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理由の割合

勝ち続ける意志力 / 梅原大吾

知識を蓄え、技術を磨き、経験を積めばプレイヤーとしての完成度はアップする。だけど、結果ばかりを追い求める歪んだ精神に操られたゲームは見ていてつまらないし、対戦相手や見る者を圧倒することができない。人の心を動かすのは、やはり本能に従った純粋なファイトだと思う。いまの僕は、そんなプレイを追求している。

前まで写真で何を伝えたいか理由を求めてた。

理由を加えることで写真に説得力が増すから。

写真を展示するときは
なんでその写真を展示したのかという理由を
写真のとなりに張り出していた。

でも見た人からは
〜でやる必要はないんじゃない?
と言われた。

それはその人の意見。

混じりっけのない目でみれば
その意見もたしかにあっている。

じぶんがこう思うから
こういう写真を撮った。
でも思っても見ない角度からの意見が湧き出た。

完璧な正解の意見なんてない。

どこかしらに欠点はある。

それはそれ。

論破することが正義じゃない。

じぶんはこう考えた。
それでいい。

でも理由ばかりにこだわって写真を撮っていても
いつかは行き詰まる。

写真は楽しいものという大前提を忘れてしまう。

だから理由なんて考えてない
ただかっこいいと思ってシャッターボタンを押してる
ライブ写真を撮り続けていられるのかもしれない。

好き勝手が一番最強。

コーラの宣伝で

no reason cocacola

ってあった。

前は理由がないなんて嘘だ。

なんて考えてたけど、
それを受け止められるようになった。

#エッセイ #本 #梅原大吾

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