さて、途方に暮れています。わからないのです。本当にわからないのです。何がわからないのかと言うと、パソコンを使って音楽を作成する方法が全然わからないのです。

いやー、これでも調べたんですよ。どうやら必要な機材とか必要なソフトとかは、なんとなくわかってきたんです。おぼろげながら全体像は見えてきたんです。しかし、細かいことになるとはてさて、どうしたものかと困ってしまうのです。

近くにDTMをやっている人がいれば、その人に相談するのですが、あいにくそういう方はいらっしゃらない。いや、いいんですよ。別にギターで音楽を作ったって。

でも、ねぇ、せっかくMacBookを買ったんだから活用したいじゃないですか。なかなか言うことを聞いてくれないパソコン関係に何とも言いがたい気持ちでうーんとなっています。

その点、この春にやってきたこの子はとても素直で純情です。ご紹介しましょう。ウクレレさんです。

ギターとも違う、何とも言えないポロンポロンとした音の響きが心を和ませてくれます。色もミントグリーンでちょっとかわいいでしょ？それに素材も木材ではなく、カーボンファイバーを選びました。ちょっと音色は硬いかもしれませんが、それも1つの味かなと思って気に入っています。

しかし、このウクレレをポロンポロンと弾いている私にパートナーは言うのです。「ゴンチチみたく弾いてみて。」

何ともまぁ、恐れ多いこと言うのでしょうか。よりにもよって、ゴンチチとは。もしゴンチチを知らない方がいれば、こちらの動画をどうぞ！

超ハイレベルでしょう？これをですね、真似しろとパートナーは言うわけです。ギターでゴンチチのコピーをした事はあるんです、実は。その時も楽譜とにらめっこしながら、かなり苦労した覚えがあるんですね。

今度はウクレレでやってみてくれと言うわけです。なかなかにハードな要求ですね。そしてお題が出されました。曲は「カントリーロード」を弾いてみてくれと。コード弾きでのカントリーロードはクリアしたんです。だから、ポロンポロンとカントリーロードを口ずさみながらウクレレ弾くことは、どうにかできるんです。

しかし、要求されているのはジャカソロと言ったチャカチャカ弾きながら主旋律も弾くと言う方法なのです。これはまた大変なぁ要求ですね。さっきからぼやいてばっかりです。大泉洋の気分が少しわかってきました。

こうぼやいていると、ぼやきは連続するんですね。いつまでもぼやいていられる。大泉洋だけの専売特許なのかと思っていましたが、私にもぼやく才能があるようです。

まぁ、ここら辺でぼやくのもやめましょう。諦めて練習しましょう。もう楽譜は発注しました。後はアマゾンが届けてくれるのを待つだけです。

パソコンで音楽を作るのももう少し頑張って調べてみます。ほんとよくわかんないんですよね。自分の頭の中にない単語でできている事象と言うのはとても難解なものですね。まぁ、頑張ってやってみますわ。

ちなみにこの話の最終ゴールは、パートナーの誕生日なのです。毎年、パートナーの誕生日には手紙と詩を贈っているのですが、今年は歌が欲しいとのことです。さて、それまでに曲は出来上がるのでしょうか？

ウクレレで作るのか？ギターで作るのか？ベースで作るのか？それとも念願のMacBookでの音楽制作をすることができるのか？

まだ焦る時間では無いですが、今からそわそわしてしまいます。

今回はぼやいています。いや、私は考えてみれば、ぼやいてばっかりだ。そんなぼやきとは裏腹の、キレッキレの文章を書くverdeさんの文章が読めるのは、この交換日記の特徴。アーカイブはこちらからどうぞ。