一人暮らしをしていると一度は経験するであろう、電気の供給停止。
今日はわたしの家に電気が供給されなくなった日のお話し。

電気代の未払いのせいで、ある日家に帰ると電気がつかなくなっていた。

先に言っておくけど、お金がないんじゃなくて、"払い忘れ"だった。口座からの引き落としの設定をしてくて、毎月コンビニで支払いしてたんだけど、まあ忘れちゃうよね。

家に帰って、電気つかなくて、人はまず何をするか。

そう、ツイッターを確認した。

ツイッターで都内が停電してないかチェックした。

地震とかその手の情報はツイッターのほうが手っ取り早いからね。
でもどこにも「停電」の文字はなかった。あたりまえなんだけど。

で、つぎに何をするか。そう。ブレーカー。その日初めて家のブレーカーのあのカバーを外した。意外とブレーカーって触ることないもんな〜なんて、少し感激。

ちなみに、ブレーカーも落ちてない。
もちろん。だって電気供給が停まってるんだもんね。

そしてやっと、郵便受けを確認しにいった。真っ暗な中（バイト終わりだったから23時くらいだったはず）郵便受けの中をスマホのライトで照らして、なんかたくさん入ってるチラシだとかDMをガサガサ漁っていると、なにやら仰仰しいハガキ発見。なんかこう、ふくろとじみたいになってる（知らんけど）、開いたらZみたいな形状の、剥くタイプのハガキ。

見たら2ヶ月前の電気料金未払いやからこのままやと電気止まるよ、っていう連絡のハガキだった。いや・・・ほんまに止めんでも・・・。（いやほんとすみません）

で、そのハガキを握り締めてコンビニに行って、遅ればせながら振り込み完了！さあ、電気を供給してくれ！と言わんばかりに意気揚々家に帰ったけど、電気つかず。
当たり前だよね。

で、まあ検索した。「電気　再供給」みたいな感じで。そしたら、電力会社に電話して振り込み確認してもらわなきゃいけないらしい。で、大慌てで電話かけたけど、時刻はすでに夜の11時半。出るわけないよな、ってかんじで。諦めて真っ暗なお部屋に帰宅。

さてまずは、真っ暗ななかでどうにかして夜ご飯を食べなければいけない。幸いその日はお弁当を持って帰っていたので料理はしなくていい。欲を言えば温めたかったけど、電気料金を未払いにしてたわたしに人権はない。
諦めて冷え冷えのコンビニ弁当を食べることにした。

明かりだけどこれに関しては全く問題なかった。
と、言うのもスマホのライトをつけて、そのライトの上に水の入ったペットボトルを置いたら。あら不思議、ミラーボールの完成。（おおげさ）

でもね、水にスマホの白いライトが乱反射して、かなり明るくなるのは本当。
男友達の家行ってこんな照明だったら結構お洒落だなってなるね。そんでSuchmosでも流れてたらもうすごいキャラが立ってる。熱帯魚とか飼ってそうだね。
金ない一人暮らしの男子みんなこれにしたらいいじゃん、と思う。まあその間スマホ使えないけど。

で、照明の問題はいいけど、ここで重大事件発生。

そう、お風呂。お風呂って電気ないとだめなんてびっくりだよね。多分水を温めるのはガスなんだろうけど、そのガスをオンにするためのタッチパネルが死んでるから、お湯は出せないよね。電気至上主義社会だよまったく。なんでも電力だよ。

けっきょく水を浴びた。まじで良い子はマネしないでね大賞受賞。
夏の終わりだったからまあそんなに寒いわけではなかったけど、なんか久しぶりに寒い・・・ってなってた。9月末なのに長袖長ズボンで寝た。

これで何がいいたいんだって言われると困るけど、とにかく電気代の未払いには気をつけてほしい。口座引き落としにしておこう。
あと、電気供給が止められたらとりあえずブレーカーを落としておくこと。お金払ったら電気供給が再開されるけど、なんかちょっと危ないらしいから、ブレーカー落としとこう。

でもね、なんだかんだで、いまの自分の暮らしがいかに電気で成り立ってるのかっていうのに気づけたから楽しかった。ほんとに電気ないと何もできない。お水しかない。お水も大事だけど、やっぱり電気。
いまはもう電気代は口座引き落としにしてるから電気供給止まることはなくなったけど、たまにブレーカー落として電気なし生活してみても楽しいかもな、とか。あ、でも水浴びはもう勘弁・・・。

とりあえず、スマホのライトの上に水の入ったペットボトルおいてお洒落空間、やってみよう。まじでテンション上がる。
緑茶とかでやったら、光の色が黄緑色になったりするんかな。やってみよーっと。（終）