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SUPER SONIC 2021.9.18 前編

SUPER SONIC 2021 day1に行ってきました。

SKY-HIさんと、あとBE:FIRSTがopening actになるということでBE:FIRSTの初ライブがどうしても見たくて。

「THE FIRST」のオーディション中からジュノンくんが大好きで正直、7人とも輝いていたのですが、何分、目が足りなくてジュノン周囲に偏りがあるかも(いや、ある)

丁度、その日は台風が通過する日で、予報を見ながら、前日まで行くか行かないかをずっと悩みながら雨具や着替えなどを準備していました。色々心配事はあるけど、こんな重装備・・・もはや、ぼうごふく・・とか思ったとか思わないとか。

海浜幕張につくと雨は降っているけどあまり強くはない。傘はどうせ使えないからな、とリュックにしまってポンチョを装着。周りにも着替えている人や、そもそも短パン、サンダルの方も。スタッフが多くて至るところにいるから迷わない。リュックを抱っこしてポンチョで守りながら、もくもくと歩いていると、開場30分前くらいにスタジアムについた。並んでいると突然「To the First」の音漏れが、いやまだ心の準備が・・・、そういえば「音漏れと」なんてしばらく使ってない言葉、本当に彼らが存在しているんだな、と、実感。

何重もの対策ゲートを潜り抜けて、スタジアムに入る。スタンドは誰もいない。アリーナのAブロックは比較的もう埋まっていたけど、Bブロックはちらほら空いていたので、端っこの方に座る。スタジアムクラスを考えると、なんて近さ。椅子が反対側になって座れなくなっているのが斬新。荷物置きにもなるしね。

雨だし、一人だし、声出しもできないので、少しでも雨が弱まるよう、太陽神に祈りながら、てるてる坊主のように丸まっていると、目の前をTRAINEEご一行が通過(SHOTAくんが目立っていた)。突然でびっくりしたけど、小さく手を振ってくれたり(周辺にBESTYさんがたくさんいた。)思わぬサプライズ。うれしい。

さあ、時間です。

サッシャさんによる紹介が始まってさらにテンションアップ「僕もオーディションみてました!」「ソウタ、シュント・・・」と一人一人の名前を読み上げると、会場のみんなが次々と立ち上がる。画面にそれぞれの顔がモニターに映って、全員が登場。

「To the First」

イントロで鳥肌。音を全身で聴く臨場感。SHUNTOくんだ。ざらついた声が知っているTTFと違う空気を作る。雰囲気が違う。でも当てはまるよね。彼にも。

「怖くても進め」

あいにくの雨。しかも台風。色んな壁と制限。しかもいきなりフェス。スパソニ。その中で初めてをライブするBE:FIRST。画面から外に出て、初めて見る観客。「To the First」はラストにすることもできたと思うんだけど、あの状況下での「To the First」はとてもドラマチックで、雨すら演出のようだし、雨の中歩いて、待っていた自分も何か奮い立たせられた。

出初めから気迫に満ち溢れていて、気が付いたら拳を振り上げてたし、今おもえば、状況がマッチしすぎて素晴らしかった。(なんせライブの後はしばらく記憶が飛んでしまう)

最終審査の時にみたジュノンくんは見た目がとても細くて華奢だったので、ご飯食べているのかと心配していたくらいだけど、意外とがっしりしていたし、足が長い。うん。足が長い(大事なことなので2回言いました)みんな思ったよりがっしりしている感じの中、RYUHEIくんの線の細さよ。ダンスのせいもあるんだけど、踊っているというよりは「舞っている」という表現がふさわしく繊細で美しい(あれが普段、脱いだ靴下を枕に置くとか信じられない)

ずっと聴きたかったJUNONくんの歌声はビブラートは空気を震わせて鼓膜が震えた。なんだろ、とても独特な届き方をする声。ラストの「その炎を燃やせぇいぇい~」は、しばらく耳にのこっていた。

それにしてもファンのみんなで手を振り上げる、あの一体感。やばい。楽しくて、ライブ。ライブって素晴らしい。

怖くても進む先の「MOVE ON」。TTFからの気迫をそのままにRYOKIが観客を引き込むんだけど、RYUHEIの声で一気に妖艶でひんやりとした世界に引き込む。ランくんがファルセットで歌っていた部分をJUNONが歌う。ファルセットで世界観を引き継ぐランくんの歌とはまた違って、薄笑いで煽ってくる感じ(お前になんか負けねぇよ、的な)がまたいい。後にくるランパートも地声で行くとは思わず、すこし途切れて感情が前にくる感じもライブ感があっていい。

SHUNTOの生「ゲラァー」は思ったより低くて、空気を震わせる。RYOKI、SHUNTO(私的にRYUHEIのファルセットも)が「MOVE ON」の世界観にはまる声なのは言わずもがな、なんだけど、改めて思うと、安定した声に「がなり」を交えて歌うMANATOの世界観の溶け込み方もすごかった。とがりすぎても、平穏しぎても、ストーリーが進まない。LEOの役割もきっとそう。物語のつなぎは大事。SOTAのラップはショウタくんへのリスペクトを感じた。

思ってたより数倍ハードなダンスだったし、迫力があって、RYOKIがもう、華を炸裂させていたし(というか、ずっと発光してた)顔まで鮮明に見える距離じゃないのに、彼だけは見えてた。たぶん被せもすこしあるんだろうけど、RYOKIのアドリブがライブ感を確実に増させていたし、何よりも熱を、世界感をあの広い会場の隅にまで伝えるのには必要だったと思う。だって彼らと私たちの前には雨のベールがかかっていた。それをぶち破る必要があった。

ドンドンドンとすこし不穏なつなぎの後、「BE FREE」のイントロが。

暗くて、怖くて進んだ先には「光」。ストーリーを感じる構成。

大好きな「BE FREE」の歌割りは大変気になるところだったけど、JUNONが変わっていなかったのは、なんだか色々考慮してくれた感がある。歌割り難しかったろうな、想入れってあるからね(MOVE ONにも言えることだけど)だからこそRYUHEIが歌うルイくんのパートってなんかうれしいし、実は難しいのね、とか、ルイくんやレイちゃんの持つ存在感を感じた

JUNONのプリフックは本当にのびがすごくてね、あのプリフックの時に会場のみんなも手をグーにしてあげていたのが可愛かった。初の有観客なのに、みんな同じ振りしているのに、感動した。ラップパートの、SOTAとRYOKIの掛け合いがさ、すんごく楽しそうでよかったし、配信をみて、なんだか戸惑っていた場面があったようだけど、会場の私はあまりわからなかったかな。ここでもジェットコースターのような二人の勢いを安定させていたはMANATOとLEOだと思う。だって口から音源すぎた。SHUNTOとRYUHEIの「BE FREE」がとても新鮮で二人がとても楽しそうだったな、声のブレもライブ感があって、こちらもうれしくなる。もうだってにっこにこ。

締めのJUNONの歌声が聴けただけでも感無量なんだけど。。

正直言って、BE FREE 楽しすぎて、踊りすぎて、記憶がない!!笑

配信をみて、あぁ、こんな声だったなあ、とか思い出したけどね。ただ、あのラスト、あのJUNONの残響音は耳にのこる。JUNONの歌声は残響音が素晴らしいんだな。三次審査のBeautiful Nowでも言われていたのはこのことかと思った。



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