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中学生からの喫煙の歴史と禁煙に成功した方法#前編

私は約13年間タバコを吸っていました。今は禁煙して約4年になりますが、日常生活を送る上ではタバコの禁断症状を感じることは無くなりました。

私の地元の友達は喫煙率が9割以上と非常に高いので、飲み会の席では友人が両隣+向かいでタバコをすぱすぱ吸います。非常に煙たいですが、それでも吸いたいと思うことはなくなりました。

私が禁煙に成功した理由について、これまでどれだけタバコに依存していたかを赤裸々にし、禁煙できた理由と、禁煙によって得られたメリットなどをご紹介したいと思います。禁煙したいと思われている方の手助けになれれば幸いです。

・喫煙のきっかけ#前編
・禁煙のきっかけ#前編
・禁煙成功までの過程#後編
・禁煙成功後の現在の心境#後編

記事のボリュームが大きくなりましたので、前編と後編に分けています。前編では喫煙のきっかけから禁煙のきっかけまでを綴りたいと思います。

喫煙のきっかけ

喫煙のきっかけは私の地元は地方都市で少し田舎ということもあり、いわゆる不良少年が多い地域でした。中学校に上がると仲の良い友人が興味本位でタバコを吸い始め、自分もそれに同調して吸い始めたことがきっかけです。中学1年生の夏だったかと思います。

始めは金魚という吸い方で、タバコの吸い方が分からず口に含んで吐くだけでした。タバコは煙が肺に落ちる瞬間が心地よく、またそれが本来の吸い方でもあります。金魚で吸っているだけであればニコチンによる依存性もありません。

それでも当時はただ大人になったような気がしてただ格好いいという理由だけで金魚でタバコを吸っていました。当時はセブンスターが250円でしたね。ソフトケースのデザインが格好いいのでセブンスター、別名セッターを好んで吸っていました。

その後、肺に入れることが正しい吸い方だと友人に教わり肺に入れて吸うことを始めました。最初はむせて、ひたすらえずいてなんて気持ちの悪いものなのだと思いました。ただ周りの友人が当たり前に吸っているところをみて頑張って肺に入れることを挑戦していました。今思うと本当に愚かな行為ですが、思春期当時の自分はタバコによって何か成長することができた気がするんですよね。もちろん、後になって後悔するのですが・・・。

肺に入れるようになってからはタバコの禁断症状を感じ、これまで外で隠れて吸っていましたが部屋で吸うようになりました。親に何回もバレてしまいましたが、最終的には諦められたのかタバコは逆に家の中であれば良いと認められました。

当時付き合いしていた友人は中学生ながらほとんどが喫煙者でした。もちろん学校でバレて叱られることも何度もありましたが御構いなしで喫煙は続けていました。中学生なのでタバコ代を稼ぐためだけにいろいろなことをやっていました。完全にタバコ中心で奴隷になっていました。

中学卒業後は高校に進学するも半年で退学となり、現場の職人としたら働くようになります。ここでも喫煙は公認でしたので、当たり前のように吸うことができました。

禁煙のきっかけ

現場の職人として21歳まで働きました。当時は安月給で一人親方としても頑張っていましたが、お金についての知識は浅学で一向にお金を増やすことができませんでした。当時のタバコは400円ぐらいになっていたかと思います。ここで禁煙を行うことで少しでもお金を貯めることができるのではないかと挑戦し始めます。また、21歳当時の環境ではお金持ちになれないと悟り、大検取得、国立大学進学を果たします。この話は別の記事でご紹介したいと思います。

まずは、禁煙セラピーを読みました。禁煙セラピーを熟読することで確かに辞めることができました。「なんだ、禁煙なんて簡単だ」と当時は思っていました。ただ、周りは喫煙者だらけですので、タバコを吸える環境が常にあります。またライターも全て処分しましたが、コンビニで24時間販売している時代です。いつでも喫煙を再開することができる環境にありました。

禁煙セラピーによって禁煙が約2ヶ月続いたころ、興味本位で「今吸うとどんな気分になるのだろう」という動機から友人からタバコを1本もらってしまいました。タバコが吸いたくて我慢できなかったわけではなく、本当に興味本位であったと思います。しかし、その1本を吸ったことにより、帰りにはコンビニよりタバコとライターを購入してしまうことになります。

つまり、初めての禁煙は2ヶ月で挫折してしまうことになりました。当時の行動は本当に後悔しています。中学生の頃タバコを吸い始めたきっかけや、禁煙2ヶ月経過後に吸ってしまったきっかけはどちらも興味本位でした。おそらく暇だったのでしょう。もっと熱中する何かに打ち込むことができていればこのような行動をとっていなかったと思います。本当に愚かな行為だと反省しています。

ここから大学生になり、あらためて社会人となりますが、最終的に禁煙に成功したのは社会人になってからでした。この続きは後編の記事でまとめたいと思います。





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