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平成30年の終わりに

仕事が忙しいと他のことに手が回らなくなるのが良くないところだという自覚はある。

今年の出だしはスーパームーンだった。あれからそこそこな頻度で車を借り、富士山周辺に行っているがやはり冠雪してからの方が格別だった。

人、特に子どもを撮ることも多くなった。親友の娘を撮り、イベントで撮影係になり、これまでよりも人を撮るときに落ち着いて撮れている実感はある。
もちろん知ってる仲に限るけど。

先週ようやく大阪に行ってきた。高2のとき以来なので、実に10年近く関西には行っていなかったが、いざ行くとそんなに遠くないなという気持ちになる。

きっと物理的な距離よりも、交通費やら時間やらに心理的なハードルを感じていたんだろう。
実際時間は2泊3日でも全く足りていない。大阪だけでこれだから、奈良・京都・神戸まで回ろうと思ったら2週間は欲しい。

前は見たいものが全部見れないなら行ってもしょうがないと思っていたが、歳をとったからか、それとも案内してくれた友人のおかげか、不思議と満足している。

まだ知らないものがある。これのなんと喜ばしいことか。高2のときは大阪の道が複雑怪奇であることはわからなかったし、金を払って展望台に上がることはしなかっただろう。

もはや既知のものに希望がないのであれば、未知に求めるのはごく自然なことだろう。そして答えを見出したとき、きっと満足して死ねるに違いない。

こんな中途半端な生き方でよく平成の終わりを迎えられるな、と思う。いや、5月までに死ぬ可能性も0ぜではないけど。

職場ではこんな人間に付き合ってくれる稀有な人たちに恵まれ、写真は何だかんだと充実し、改めて良い一年だったと思う。
願わくば来年もまた良い年になれば、これに勝ることはない。

さて、これからまた旅支度です。今度は日光。雪景色を期待してたんですが、どうやらそれは叶いそうもない。
まあ行けば何かしら満足できるものがあるだろう。

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