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何を撮りたいのか

今日は久しぶりに(と言っても半年は経っていないが)親友の子どもたちを撮りに行った。
そして今の機材はこの段階の子どもを撮るのに向いていないのだと痛感させられた。動きの激しさがこれまでと段違いで、一体どこでそんなポーズを覚えたのかと聞きたくなるくらい次から次にポーズを決める。

一番良い瞬間は決めた直後よりも決める直前なのに、決める直前は当然止まっておらず100Sでも追いつけない。
まあ当たり前ではある。位相差AFが使えると言っても想定はカメラマン側が主体的な撮影で、指示通りに動けるモデルがターゲットのはず。フリーダムに動く子どもを狙うならやはりXシリーズの方が良い。

そこまで考えたが、じゃあX-T5を買おうとは思えなかった。
以前流れてきたnoteの記事で、フルサイズはヒット狙い・ミディアムフォーマットはホームラン狙いと例えている人がいて、感心させられたことを覚えている。
要するに俺が撮りたいのはホームランなのだ。ちなみに上記の例えは子どもを撮るときの話だったと記憶している。こと風景や対物なら準備次第で5打数5本塁打ができる。

今日打率が振るわなかったのは、子ども同士で遊ぶ場面が少なく俺が遊び相手になっていたこともある。こればかりはどうしようもない。
そろそろ一人称をどうするか考えなくては、と思っているが名前+さんだと仕事になるし、かと言ってお兄さんと言う歳でもない。だがおじさんと言っては同い年の両親を間接的にだが同様の呼び方をしていることにもなるし……。難しい。

さて、残念なことにGFX100Sはメーカー送りがほぼ確実になった。落としたり、強い衝撃を与えた記憶はないが手ぶれ補正の挙動がおかしく、半押しする前の段階でやや斜めだったのが平行を取るように動いている。確実に止められるであろうシャッター速度で手ぶれしていたので、ほぼ間違いなく手ぶれ補正機構に問題が生じているサービスセンターでの対応はおそらく不可能だろう。
買ってまだ一年もしていないのが不幸中の幸い。お盆前に使う予定はあるが、星撮りなので影響はない。

とりあえず今日は余計なことを考えずに選定と明日の仕事の準備をするとしよう。

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