授業がすすんでいって

フランス語の授業がすすんでいって、テストが終わり、受けもってくれていた先生がかわった。今までは、チャーミングな女性の先生だったけど(完璧な筆記体でホワイトボードにフランス語を書くので、初めはさっぱり読めなかった)、今度は、すこし年配の気むずかしそうな男性だ。

髪の毛はぼさっとさせて(フランス人男性って髪の毛をぼさっとさせてる人がほんとおおい)、じろっとこっちをみていたと思ったら急に笑いだしたり、日本人の女性ばかりにやたらと質問をして授業をとめる(おかげで、スペイン人の生徒たちは、授業なんてほとんど聞かなくなっていった)。

最初の授業の日なんて、出欠のための名前をきいて、このクラスでやるべきカリキュラムを確認するだけで、40分も時間がすぎていった。ああ、これがフランス人のペースだなと思って、その様子をじっと面白がってみていたけど。

ただ、授業がすすんでいくと、わりと現実的に役にたつ、フランス語というか、この土地で生活をしていくための知識を、教科書から外れていって、いろいろと教えてくれる。

テキストにアーティチョークがでてきた時なんかは、事細かにどうやって食べたら美味しいかを説明してくれた(日本人があれをスムーズに扱えるわけがない)。ホワイトボードに絵をかき、解説をつけ、その手順とつかう調味料の種類をかいていく。

そんな風にして、授業がすすんでいくわけだから、こっちもそれになれてきて、野菜やお肉や何かしらの食材がでてくると、「それはどうやって食べたら美味しい?」とついつい、聞いてしまうようになっていった。おかげで、アッシェパルマンティエとか、ラタトゥイユを作れるようになりました。


♤いつもパスタを作ってばかりだったのでありがたい。

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山室毅聡

Journal de Paris

コメント1件

ラタトゥイユは知っているけれど~アッシェパルマンティエって初めて聞きました~。炒め物みたいなのかな~。
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