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凡人が#dearMoonを考える。

先日世界を驚かせたビッグプロジェクト。

日本規模ではなく、世界規模。さらに上の宇宙規模での話。

#dearMoonプロジェクト

ドメインはこうして使うのかというまさに芸術を感じた、dearmoon.earth

美しいですね。

発表以前からZOZOの前澤さんが月に行くんじゃないかと噂されていましたが、その予想通り行くことを発表したものの、そのさらに上。

6〜8人のアーティストを月に連れて行く。

なんだそれ。

規模がでかすぎるぞ。と凡人は思うわけです。

金額全部で700億円だと予想されていますが、なんだそれ。

サラリーマンの生涯賃金2億とかだぞ。

350人分をまとめてようやく月に行くわけですか。

「凡人にはその感覚わかんねぇよ。」

そう思った人がほとんどじゃないでしょうか。

もう一つ、いろんな分野でアーティストを目指すみなさんは、

「なんとかおれも、わたしも、月に行きたいぜ!」そういう気持ちになったと思います。

もちろん何の創作性も兼ね備えていないぼくは、なんだそれって感じでした。



ぼくがよく聞くvoicyのパーソナリティでもあり、ライターでもある塩谷舞さん(しおたん)も興奮冷めやらぬまま、文章でも声でも届けてくれました。

彼女の旦那さんは、音を操るクリエイターさん。

その視点からの声も本当におもしろくて、印象的な言葉として、「今が絶望というわけではないけど、生きる理由をもらった。」という発言まで飛び出しています。

2023年に出発し、創作物の完成はその後数年間。

自分が行けなくても、この創作物を見るまで死ねるか。という話。

もちろん、自信も行きたいという感情はめちゃくちゃあるらしいですが。

一方塩谷舞さんは、「ロケット内での個性のぶつかり合いの人間模様がみたい」という発言。

塩谷さん自身もぼくからするとクリエイターだと思いますけど、全く異なる視点があるわけです。

この2つの視点はすごく興味深いですよね。



じゃあぼくのような更なる凡人はどう思うか。

まあいろんな記事がすでに出まくってますが、「剛力は月に行くのか。」「700億の内訳は。」「前澤さんの資産は。」などなど。

どうでもいい話をしています。

ぼくは全くその辺は興味ないんですけど。

一番ひっかかった場所。

「小さい頃から月を見るだけで想像力が満たされた」

という前澤さんの発言。


え?


なになに?



月って想像力を満たすものなの??



うさぎがいるかどうか話じゃないの?


朧月がかっこいいとか、三日月が切ないとかそういう話??



そう。

ここで凡人と非凡人の違いが露見したわけです。


なるほど。

アーティストってこういうことか。

1ミリもねぇわ。

現実味がないんですよね。

「なんとなくすげぇ。やべぇ。」と、語彙力をすべて奪われるわけです。



もう一つ。

後段は関係ないとして、

「ちまちま1万フォロワーを集める方法!ドヤ!」

という人たちをすっ飛ばす、人としてのブランディングの壮大さ。


「フォロワー獲得する方法??月行けばよくね??」

こういうことです。

なんか本当にフォロワー獲得がどうとか、バズるとか、拡散とか、信用力とか。。


「ちっちゃくね??」


もちろん前澤さん自身も地道にコツコツと事業を大きくして大成功している人だと思いますが、

「結局小手先じゃあ意味ないよ。」

「もっと規模おっきく考えようよ。」

「それ意味ある?」

とすべてを突きつけられた気持ちになりました。


もうなんだ。

逆にあの人が月から来た人なんじゃないかと疑いたくなるわけです。


それくらいのスケールとロックさを感じさせられ、少し無力感を抱きました。


以上このプロジェクトに感じた凡人の感想ですね。

それともう一つ。

最後は、DEARMOONというアルファベットの並び。

どこかで見たことある並びだなと。

DORAEMON。

おそらく今回の裏テーマはこちらですね。

藤子不二雄さんとイーロンマスクがここでつながるわけです。

都市伝説みたいになんか言い始める人が増えそうですね。


とにかく、事故なく進んで、無事に帰ってきてほしいですね。


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