が早い。その理由の一つが、朝早くから海に行って朝日を見るのが好きな人が多いからだそうです。

生まれた時から海が身近にある彼らにとって、海に行くことは当たり前。
雄大な自然の存在を近くに感じながら毎日を生きることで、小さな悩みだったり不安があっても、それに捉われることなく元気に過ごすことができるのかもしれません。

ただ、その朝型生活の影響もあってか、こっちのお店は基本17時に閉まり、飲食店でも大体21時には閉まります。あまり外で長居することは出来ないので私も自然と健康的な生活を送ることが出来ているのはありがたいですが、たまに夜ご飯の場所を見つけることに苦労します笑。

それでも、ワーク・ライフバランスという観点から見るとこの上なく環境が整っていて、働きやすいだろうなと思います。

8:00 海で泳ぐ、ランニングに行く

オーストラリアの人はアクティブ族。海に行ったらとりあえず泳ぐし、サーフィンやスノーケリングなど色々なアクティビティを楽しんでいます。

この前、シドニーで有名なビーチの一つの Shelly Beach に行ってきたんですが、朝早くから家族でスノーケリングをしている人たちが多くて、とてもほっこりしました。

海の水も本当に綺麗で、沖にはヨットが何艘も並んでいて、ここは Mamma Mia の世界か…!と感動しまくってました笑。

伝わりますか??この絵葉書のような光景

あと、今シドニーで流行っているのがランニングクラブ。朝早くにグループで集合して終着点のカフェを目指しながら海沿いなどを走り、終わったらご褒美として焼き菓子やコーヒーを堪能しておしゃべりするというのがお決まりの流れ。

人との純粋なコミュニケーションを求めている人が多いのか、このような共通の趣味を通して集まるコミュニティーはシドニー中にいくつもあって、何かしらのイベントに積極的に参加している人が多いイメージです。

ランニングクラブでいえばかなり大人数のところもあるので、朝早くから小さなカフェの前に150人ぐらいの人だかりが出来ていることもよく見かける光景です。お店としてはさぞかし嬉しい悲鳴をあげていることでしょう。

11:00 家族とブランチ

シドニーの休日で最も印象的だったのが、昼頃に街を歩いているとどのレストランでも家族で食事をしている人、しかも2世代や3世代で集まっている人が多いことです。もちろん、友達同士でワイワイご飯を食べてる人もいるんですが、それよりも家族で集まっている人が多い印象を受けます。

日本では、休日のランチといえば同年代の友達(年齢層関係なく)が集まっておしゃべりしているイメージがあるため、最初は見ていてすごく新鮮でした。

こちらの人はおしゃれなサングラスをかけてワイン片手にすごく楽しそうに家族とおしゃべりをしていて、毎週末こんな充実した時間を過ごしているなんて羨ましいと思っちゃったりします。

「週末だからこそ友達と遊ぶ」というより、「週末だからこそ家族全員で集まる時間を大切にする」という価値観が素敵だなあ…と感じます。

私も早く日本で家族とご飯に行きたいです!

14:00 マーケットに行く、カフェ巡り、ショッピング…

週末の代表的なアクティビティの一つといえばフリーマーケット!大体のマーケットは土曜日にしか開催されていないのですが、どのマーケットに行っても必ずと言っていいほど毎回さまざまなお宝に出会うことが出来ます。

私が特に好きでもう3回も行っているのが Glebe Market。ある小学校の校庭を使って開催されているマーケットなんですが、服だけでなくカメラや雑貨、食べ物も種類豊富に売っていて、毎回訪れるたびにキュンキュンします。

しかも Glebe はおしゃれなカフェやこじんまりとした本屋さんなどがいくつも並んでいるので、休日のお散歩コースとして最高なエリアです。

Glebe Market で売っているフィルムカメラ

他にも、カフェ巡りやショッピングなどは定番の休日アクティビティです。

ただ、娯楽の種類でいえばやっぱり日本の方が圧倒的。チームラボみたいな施設はないし、遊園地も有名なものは1個か2個くらいしかないので、刺激的な体験は少なめな方です笑。
たまに退屈になる時もあるけど、その分時間の余白と向き合う機会が増えるので、「人生で大切にしたい時間は何か」とじっくり考えるにはちょうどいい環境かもしれません。

18:00 友達や恋人とディナー

これまた勝手な偏見ですが、夜の方が友達と遊びに出掛けている人が多いのかなーという印象。やっぱり昼は家族と過ごすからこそ、夜は友達と集まって気兼ねなく盛り上がるというのが主流なのかもしれません。あと、夜はカップル率も高めです。

Totti's という人気なイタリアンレストランでこの量を一人で爆食いしました笑

また、お酒が大好きなオーストラリア人。平日も昼間からビールを飲むサラリーマンがいたり、スーパーの隣には大体酒屋があったりということで、もちろんご飯のときもお酒が欠かせません。お酒を飲んでいるから陽気なのか、陽気だからお酒を飲んでいるのか…真相は分からないままです。

街中にあるパブやバーからは賑やかな音楽と笑い声が絶えず流れてきて、シドニーはとにかく人生の「今」という時間を存分に楽しんでいる人で溢れる素敵な街です。

23:30 就寝

これは全く根拠のない予想ですが、このスケジュールで動いている人たちは少なくとも日付を超える前には寝てる人がほとんどだと思います笑。

もちろん、この朝型生活とは真逆で、夜遅くまでクラブに行って、朝は遅く起きるという人もたくさんいると思いますが、特にシドニーはメルボルンとかと比べてもクラブ文化がそこまで盛んではないので、やはり規則正しい、健康的な生活を送っている人が多いのかなという印象です。


日本とはまた違った街の雰囲気を味わうことができるので、毎週末は外に出かけるのがすごく楽しみです。まだまだシドニーでの遊び方は心得ていないので、もっと経験値をあげて積極的に色々なことに参加してみたいです!

ちなみに、大学の課題が忙しくて2週間ぶりに note を書いたんですが、久しぶりだからか、なぜか文章を紡ぎ合わせるのがすごく難しかったです笑。
やっぱりもっと日本語の文章に日常的に触れなければ…と思いました。

と言ってもその反面、英語の滑らかさはどんどん向上してきた気がするので、バランスを見つけるのが大事ですね。

Mid-term期間が終わって一山越えたので、またガンガン書いていきたいと思います!

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