エーステに行った話。

MANKAI STAGE A3! 


予習のため始めたアプリがうっかり大好きになってしまった作品という事で初日の1ヶ月前くらいからワキワキが止まらず笑
原作の舞台化は、生身で演じるからこその新しい魅力発見だったり、原作が好きな人なら原作を読んでた(見てた)時の感動が肌で感じられる所が良いところだと思うんですけど、エーステはプラス私たちが拍手を送る事で物語が完成して感動が生まれるようになる、舞台の話を舞台で表現するからこそ出来る演出に鳥肌がたった!舞台を好きな人が作ってるんだろうなという事がアプリから溢れ出てきていたし、舞台版も原作を大事に作っている事が物凄く感じられたし、原作を大事にする=舞台を大切にするという、相乗効果が伝わってきて幸せいっぱいになった。
そして1番驚いたのが監督は私たちで、私たちが当事者だからストーリーなんてものはなくて、今この場で登場人物たちが仲間と出会って躓いて悩んで初日の幕が開く時、満開に輝く姿を見せてくれて…そこに生きてるんですよね。そしてそれを見守る監督(自分)がいて完成する舞台。物語よりもドキュメンタリー見てる感覚に近いのかな?こんな舞台の作り方もあるんだって印象が強かった。
あと原作もだけど、やっぱり最初にクライマックスを持ってくる演出良いよね。観客の心を掴むには1番良い演出だと思う。

春組

なんだろうまだそこまで経験が多くない役者さんが過半数を締めてるだけあって春組の未経験から初日を迎えて輝くって所に説得力を高めてるというか、みんなで仲良く高め合っていこうっていう気持ちがキャストからも感じ取れて弱点が魅力に変わってた。緩い!可愛い!周辺にお花が舞ってる!可愛い〜。


足長!!!って1公演につき5回くらい衝撃を受けた。スタイルがマネキン。春組では一番好きだったかも。自然体な演技で綴の普通っぽさが良く出てた(褒めてます)。とにかく普通!行動が一々こういう大学生いるよね!って言いたくなる。布団の畳み方が引くくらい汚いところが大家族で育ったお兄ちゃんって感じがして好きだった。
あと、咲夜に「真澄くんを嫌いにならないであげてください。」って言われた時に口モニョモニョするの良い。前川くんのお芝居好きだったなぁほんと自然体な感じ。

顔が良い!!!!!以上!
(他にも色々あるけど、これが一番伝わる気がする)
凱旋でソロの歌い方が変わってて最高だった。
真澄
熱い視線をずっと感じる、、笑
劇場では私がカントクなんだって思えるのはほぼ真澄のおかげなんじゃないかな笑
さらっと何でもできて、歌も上手くて文句なしの真澄くんでした!
凱旋では真澄の心の揺らぎが見えてさらに良くなってたなぁ。
シトロン
原作の10倍くらい濃い笑
ほわほわの春組に良いスパイスでした。しかしシトロンもホワホワ系。
劇中劇の台詞も心地良いくらいの片言で話すのかなり上手いなーと思いました。
ほぼ春組の良し悪しを決めるのはシトロンのテンポ次第って感じでストーリテラーの役割をしてた気がする。(凱旋からはかなり変化してて、各々がポジション掴んだ感じがした)
咲夜
可愛いんだ、これがまた。おばちゃんは飴ちゃんをあげたくなるよ。動きとかが咲夜っぽいかって言われるとそうでもないような気がするんだけど、何事も一生懸命で全力なところが本当に咲夜で愛しい。
こういう咲夜を求めてた。

夏組

上手い!アドリブ挟むところがないくらいテンポが早いのに、これでもかってくらい挟んでくるからワクワクする!アドリブっていうより毎回台詞の言い方が違うから相手の返す言葉も変わってくるって感じかな?あと、三角、一成、天馬の演技の緩急が凄くてあの夏組のハチャメチャだけどみんな背負う傷があって、仲間思いで優しいところが良く出てた。最高でした。そして、椋くんに心をときめかせて帰ってきたわけですけど、椋くんは逆に劇中劇と普段のギャップにやられました。そうだった!この子運動部なんだった!

天馬
目で伝える演技がかっこよかった。天馬まじ天馬最高。ゲネで失敗してメンバーに謝るシーンが毎回違っていて叫ぶ時と、消えそうな声で謝る時があって何度行っても泣いた。個人的に泣きながら謝る時の方が、天馬の弱さを見た感じがして好きだった。あと千秋楽の円陣のシーン飛ばないように一成の手握っててくれてありがとね笑
一成
開花の服着てきて出てきた瞬間に、赤澤燈のスタイルの良さが世界にバレてしまう!!!って思った。現に帰り道、一成の足が細長い話してる人めっちゃいた。赤澤さんの笑顔は悲しい笑顔とか嬉しい笑顔とか…20種類くらいあると思うんだけど、それが幾分なく発揮されてた。配役決めた人に花丸送りたい。台詞のない時の演技が細かい。夏組の中では一成がお兄ちゃんで、でもまだ未成年だから皆んなが見てない所で不安な顔をしちゃうし、天馬が帰ってきたら1番に寄っていく優しくて繊細な子なんですよね。そしてその演技が、あのシーンに繋がるんですよね。最高。凱旋でずっと手放さなかったスマホを放り投げて天馬の手を取るシーンめっちゃ良かった。赤澤さんのお芝居はいつもちゃんとそのキャラクターが今の年齢まで経験を重ねて生きてきた事が自然と伝わってくるので大好きです、、あと、最近赤澤さんの熱量が凄すぎて若干浮いてしまう事があるので、ちょっとした不安があったんだけど全く気にならなかった!テンポが良く派手な演出と、個性だらけの俳優さんたちのおかげです。なにより本田三角との相性が良くて驚いた。以前から本田くんも私好みの濃い演技するなとは思っていたけど、ここまで相性が良いとは思いませんでした。
三角
夏組みんなでお芝居が出来なくなるかもって言われた瞬間にさんかくをぎゅっと握りしめる三角がいて、椋と幸に寄り添いながら、大切な初めてのお友達が泣いてないか何度も確認して目が会うたびに笑いかける三角に泣けた。あと、あんなにアクロバット披露しながらなのに歌が全くブレないのは何で!?どんな体幹してるの??

京都公演の時は、正直んーー、もうちょっと頑張れ!って思ってたけど、凱旋で人が変わったのかと思うくらいまんま幸になってて驚いた。可愛いものが好きな芯の強い男の子がそこにいた。最高でした。

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