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LISKリブランディングについてのさらなる見解


こんにちは!

高城です!


昨日、LISKについてまとめましたが、
さらに詳細についての内容をお伝えしようと思います。


◆記事のポイント◆


1.Lisk Academyとは

2.Lisk core 1.0.0について

3.手数料改善の取り組み

4.財務(資産)状況のアップデート


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■Lisk Academyとは


CEOのMax Kordek氏をはじめとするマーケティングリーダーのThomas Schouten氏, マネージャーJacob Kowalewski氏などが一様にして口をそろえたのは、開発者の育成やブロックチェーン技術に対するリテラシーの向上です。

Lisk Academyは、ブロックチェーン関連情報を提供する教育の場を通して
ブロックチェーン技術の発展に大きく寄与し、
次世代のデジタルインフラ構築に貢献できることを目指すとのこと。


Lisk Academyは、初心者向けのBlockchain Basicsと、
上級者向けのBlockchain Businessの二部構成になります。

現段階で、Basicsではブロックチェーン基礎、技術、価値、
そして使用事例の四項目を学習することができます。




■Lisk core 1.0.0について


共同設立者のOliver氏はLisk Core1.0のゴールを以下のように述べ、開発段階の進捗としてゴール5項目は既にすべて完了しており、最終段階として品質保証のチェックを行っています。

Thomas氏が言う通り、Liskチームは『スピードよりもクオリティを重視』します。なおβ版のリリースは今後4~6週間だと発表しました。

*上記の翻訳は以下です。

1.新APIのデザインと導入
2.P"P転送レイヤー書き換え
3.Atomi block writesを完全サポートするためのデータベースレイヤー
  書き換え
4.タイプ0トランザクションに64byte データフィールドを追加
5.Lisk本社にてチームを結成



■手数料改善の取り組み


LSKコインユーザーが注目している点は、
トランザクション手数料の改善です。

現状では以下の手数料システムになりますが、
LSKコインの価額上昇に伴い当初Liskが想定していた手数料を超え、
ユーザーにとって大きな負担となっています。

クリプトグラファーのIker氏は、『Liskエコシステム内の複数の要素に基づいたスケーラブルでダイナミック(変動する)な手数料システムを模索中』だと述べました。

導入はLisk Core1.0の導入後としていますが、これ以上の詳細の発表は今回のイベントではありませんでした。

しかし新しい手数料制度が導入されれば、現在のLSKコイン使用の負担は軽減され、より多くの方がDelegate Votingに参加することが可能になり流動性の向上に繋がるという期待も出来ますね。




■財務(資産)状況のアップデート


最後にMax氏から、Lisk Foundationの財務状況のアップデートがありました。

この画像の通り、LFの全資金(ビットコイン、ビットコインゴールド、米ドルなど)を法定通貨のスイスフランに換算すると、3億スイスフラン(約344憶円)以上の軍資金があると発表しました。



さらに2017年、全プロジェクトに費やした支出は
500万フラン(約5.7憶円)であり、今後の支出予測は以下の画像の通りです。



なんと今年(2018年)は、
昨年の支出額の5倍にあたる2500万フラン(約29億円)だと発表しています。

Max氏が今後どのようなプロジェクトを予定しているのか、現時点では定かではないですが、支出予測額から判断すると、Liskは今後さらに大きな動きをみせるのではないかと予想できます。

今後も、Liskチームの動きには目が離せませんね。


それでは。

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