〇前置き

　『リアル脱出ゲーム』とは、株式会社SCRAPさんが企画運営している体感型の謎解きエンターテインメントです。

リアル脱出ゲームとは | リアル脱出ゲーム | 体験型謎解きエンターテインメント (realdgame.jp)

公式ホームページ
SCRAP (scrapmagazine.com)

　SCRAPさんのリアル脱出ゲームは長らく話題になっており、映画のような脱出劇をリアルで体験できるということでずっと体験してみたいと思ってました。
　しかし私は人見知りソロ活人間（シン・仮面ライダーでいうなら陰キャのコミュ障）なので、複数人で行動するイベントには縁がなく（いつかチャレンジしてみたいなぁ）という気持ちで数年モヤモヤしていました。

　そんなおり『リアル脱出ゲームとシン・仮面ライダーがコラボ』ということで、これは絶対に逃すわけにはいかない！　と思い切ってチャレンジすることにしました。

　『リアル脱出ゲーム×シン・仮面ライダー　秘密結社SHOCKERからの脱出』イベントCM動画↓

〇初めてのリアル脱出ゲーム体験の感想

〇緊張しながら迎えた当日

　未知の体験の上に、ものすごい人見知りでありながら初対面の人とチームを組んで共同作業。思い切って予約したものの、新学期の学校での自己紹介や出向並みの一大イベントに緊張で気が気でないまま当日を迎えました。

　本日はあいにくの雨。緊張と肌寒さに震えながら開場時間を待ちました。

　受付を済ませて案内を受けて席に着き、先着の方や後続の方と挨拶をし……。ものすごく緊張していましたが、チームの皆さんと挨拶を交わしたことでその緊張も少し紛れました。

〇脱出劇の開始。謎解きは苦手なものばかりじゃない

　そしてSHOCKERからの脱出劇がはじまったのですが……。謎解きが得意ではないため、担当した謎解きをほぼ白紙のまま「すいません！　わかりませんでした！」と謎解きの用紙をチームの皆さんに提出しました。
　しかし皆さんが「大丈夫」と迅速に攻略してくれて救われました。それと共にお荷物になってないかな……という心配もわきました……。

　人見知りとはいえ勇気を絞り「これはこうではないですか？」などと徐々にアイデアを出し、結果的にそれがあってたりしたこともチラホラありました。そのため『謎解きは全般が苦手なわけじゃなくて、自分にも得意分野とそうじゃない分野があるんだ』ということに気づけました。
　例えるなら計算が苦手でもパズルは得意みたいな感じ。賢さが必要なものはそれが得意な人に、自分は自分ができそうなところに着手する。切り替えとよく見る観察眼が大事なんだなと。

　全く謎解きがダメでもテーブルの上のアイテムを見やすく整理したり片付けるだけでも充分貢献できると思います。
　疑問に思ったこと、アイデアは心の中に留めずに発言することも大事。それがもしかしたら後々の展開に関わってくるかもしれません。言わないと後悔しちゃうこともあるかも！

　また、リアル脱出ゲームに慣れてる方がいたのも大きな力になりましたね。バリバリと率先して主導してくれるのが頼もしかったです。しかしどんなに慣れてる人でも行き詰まるときはある。そこをみんなで考察し助け合うとても良い経験ができました。

〇迫りくるタイムリミット。無事脱出できたのか？

　チームみんなで脱出に向けて頭をひねりギミックを攻略していく中、徐々にタイムリミットが迫りくる緊迫感。迫りくるSHOCKERの脅威。

　からのタイムリミット。

　我々は無事にSHOCKERから脱出することができたのかというと……？

　複数チームの中で唯一、脱出を図る方法を導き出したチームがいたため無事脱出することができました！　仮面ライダーがめちゃくちゃかっこよかった……。

　『脱出失敗』のフリップを持ってるのはハチオーグが好きだからです。あと失敗を持ってたらおもしろいかなと思って。

〇迫真のリアルタイムストーリー『秘密結社SHOCKERからの脱出』

　MCのお姉さんやスタッフの演技がすごかったです。ストーリーの演出もハラハラしたり熱かったりでとても面白い。
　SHOCKER対策チームとして壊滅のために動いていた我々は、SHOCKERの魔の手に掛かり脱出を図るというのがあらすじ。攻略ギミックがシン・仮面ライダーの世界観にありそうな感じで没入感がすごい！　シン・仮面ライダーの世界にいる！　と思えるのがすごい！

　仮面ライダーの池松壮亮さんとハチオーグの西野七瀬さんがとても良い……。緑川ルリ子の浜辺美波さんも良いし、やっぱ西野七瀬さんのお声良い……。
　マジで仮面ライダーがかっこよかった……。セリフがめちゃくちゃ良かった……。「人生どんな時でも仮面ライダーがいてくれるから頑張れる！　まだまだ生きてられる！　これからも頑張ろう！」って気持ちになりました。
　頭スッキリだ！

〇購入したグッズ

　会場で購入したグッズです。パンフレット、謎解き付きクリアファイルのセット、脱出成功/失敗ステッカーセット（2種）、アイコンステッカー3種セット、ランダムアクリルキーホルダー、ランダム缶バッジ。
　2千円購入ごとにダイカットステッカー（全5種）がもらえます。中央のデフォルメのハチオーグ、デフォルメのサイクロン号、デフォルメのベルトがそうです。仮面ライダーだけ入手できなかったのが残念！　デフォルメされた仮面ライダーがめちゃくちゃかわいくて凛々しいのよねぇ。

　RODY（ロディ）も売ってたので第2号を購入しました。これでやっと第1号ロディが孤独じゃなくなる！第2号のグッズも欲しかったので嬉しい！

　ランダムアクキーはSHOCKER下級構成員、缶バッジはサイクロン号でした。

〇おわりに

　人生初のリアル脱出ゲーム！　未知の領域で初対面の方々とチームを組む形式だったからとても緊張しましたが、思い切って参加してとても良かったです！　すごく楽しかった！　それだけでなく初対面の人とも勇気をもってコミュニケーションをとることの大事さを改めて実感しました。
　ただ楽しいだけじゃなくて為になる素敵なイベントですね！

　これを機に色々なリアル脱出ゲーム系のリアルイベントに参加していきたいです！

〇ほかに気になるリアル脱出ゲーム

　他にも気になっているリアルだしゅつゲームがありまして……。あの志方あきこさんがテーマソングを歌う『崩れゆく空中都市からの脱出』がとても気になっています。こちらは調査団員の一因となって謎に包まれた空中都市の謎を解いていく体験型イベントだそうです。

【公式】リアル脱出ゲーム『崩れゆく空中都市からの脱出』 (realdgame.jp)

　過去にはFF14のリアル脱出ゲームもあったみたいですね。再演？　復刻？　したら挑戦してみたいです。ジョブにモンク追加されたらなお嬉しいｗ
　しかし大迷宮バハムートかぁ。下限バハムート…ｳｯｱﾀﾏｶﾞ！

〇もう一つ気になる『体験する物語project』

　そしてもう一つは『黄昏のまほろば遊園地』。こちらは脱出ゲームではなく「体験する物語project」と銘打たれています。
　登場人物と会話したり特定の行動を起こすなど、自分が起こした行動が物語に影響を与え結末が変わる。いわゆる『リアルRPG』という感じでしょうか。

　こういう形式の作品めちゃくちゃ体感したいです。

【公式】SCRAP×TOKYO DOME CITY 体験する物語Project『黄昏のまほろば遊園地』（まほろば遊園地） (scrapmagazine.com)

体験する物語project (scrapmagazine.com)

　改めて初めてリアル脱出ゲームを体験したことで、私はヒーローショーや体感型のエンターテイメントが好きなんだなとより一層強く感じました。
　私もいつか、こういった楽しいことを作る側の人間になりたいなぁ。