来週の注目イベント

1/29~30…FOMC
政策金利であるFFレートの誘導目標水準を現行の2.25%〜2.50%に据え置く見通し。
今回もFOMC後に行われるパウエル議長の会見に注目。
米中貿易摩擦の影響や、米政府機関の一部閉鎖問題が世界的な景気減速観測と相まって、年明け以降に金融市場の不安定化を招いた点を踏まえ、FRBは春先にかけて政策金利の据え置きを続けるだろう。

1/31…ユーロ18年10−12月期GDP
市場予想は前期比+0.3%と、7−9月期の0.2%を上回る見通し。
前年比は+1.3%と前期+1.6%を下回る見通し。
18年通年は前年比+1.9%と17年の2.4%から伸び鈍化が見込まれている。
今年に入り、ドラギECB総裁は足元のユーロ圏経済について予想よりも弱いと述べている。
また、EU離脱の行方など、不透明感の強まりや経済の下振れリスクから、ECBが今夏まで据え置くとしている
政策金利の変更(利上げ)時期についても後ずれするとの見通しが広がりつつある。

2/1…米国19年1月雇用統計
1月の非農業部門雇用者数の市場予想は前月比+16.5万人と、18年12月から鈍化(+31.2万人)するも、総じて堅調な内容が見込まれる。
ただ、政府機関の一部閉鎖に伴い、一時帰休している政府職員が失業者とみなされる可能性もある点に注意。

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