食糧人類(コミック)

FacebookでWebで読めるコミックの広告が出てきます。何か気になっちゃうんですよね。ここでご紹介するのは「食糧人類」です。漫画アプリをインストールすると毎日一話ずつ無料で読めます。ただ、他のコミックもそうなのですが、途中から有料になるものが多いです。これは最後まで引き込まれる作品で有料分については購入して読みました。

 お話は、日本で異常気象が続き3月なのに猛暑日が続きます。主人公の高校生入江とカズはバスでの帰宅中に催眠ガスで眠らされて「ある施設」に拉致されてしまいます。その施設で目を覚ました入江は、運び込まれた人間がある飲み物を飲まされて思考停止状態になって太らされたり、ある者は・・・と悍ましい光景を目にします。そして「ある生き物」がそこにいることを知ります。友達のカズもある飲み物を飲まされて・・・と、そこに現れたのは山引とナツネという二人の青年。彼らは何者なのか?この施設は何の施設なのか?正体不明に生き物とは何者なのか?

 なかなかグイグイと引き込まれるお話で最後まで読み終えてしまいました。SFホラー作品といえるでしょう。ただ、描写は結構リアルにグロいのでそういうのが苦手な方はお勧めできませんが。それぞれの登場人物にも物語があり、またこの施設の背景にあるSF的要素も結構面白く仕上げていると思います。興味のある方はぜひ読んでみてください。

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