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俺のCD棚 第19回

今回は、藤原さくら 【good morning】

藤原さくらは、福岡県出身のシンガーソングライターで、そのキュートな見た目に反して、スモーキーな歌声が最大の特徴。2016年に突如、月9ドラマのヒロインに抜擢されたことで、一気に知名度を上げた事は記憶に新しい。

このCDは、メジャーレーベルからのファーストアルバムで、当時、FM802でのスタジオライブで聴いた「1995」がとても良かったため、リリース日に購入したという経緯がある。※初めてその歌声を聴いた時、不意に「見つけた!」と思ってしまった程に心酔したのはいい思い出。

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楽曲構成は、温かみのあるアコースティックサウンドを軸に、ジャズやカントリー等の要素が入った曲が散りばめられており、タイトル通り、朝にゆったりと聴くのに非常に向いている。(特に、月曜日の朝にオススメ!)  

また、演奏者やアレンジャーがSPECIAL OTHERSやmabanua等、錚々たる顔ぶれであるのも特徴のひとつであり、彼女への期待度の高さが伺える。しかし、そんな客演勢にも負けずに、全曲を通して堂々とした歌声で応える彼女のパフォーマンスには脱帽。

一曲挙げるなら、2曲目「かわいい」。英語詞を歌う時の気怠い感じとは打って変わって、日本語詞であるこの曲では19歳の等身大な面が表現されていて、とても好感が持てる。曲の始まりが「3、4!」という小さな掛け声なのもgood。

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ジャケットは、タイトルである「朝」を連想させる、ニワトリのイラストが中央に描かれているだけの、潔いデザインの紙ジャケ。ナチュラルで、過度に飾らない感じが、彼女が纏っている雰囲気にとても合っている。

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以上、第19回でした。次回は、藤原さくらよりももう少しジャズに接近したシンガー・ソングライター、Hanah Springのアルバムを紹介します。

それでは、また。

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