トッテナムVSマンチェスター・シティ(2018年11月1日)

前半

・解説の渡邉一平さん、今日はなんで形容していいのかわからない色の薄手のコートみたいなパーカーみたいなの羽織ってるのかな。
・NFLの試合をやっていたので10ヤードラインが刻まれるウェンブリー。グアルディオラの新戦術ではありません。

・スターリングが4ヤードのランでデンベレにタックルされてファーストダウン更新。
・ストーンズ&ラポルトのチャラさで言ったらミスター慶應くらいのCBコンビ。
・エデルソンのタッチダウンロングキックから抜け出したスターリングが1発で抜けてマフレズが合わせてシティが先制。
・トリッピアーの心温まるクソ対応。ヘリウム並の守備の軽さをロリスが出てこないせいにする念能力「責任転嫁」の持ち主であることも披露。
・どんどん進むハリー・ケインのライアン・ゴズリング化。
・時々映るベンチのグアルディオラは大体高速パントマイムしてる。最近パペットマペット化が激しい。
・飲酒運転で逮捕、PSV戦で退場とますます性格が暗くなりそうな最近のロリスは猫とか飼った方がいい。
・デンベレがスターリングに手を出してスターリングが倒れるのだけれどお咎めなし。「スターリングならある程度は何してもいい」というプレミアリーグ共通認識が醸成されつつある。
・チャカついてる&シュート精度ゼロ繋がりということで、スターリングを和製ロビーニョと呼んでいきたい。
・エデルソンのキックは両足めっちゃ飛ぶ。これがあるから前プレが完全にリセットされる。
・ラメラ、ムサ☆シソコ、ルーカス・モウラという酒場で適当に声かけた感じの2列目を誇るスパーズ。
・メンディのクソ守備から抜けたいつでも全力ムサ☆シソコが全力でゴールに向かいクソ判断でパスを出してクリアされる。
・いつでも全力ムサ☆シソコみたいなストライドの長さと馬力だけでサッカーやってますって選手を見てると「よし!俺もがんばるぞ!」という気になる。
・デンベレのロングパスはパスインコンプリート。
・いま一瞬プレーが切れた瞬間にメンディがスマホでTwitterしてた。
・ラメラのスルーパスから抜けたケインがゴールを狙うがミサイルみたいに飛び出してきたエデルソンが突っ込んできてストップ。かなりのスピードで正面衝突したが、平気な顔してる。エデルソンは怖いとかそういう感情を持たないので、相手が軽トラくらいなら飛び出していくと思う。
・エリクセンがいないせいか結婚30年目の夫婦の1週間の献立くらい単調な攻撃に終始するトッテナム。
・メンディはネタが先行してるけどあの体格であのスピードのバカがSBやってるってエラいことだよな。
・ルーカス・モウラがめっちゃキレがあるって言おうとしたらめっちゃキレのあるシミュレーションでイエローゲット。

後半

・スパーズのデンベレの異常なキープ力。パスがそんなに上手いわけではないのだけど、たくさん集まってくるから剥がせる。
・名前を聞くたびにハーレー・ダヴィッドソンに乗りたくなるダビンソン・サンチェスは足が速い。スターリングとヨーイドンしても負けない。
・左サイドハーフライン手前で背を向けて受けたルーカス・モウラが振り向きざまにケインにロングスルーパスもオフサイド。ピルロかよ。いつのまにそんなことができるように。
・ルーカス網羅って書くと世界中のルーカスを全て把握してる感じになる。
・スピードに乗ったアタッカーに対峙するとファウルするしかないラポルトの本末転倒感は十徳ナイフに肝心のナイフがついてない感ある。
・マフレズスルーパスに抜けたベルナルド・シルバからのクロスをシルバ→スターリングとシュートチャンス責任転嫁の末にロリスに止められる。
・狂ったようにアグエロがシュートを撃ちまくってロリスが淡々と止めまくるというイジメに近い光景が続くが、こんな虐待映像を流してしまっていいのだろうか。
・新型マーク・ノーブルとして名高いハリー・ウィンクスが登場。
・対するシティは明らかに同系統で格上のデ・ブライネを投入して格差を見せつける。
・そして1トップのアグエロとデ・ブライネを交代するというグアルディオラなぞなぞが炸裂。それでは、その屏風からジェズスを出してください。
・正解はダビド・シルバの0トップでした。わかるかそんなん。
・どんな試合展開だろうがどんなピッチだろうがどんな相手だろうがとにかく馬力でとストライドである程度なんとかするムサ♡シソコに理想の社会人像がある。
・ハリー・ウィンクスのウィルシャー感は10段階評価で7。
・アリがいつの間にか入ってた。相変わらず私服ダサそう。
・ちょいちょい怪しい対応をするダビンソン・サンチェスなんだけどそれを溢れる身体能力でカバーしててマッチポンプCBの正当後継者感がすごい。
・左サイドでマフレズからボールを奪ったアリがカウンター、右サイドのラメラに極上のパスを出すがフリーのラメラが宇宙開発。
・最後にエリクセンを投入して1発に賭けるスパーズ。「善良なベントナー」みたいな髪型をしてるエリクセン。
・スターリングのアキレス腱を削るダビンソン・サンチェスにお咎めなし。
・出てきてからほとんど何もしてないデ・ブライネ。
・「なぜみんな疲れてて交代枠2つあるのにシティは交代しないのか?そこにはグアルディオラの深遠なる策謀があるのです」みたいなクローズアップ現代風なこと考えがちだが、普通に忘れてるだけだと思う。
・コンパニを投入して普通に守備固めするシティ。
・疲れたマフレズとジェズスを投入して普通に時間稼ぎをするシティ。
・後ろからしつこくマークされたのを嫌がって離れた後に思いっきり拳を振り回すメンディ。子供かよ。
・鹿島るのが超下手なデ・ブライネはジーコ虎の穴で少し修行した方がいい。
・試合終了、シティの勝ち。

・レベルが高くていい試合だった。シティは変幻自在なんだけど変幻自在すぎてシーズン終盤にはグアルディオラもわけわからなくなってそう。でもすげー強いな。
・スパーズも強い。特に前線の選手の無限ローテーションアタックはどことやっても相手は困る。
・ただ、選手層が優勝争いする感じではないので、主力が長期離脱するとかなりきつい。オーナーがあんまり優勝する気がないんだろうなー。そこそこの投資でCL出続けるのがコスパ的に最強、みたいな。
・スターリングに何してもいいみたいな風潮は彼がプレミアリーグから出るまで永遠に続くと思います。

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