フェアトレードが日本で浸透しないのは赤木レイアみたいな消費者が多いからだ

フェアトレードを端的に説明すると、1杯500円のコーヒーで生産農家が受け取る金額は2-5円程度、それじゃああんまりだから、原材料をもっと高く買う仕組みを作りましょう、といった運動のこと。
コーヒーの他にチョコやバナナもある。

最初にこれを知った時はなんとも思わなかったが、赤木レイアなるYouTuber
がデタラメなことを抜かしていたので、色々と考えてしまった。

赤木レイア曰く、

え?

510円にするだけでそんな上手くいく?
原材料価格が6倍になったら2%の値上げじゃ済まないのでは?

念のために調べてみると、

そりゃそうだよね。詳しく調べるとコーヒー豆は2倍前後の価格で販売されてるとのことだが、それくらいは覚悟しないといけないはず。

世の中はそこまで簡単に出来てません

これだけなら赤木レイアはエアプでフェアトレード動画を上げるいい加減な奴だ、で済む話なのだが、それだけでは終わらない。

フェアトレードを語る一方でうまい棒の2円値上げに愚痴をこぼす


なんと、赤木レイアはフェアトレードを好意的に紹介しているにも関わらず、あちこちの商品の値上げに文句をつけてるのだ。

フェアトレード商品はその比じゃないのだが

他にも高級食パンを取り上げて、
「価格と味が釣り合ってない、もう買わん」
とのたまうなど、あまりにもケチな思考が染みつき過ぎていて、もっともフェアトレードの精神からかけ離れてる存在なのでは?との疑念を抱かざるを得ない。


日本なりのやりかたを模索してもいいのでは?それも簡単じゃないだろうけど


赤木ほど酷くはなくても似たような日本人は多い。
「もっと安くなったらフェアトレード商品を買う」
という意見もあるが、それでは元の木阿弥になりかねない。応援するならきっちり金を出す精神は必要だろう。

とはいえ、安くて美味しいの価値観に慣れ切った日本では、フェアトレードの精神を根づかせるのは難しそう。
日本に向いてない運動はほどほどのところで諦めて、別の路線での支援を考えるのも1つの手では?と感じた次第。アイディアはないし、それも大変なことなのは重々承知だけどね。



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