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2022年ライブ総括・part4

🌱11月2日 MTV VMAJ 2022🎤

全米最大規模の音楽授賞式「MTV Video Music Awards」の日本版音楽アワード。ライブはもちろん、授賞式なので様々な部門でアーティストが表彰された。
今回は自分の好きなアーティストばかりが揃っていたので、JO1の出演が最後に発表されたと同時に迷わずチケットを取った。

・INI

元々はこちらのオタクだった。PRODUCE101JAPAN SEASON2をずっと観ていて、途中でJO1先輩を追い始めたらいつの間にかそっちの方が好きになってたという。INIは元々ボーカル・ダンス・ラップの経験者がバランスよく揃っており即戦力そちが見事に集まったな、と思う。たしかに今の楽曲はどれもかっこいいしいつ見ても完成度が高い。サビのフレーズが耳に残るものが多くて初見の人にも覚えてもらいやすいのが少し羨ましい。しばらく追えてなかったので新曲そろそろチェックするかな……

・Da-iCE

スターマイン。サウンドも歌詞も本当に大好きな1曲である。作ったのはリーダーの工藤大輝さん。この人の作った作品はどれもこれもすごく凝っていて、特に歌詞の言葉遊びが私はとても好きだ。英語と日本語を上手いこと織り交ぜて気持ちよく韻を踏んでいたり、過去の曲の物語やフレーズにリンクした歌詞をそのフレーズと同じ位置に充てていたり。
5曲連続リリースのタイトルの頭文字が「Da-iCE」になっていてその後にリリースされたアルバムのタイトル曲「SiX」の歌詞にその5曲のタイトルを入れ込んできたこともあった。言葉の遊び方のクオリティがとても高い…。
スターマインの歌詞は「一発じゃ足りないのかい 二発目をおかわりしたい」とカウントアップしていき、最終的には「人生は七転び八起き 急展開」と10までたどり着く。本当にセンスの塊だなとしみじみ思う

・JO1
会場のほとんどがBE:FIRSTとINIのファンだったが、そんな中でも存在感のある圧倒的なパフォーマンスを披露していた。

「With Us」の最後、まめちゃんの「変わらずにAlways together We're gonna be together」の裏の純喜くんのアドリブがいつもあまり聴こえないけどこの時はよく聴こえてきてびっくりした。
半分アウェーな状況で、しかも「Video Music Award」というMVの表彰がメインっぽいような名前がついている表彰式において、唯一Best Live Performance賞、と楽曲そのものではなくライブパフォーマンスに対して賞を戴いたわけで。それに相応しいパフォーマンスだったと感じた。

・BE:FIRST

この曲はBye-Good-Byeのとともに2ndシングルに収録された1曲。音楽番組では基本的にBye-Good-Byeのほうをよく取り上げられていたのでおや?と思ったが、獲得した賞の名前が「Best R&B Video」というものだったので納得した。Bye-Good-Byeの爽やかさとは一変、わりかしダークな雰囲気の楽曲とMVである。BOLTという毎回同じ動きで撮ってくれる特殊なカメラによって、何度か撮影した映像を違和感なく組み合わせているので、高い所から飛び降りた瞬間に別のメンバーに変わったり、ひとつのサビを踊りながら光と闇の映像を少しずつ交互に見せたりと面白いMVになっている。

プロデューサーのSKY-HIさんは、時々インタビューを見ると小さな才能を見逃さず、将来を見据えてプロデュースをしているように思える。やり方も上手いしアーティストのモチベーションの上げ方も上手い。
BE:FIRSTのメンバーは、SKY-HIさん曰く「音楽が本当に好きなんだな、という子を集めた」「最終審査まで残ったメンバーで、どの組み合わせにしたらみんなが幸せになれるかを考えてメンバーを選んだ」というようなことを何かで話していて、なるほど、と思った。
以前BE:FIRSTとINIが番組で"お互いのデビュー曲を交換してパフォーマンスをする"という企画の中で、原曲の良さを活かしながら上手く自分たちの色を落とし込んでいったINIに対して、BE:FIRSTは自分たちがその楽曲を自分たちなりにどう解釈し遊ぶかを考えて自分たちのパフォーマンスとしていた。心の底から音楽を楽しんでプレイしているように見えてとても面白かった記憶がある。(INIは11人でどのようにパフォーマンスを見せるか、というところに重きを置かれていたように思う。どちらが正解とかはないしむしろ色んなアプローチの仕方が見えて面白いし互いにいい刺激になるはず。ここの2組の絡みもっと見たいなぁと思ってるオタクです)


🌱11月29日 MAMA AWARDS 2022🎤

うっ……
正直次の日仕事なければ行ってた……
純喜くんは昔バイトしてた京セラドームで歌うことをひとつ目標にしていたので本当は生で見たかった。さすがに次の日仕事あるのに大阪まで行くのは厳しかったのでオンラインで見たけど……

レッドカーペットやインタビューで汐恩くん以外でも韓国語を話すメンバーが増えてきて、JO1の韓国語の習得速度どうなってん?と思う。やはり現地でネイティブに揉まれて使う機会が増えると自然と習得していくのだろうか。
他のアーティストが表彰を受けた時は真っ先に立って拍手しているのに、自😂😂😂😂分たちが表彰された時は「えっなに…?」と驚いて座ったままでいるのはなんなのか(彼らのそういうところが好きだなと思ったりする)。

オーディションの時の最終順位がTOP3だったまめちゃん、蓮くん、拓実くんが導入で踊る姿がとても綺麗だった。蓮くんのダンスは「神は細部に宿る」をそのまま体現した指先まで靱やかなもので、まめちゃんは動きがダイナミックで漢を感じる。拓実くんは"歌・ダンスともに未経験なのに上手い"、"センスの塊"とよく言われるが本当にその通りである。拓実くんはおそらく上手い人の真似が上手いんだと思う。オーディションの時の映像で蓮くんと一緒に練習してるのを何度か見たことがあるが、上手い人のパフォーマンスの良いところを自分の中に落とし込みそれを自分なりに昇華させるのが上手い。彼の歌やダンスは誰かの上手いところを自分で吸収したものであるはずだが、その誰かを感じさせることはなく、彼にしか出せない歌声や歌い方、踊り方を持っている、そういうところが本当にセンスがある・天才だなと思う。
SuperCaliのパフォーマンスも後ろにストリングスがついてかなり壮大なものになっており特別感があった。瑠姫くん本人が言っていた通り、1サビ終わりの瑠姫くんのパートのライティングが少し残念だったけど…。全員、特別な雰囲気の中でいつもと違う表情も見える素敵なパフォーマンスだった。海外の方にも「なんだこの曲は!」「あの紫ヘアだれ!」と、楽曲やメンバーのカッコ良さが見つかっていたようでとても嬉しい。

🌱12月20日 ASIA EMOTIONAL MUSIC FES 2022🎤

2022年最後のJO1現場だった。
職場の後輩ちゃんが好きな天月さん、
SMAPに楽曲提供してくださったことがあるMIYAVIさん、
齋藤飛鳥ちゃんが卒業発表してからなせだか彼女にすごく興味が湧いてしまっていた乃木坂46さん、
そして大好きなJO1。

齋藤飛鳥ちゃん、本当に顔が小さくて可愛いし、彼女は自分の見え方をすごく熟知して踊ってるんだなと思った。彼女は自分のチッケムカメラのような第3の目を持っていて、どう振り向くか・どう腕や手指を伸ばすか・どうスカートを翻すか・客席にどんな風に目線を向けるかをちゃんと考えた上で踊ってるように見えた。それはぶりっ子とかアイドルっぽいとかでもなく彼女の可憐さも美しさも最大限に表現できるもので、本当にすごいアイドルだと思った。もっと早くに出会いたかったなあ…

JO1のターン、いつもよりも登場の時や次の楽曲のイントロが流れた時の歓声がいつもより少し大きくて、メンバーたちも喜んでいたのか、あるいは戸惑っていたのか、「いつもよりなんか盛り上がりがすごいですねぇ…」なんて言ってた。コールが出来る日も少しずつ近付いている。

因みに無限大のコール覚えてないです

相変わらず、無限大の拓実くんの歌い出し「着々と明けてく」のところのきまちゃんの表情がやばい。きまちゃんが世界に入り込んでいる、あるいはきまちゃんの中に何かが入り込んでいる。
6th SingleからPhobiaも初披露され、会場の(というよりJAMの)盛り上がりがすごかった。隣の乃木坂のファンの男性ものってくれて、MC中も笑ってくれたりして嬉しかった。

純喜くんの「いつかFind the way」という心の叫びが生で聴けて幸せだった。

🌱12月 24日 BULLET TRAIN ARENA TOUR 新世界-NEW WORLD-🎤

年内ラストのライブ参戦。
まさかのアリーナ2列目を引き当てて、しかも通路側の席だったためメインステージもトロッコも近くて本当にびっくりした。しばらくの運を使い果たしてしまった気がする
今までの超特急のパフォーマンスと違い、新曲だけでなく既存曲も全て9人でのパフォーマンスとなった。

幕開けはデビュー曲「TRAIN」のRe-rec ver.「Re-TRAIN」。振付けも一新され新しい9人の超特急がここから始まるんだな、と感じられる走り出し。
元々ボーカルがタカシくんだけだった既存曲はツインボーカルになるとより彩りを増して聴こえ、元々がツインボーカルだったものはキーを上げたりパート割りが変わったりしていて、ただ録り直しただけではなくちゃんと新しく生まれ変わっていた。
新しくなった超特急も、過去の超特急も、大切な彼らの物語なんだと思う。
後からメンバーがライブ配信などで話してるのを聞くと、あれが大変だったこれが大変だったとアレコレエピソードが出てくるものだったが、その大変さを感じさせない全力のパフォーマンスは"新メンバー" "オリジナルメンバー"などのレベル差を感じさせないものであった。

WOWOWでビハインドを見たところでは新メンバー4人は人によって曲を覚えるのにかなり苦戦したり、リハーサルでの取り組み方で少し意識のズレがあったりしていて、苦労しながらもお互い支え合っている様子がとても感動した。

MCのときに、「新メンは初めてグッズが出てね!」という話が出たのでブラウン(12号車・マサヒロくんのメンカラ)のペンラを全力で振っていたら、
カイくんが「ほら、ブラウンのペンラ振ってる子いるよ」とこちらを指差して言ってくれてびっくりした。一生分の運を使い果たした。見つけてくれてありがとう、一生忘れない。


やっと終わった!!!!!!
語りすぎて長くなってしまいました
2023年もたくさんライブに行ってアーティストの想いをたくさん受け取っていきたいと思います

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