もちろん最初から最後まで最高だったことは間違いない。その中でも、アンコールの文脈が本当に良かった。without Uで始まって、一人では決して撮れない記念写真を撮って、あとから見たらそこにはしっかりとAZKiがいた。その写真を届けるかのように、時間を遡ってAZKi自身にエールを伝えるフロンティアローカスと、ここまでの想いを綴った手紙、そして。

『キミに出会う為に生きていくんだ』

　ライブ当日は「幻視だったかもしれない。」なんて思った。Creating worldのこの瞬間、彼女は開拓者達を指差して歌っていた。この前のフロンティアローカスで衣装チェンジもあったせいか、文脈的にまるで過去のAZKiが重なって、ここまで来るからね！って言ってるかのような姿だった。本当にここまで来ている姿とそんな姿がなんで重なって見えたのかなんてわからないけど、彼女は本当にここまで来たのだ。ライブの最後にこんな光景を見れた最高のライブだった。

Photo by ayo kajino https://twitter.com/ayokajino