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俺のCD棚 第24回

今回は、Jack Johnson 【In Between Dreams】

Jack Johnsonは、ハワイ出身の元サーファーで、大怪我でサーフィンを止めた後、ギターを始めた代わり種で、現在のサーフ・ミュージックを形作った張本人とされている。※それまではハードコア・パンクなどの激しいサウンドが主流であった為、デビュー当時は異端とされていたらしい。

このCDは彼の3rdアルバムにあたり、2006年頃、彼が何者なのかも知らずにTSUTAYAでジャケ買いしてしまったアルバムである。(当時は、事前に知識を入れずにジャケ買いするという、ギャンブル染みたことをよくしていた)

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毎年、今くらいの季節(4月末~8月末)になったら聴きたくなり、頻繫に棚から引っ張り出したお陰で紙ジャケットが破れてしまったが、そこはご愛敬。気に入っている証拠ということで。

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まず、アコースティックな楽器による、レイドバック感漂うループサウンドが特徴で、聴き手をほっこりとさせてくれる。そんな多幸感たっぷりの演奏に乗せる、透明度の高い歌声がこれまた心地よく、休日にリラックスするにはピッタリ。昼からビールをお供に乾杯といきたい気分。

一曲挙げるなら、やはり1曲目「Better Together」。初めて聴いたとき、ギターのイントロからいきなり溢れ出てくる多幸感に、心のトゲを抜いてくれたかのような気分になったのはいい思い出。彼を知る事ができてよかった。

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ジャケットは、オーガニックな音像を称えたかのような大木と共に佇む、 ギターを持った彼のシルエットが印象的。背景色のイエローがインパクト大で、紙ジャケット映えするデザイン。楽曲、ジャケット共に最高である。

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以上、第24回でした。次回は、同じループサウンドでもコチラはデジタル派。ダブステップ界の教授、コード9のアルバムを紹介します。

それでは、また。

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