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なんで教員になることを諦めたか

インターン4日目、

ビラ配りで心が折れた僕です。

実は、某プロサッカークラブでインターン中です。

こんな忙しい時に受け入れて頂いて感謝……

さて!!

今回は、「教員を目指すも挫折」の真意をお伝えします。
(誰得やねん)

Step1.教員を目指す

僕が教員を目指すと決めたのが高校生の頃でした。

当初は部活顧問の先生が憧れで、

"体育教員になって水泳部を指導したい"と思うようになります。

中学で部活に行くこと殆どはなかったのですが、
(サボりではなく、クラブに通ってました)

たまーーに行って、後輩に泳ぎ方を教えるのが楽しくて
(あの時は、ビシバシやってごめんね……笑)

ただ、ここで一度挫折します。

ツクバに行こうにも実績と学力が無く、

広島大学に行こうにも学力が無かった為、

推薦入試を目論むも、僕の受験するタイミングで選択種目から"水泳"が消えました……

というかその辺りから、"世界史楽しい"となったので世界史教員も視野に入れていて、

(教育学部は入試がしんどそうだから)学問の視野を広げるために文学部に入る!!と意気込みます。

で、2016年の夏、早めに受験を終わらせたかった(学力が低かったので2次試験を受けなくなかった)ため、推薦入試を受けます。

結果は見事撃沈。

そこから運動会(母校は明日だそうです)が始まり、文化祭が終わるまでほぼ勉強をしませんでした…

で、広島大学の推薦入試を受けるにあたって相応の動機を書く際に

"よし、俺の夢は世界平和だ。そのためには宗教や思想の相互理解が必要だからそれについて学ぼう!"なんて思うわけです。

当時、イスラム国が話題になってましたからね。

そんな僕の思いを、生徒に伝えて世界で活躍する人が一人でも出てくれたらなんて思ってたわけです。

そこまで作ってしまった僕は、今在籍している愛媛大学の推薦入試を受けて今に至ります。

Step2.大学で感じたギャップ

正直、大学に入って1年半ほどは本気で教員になるつもりでした。

ただ、違和感を感じたのは1年の時。

「俺のやりたい教員のイメージって存在しないんじゃない??」って思い始めました。

当時習っていたのは教育、それ自体について。

まあ、当然と言われればそうですが、

同時進行でスイミングスクールにてアルバイトをやってたこともあって

思うところは多くありました。

僕の思い描く教員の像って、スクールのコーチ+塾講師だったことに気付きます。

これ、どういうことかって言うと

"目の前の生徒と全力で成長する"っていうのが僕にとっては大きくて、

その向こう側にある親御さんの顔だったり、
学校関係者の顔って意識してなかったんですね。

なら、求められる教員の役割と
なすべき教員の役割って確実に違ってくるんです。

学校関係者、教育委員会にとって"都合の良い"教員の在り方、
親御さんにとって"都合の良い"教員の在り方、

子どもたちにとって必要な教員の在り方、
教員自身が願う教員の在り方、

これって、全て異なると思ってます。

正直、教育に関する知識なんて無いようなものなので
「オマエ何言うてるん」って思う方も少なからずいるでしょう。

あくまで僕の大したことのない経験の積み重ねからの見解です。

国が求める教員の役割が多すぎたり
家が求める教員の役割が大き過ぎたり

時代によって変化するはずの教員の役割が
古参の教員によって固定化されてしまう
(はみ出し者は切られる)

人によって求める役割が違うので

本来であればあるはずのないミスマッチが起きる。

もし、教育を拡大解釈するならば

家庭内でのことは殆ど教育だし、
僕のやってるスイミングスクールなどの課外活動もすべて教育だし
地域がやってる行事に子どもが参加するのも教育だし

その全てで為される教育の質が高ければ高いほど
教育のエキスパートである教員に求められる役割は

広すぎず多すぎないから、質が高くなる。

こうなれば、教員の役割は減る(あるべき形に戻る)のではないでしょうか。

いつまで戦後引きずってんだよってハナシなんですよ。

温故知新なんて言いますけど、

未だに"昔は〜"って言われてんの、よく考えなくてもおかしいだろ。

大事なのは昔を鑑みた上での"今"だろ。

なーーんて、思ったり。

話が逸れちゃいましたけど、
そんなことも考えて

本当にやりたいのは教員じゃなくないか??

ってなったので辞めました。

まあ、学部が学部なので辞めたところでデメリットは無く

むしろ、"余分な単位が出来た"ので残りの取得単位数は殆ど無いです。

そこは本当に有り難いところ。

まあ、簡潔に言うと

教員の役割が増えすぎたので嫌になって逃げた
です。

だからこそ、教員を目指す方々は本当に尊敬出来ますし

そんな方々が本気で教員のあり方を変えることが出来るなら、
少しでもお手伝い出来ればと思って

地域社会から教育に携わって行きたいと思ってます。

Final Step.教育の分業体制

たぶん、こんなことは既に賢い方々が述べられていると思います

なんの知識もない、教員から逃げた負け犬から言わせてもらうのは大変恐縮なのですが……

教育の分業体制が可能なら、そうあるべきだと思います。

ただでさえ役割りが増えた教員に
多くを求めすぎている方は多いかと。

たまーーに思いますけど、
あの子がああなので、どうにかしてくださいとか
俺じゃなくて親同士か本人同士で解決しろよ……とか思ったり。

"お金を払ってるんだから"って言う言葉はその通りだと思いますけど、何もかも貫き通すのは無理があるのでは……

まあ、ここに関してはマネジメント出来てない僕の責任が大きいんですけど……

ぶっちゃけ、どんな育て方したらこんなことすんの……って思うことはめちゃくちゃある。笑

たぶん、教員の方なんてもっと多いんだろうなって思います。

とは言え、僕のように能力の低い指導者なら
その指導者に責任がある場合ももちろんある。

家庭内、課外活動、学校などなど

すべてが教育現場だと思います。

その中で一番比重を占めるのは、家庭だと思ってます。

うえー、こんな親にはなりたくねえなあ
って反面教師は死ぬほどいますよ…笑笑

だからこそ、あえて分業体制と言ってますが、

本来、あるべき形に戻す
って言う方がしっくりくるのかなあ……なんて思ったり

おわりに

関係ない話で締めますが、

今日、ビラ配りしたのですが………

途中から声を張り出してしまって
圧をかけてしまったのは反省…

あと、受け取ってくれなかった某議員さんには落胆しましたね…

その立場なら、来ないにしても関心くらい持つものだと思ってたんですが……  

まあ、いいでしょう。笑

いつも言ってますが、
あくまで個人的な見解ですので……
ご理解ください。

この件に関しては、浅はかな知識しか持ち合わせておりませんでしたので…
そんな中で記事を書いてしまったことは予めお詫びしておきます。
申し訳ないです。

ではまた!!!

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