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【グループB】選手名鑑だけで語る2018ロシアW杯プレビュー

さあ、グループBだ!!開幕までに合うかどうかは微妙だぞ!

※グループAはこちら

ポルトガル

7試合中6試合が90分で引き分けという「お前は東北の漬物か」と言いたくなるくらいの塩漬けサッカーで2016ユーロを制覇したポルトガルは、監督もそのままフェルナンド・サントスなので、この大会も塩っぽくて対戦相手は脳溢血待ったなし。相変わらず守備は固い。GKルイ・パトリシオは男前だし、アメフット部からの指示などなくてもとにかくあらゆるものをぶっ潰しにいくエヴァンゲリオン・ペペ号機もまだ健在だし、中盤でフィルターをかけるセントルイスジャズ界の大物サックス顔のW・カルバーリョもいて、中盤も走れる選手が多い。大崩れはしないだろう。また、なぜかベルナルド・シルバ、アンドレ・シルバ、アドリエン・シルバとシルバのバーゲンセール状態になっているので、3人ピッチに揃ったら「シルバ!」と叫んでシルバビンゴゲームの主催者に商品をせびりましょう。そして、スペイン戦で相手にダビド・シルバが出てきたらその時点で試合は終了となります。チームとしてはやっぱり守備的なので、CLでは乱入者に邪魔されて得点機会を邪魔されたロナウドがどれだけ点を取れるかということにかかってくるだろう。つまり、ロナウドが点を取り、何回脱いで乳首を見せるかというのが焦点。「エースが乳首を見せれば見せるほど躍進するサッカーチーム」という、この部分だけ聞くと特殊な性癖のエロ漫画家が考えた設定みたいですが、事実なので仕方がない。とにかくガンガン乳首を見せてがんばろうポルトガル!

コミュニケーションよさそう リカルド・クアレスマ
アウトサイドの魔術師こと俺たちのリカルド・クアレスマがユーロに続いて今回も選出。前回のユーロでクアレスマが何かやったか?と言われれば、特に何もしてないと回答せざるを得ないと思ったのだが、ユーロのベスト16クロアチア戦において延長で決勝ゴール決めてた。マジかよ、1つも覚えてねえ。そんなクアレスマも34歳といいお年頃。それでも今回も代表に選ばれたあたり、かなりのコミュニケーション能力の持ち主に間違いない。ロッカールームで披露される「うちのワイフがさ」で始まる自虐家庭ネタが爆笑を呼んだりするのだろうか。今回も抜群の変態テクニックでアウトサイドでびゅんびゅんクロス上げてくれるだろう、と思いきやスケゴーの兄貴のツイートによるとここにきてプレースタイルが変化している模様。ラボーナ……左足使えよ、もう……。

グンバツのビーチク

スペイン

無敵艦隊アゲインを目指すスペインは充実の布陣で再制覇を目指す。おそらく代表ラストダンスのイニエスタ@神戸、シティの心臓ダビド・シルバ、ブスケッツ、チアゴ、イスコで織りなす中盤は普通に強い。さらにここにアセンシオとかコケとかサウールまでいて、サブウェイで全部大盛りって注文したらバケツで野菜ぶん投げられた感がある。過剰。ただ、トップがリヴァプールで1ミリも役に立たなかったイアゴ・アスパスと情緒不安定なジエゴ・コスタで若干の不安を感じるのだが、2人ともセルタとアトレティコでめっちゃ点取ってるからまあなんとかなるだろう。守備陣もセルヒオ・謝罪ツイートが棒読み・ラモスとジェラール・余計なこと言う・ピケの人を愚弄することにかけては天下一品のCBコンビは性格はともかく力強い。モラタを外したので空中戦を諦めたのかという批判もあるが、プレミアリーグで空中戦で負け続けたことで「モラタはでかいけど特に空中戦は強くない」ということが判明してしまったので、それでもかまわないのではないか。どうしてもパワープレーやるとなったらセルヒオ・ラモスとピケを上げた方が絶対強い。いつものティキタカからのハメ技でとにかくグループリーグは余裕綽々だろう。しかし、我々が見たいのは余裕で勝ち抜けるスペインではなく、おもいっきり慌てふためいてナチョがよくわからないけどイスコめがけてロングボールを蹴ってしまうような緊張感ある試合なのである。玉砕覚悟で突っ込んでくるイランとモロッコ相手に泡喰ったロペテギ監督が思わず「ベ、ベイルを投入しろ!オーバーヘッド!」と叫ぶ展開を期待したい。

【追記】優勝候補と思ったのだが、ロペテギ監督炎の解任でなにもかもがわからなくなりました。おかえりなさい、俺たちの無敵艦隊!!

コミュニケーションよさそう アンドレス・イニエスタ
金持ったミッキーマウスこと楽天の三木谷さんがポケットマネーで日本に連れてきた超大物。まだfootballistaの名鑑では所属がバルセロナだったが、他の決定版名鑑とかでは「イニエスタ(ヴィッセル神戸)」とかになっているんだろうか、胸が熱くなるな。直前のCLやスペインのリーグ戦を見る限り、今でも全然イニエスタであり、「イエニスタ」や「仁エスタ」とかの模造品を掴まされたのでなければJリーグでもW杯でも普通に活躍しそう。それとイニエスタのすごいところはここまでの選手だと必ずやっかみまがいの批判があるのにそれが全然と言っていいくらいないこと。まさにコミュニケーションの鬼と言いたいところだが、ここまでサッカー上手かったらコミュニケーションもくそもない気もする。ともかく最後の大舞台で大活躍して、余りまくっている自家製ワインを日本人に売って売って売りまくってほしいものである。

無茶苦茶なセットを売る楽天


イラン

アジア最強のイランは全力戦士たちの集まりであり、全員とても顔が濃い!日本、韓国よりもとにかく一番アジアで強いのがイランだと思うのだが、残念ながら入ったグループが悪くてスペイン、ポルトガルの牙城を崩すのは並大抵のことではできないだろう。ただ、攻撃陣はかなり強い。アンサリファルドは得点能力に長け、アズムンは足元の柔らかいFWとして有能、そして一度ファウルを受けたら物理法則を無視してピッチを回転し続ける必殺グーチャンネジャドロールを繰り出せるグーチャンネジャドも前回大会から健在。そして、ウイングの快足ジャハンバクシュはAZでオランダリーグ得点王になった。逆サイドのタレミもけっこうやるらしく、間違いなく攻撃陣はアジアでNo.1。あとはディフェンスが持つかどうかだが、とにかく人海と体の強さを生かしてハードに守り、後は攻撃陣の一発に賭けていけば、強豪に一泡吹かせることが可能かもしれない。カルロス・名古屋で失敗・ケイロス監督の手腕が問われるが、ポルトガル代表、さらにはレアル・マドリーで指揮もしているので2つの国はよく知っているはず。ケイロス監督は人脈を駆使してブスケッツの女装画像やデ・ヘアのドーナッツ泥棒現場映像、ロナウドが乳首に名前をつけて話しかけてる映像、バルブエナのセックス動画などを入手して、試合前に彼らと前向きで有意義な相互対話を築いてもらいたい。

コミュニケーションよさそう サルダル・アズムン

長身だが柔らかいタッチのプレーが特徴で「ペルシャのメッシ」と呼ばれるアズムンですが、俺から言えることは「アズムンに似てる女友達がいる」ということで、その友達は気がよくてコミュニケーション上手ってことです!以上です!

女友達


モロッコ

名前を見つけて出た最初の感想が「え?出るの?」だったモロッコは1998年フランス以来なんと20年ぶりの出場。その頃はムスタファ・ハッジとか横浜FMに来てすぐ帰ったハッダとかがいたなあ。というわけで、名鑑を見ているとなんとユベントスのベナティアがいた。お前モロッコ人だったのか。W杯でよくある「お前〇〇人だったのかよ」の今大会第一号である。ベナティアはいい選手で固い。しかし、他にDFで知ってるやつがいない。関口メンディー似のハムザ・メンディルというSBとなぜかレアル・マドリーにいるハキミというSBがいるらしいが、プレーを見たことがない。レアル・マドリーといってもフォベールとかアルティントップ兄弟のどっちかが在籍していたこともあるので、チームの名前だけでは判断できない。MFは1人も知らない。後はオフェンスに目を向けると、ワトフォードのノルディン・アムラバトがいるが、ほかはよく知らない。監督もルナールとかいう人で「白い魔術師」と呼ばれているらしいが、全然知らない。それ何人目の白い魔術師だよという感じである。トルシエもそう呼ばれてなかったっけか。アフリカは監督に魔術師ってつけないといけない習慣でもあるのか。そういえば、もう1人魔術師と呼ばれていた監督がいてちょうど解任になったばかりでフリーなのですよ、その名もハリr(JFA方面からの弾丸)

コミュニケーションよさそう ノルディン・アムラバト
実はこいつは日本と縁があって、ロンドン五輪で永井がモロッコを沈めた時に出場していた。ボールをキープして何とかしようとしたのだが、関塚人海戦術の荒波に飲みこまれていた。ワトフォードでも割と出場していて、とにかく足元がうまくて相手を背負ってボールを受けれるが、フォワードというよりはどちらかと言えば自由人である。攻撃の起点にはなれるが、それで点が入るとはだれも言ってないし、コミュニケーションがよいのかも知らないが、アムラバト以外ほとんど知らないのでここで紹介せざるを得ない。これだけ知らないことが多いとなんだか別の高校に転校してきたみたいな気分なので、黒板に名前を書いて自己紹介しようとしたら目の前の席に朝にぶつかってお互い罵りあったアムラバトが座っていて「「あー!!お前はー!!」」ってなりそうなので、アムラバトと入れ替わったりしちゃう愉快な高校生活をエンジョイします!

全く関係ない映画『カサブランカ』の1シーン

さあ、グループCはこっちだ!

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