PGW誕生にまつわるエトセトラ ④ヤツに相談

前回は、自分の思考整理とスタンスの明確化。そこから実現すべき事をまとめて、PGW構想の骨組みを完成させました。
今回は、PGW構想で実行する第1弾である『正社員 専業プロゲーマーという選択肢を生む』事業。いま既に始まっている『PGWの結成』にまつわるエピソードを記事にしていきます。

そもそも、この思想と計画を望むひとはいるのか?

PGW構想の実行第1弾である『正社員 専業プロゲーマーという選択肢』って選手たる人物から見て望まれるものなのか?そこまでの腕になるほどゲームをやり込むヤツから見たら、どう感じるんだろう?それにゲームの練習と大会にストイックなチームではなく、この計画に準じて、セカンドキャリアを作る活動もしていくことになるし、試行錯誤の連発になると思う。謂わば『礎に殉ずる』可能性もある。

これが僕の懸念事項でした。僕が想い描く必要な選択肢は、必ずしも必要とされる訳ではない。


さて、ヤツに相談しよう

その不安はいくら検証しても仮説に過ぎないので、自社で格ゲーやってる一人の漢に相談をしてみました。この漢は新卒の頃から遠慮なく自分の考えや意見、理由をしっかり述べるので、その言葉の真摯な姿勢に信頼をしています。
後にPGWのマネージャーをアサインする人物が、この漢です。(以降 Sと称します)
取り敢えず休憩中に、こんな感じで振ってみました。

(僕)
ねぇねぇ、S。
僕さ、ゲームをすることが仕事って言う正社員の職業を、GSで作っちゃおうと考えてるんだけどさ、どう思う?

(S)
ん?おっしゃる意味が、さっぱり分からないのですが…
もう少し具体的に聞かせてもらってもいいですか?

(僕)
実はね… ※PGW構想における第1弾の部分を説明

(S)
なるほど…そういうことがあったんですね。個人的にはいいと思いますが…うーん🤔。で、プロの当てはあるのですか?

(僕)
全然ないよー。だって20年格ゲーから離れてるし、界隈にも関わってないもん。だからさー、もしシバ的にアリなら、想いやビジョン、運営方針を話して共感してくれる人と出会うまで、全国津々浦々行脚するー。

(S)
うーん、そう言うことでしたら、自分の格ゲーの師匠を紹介しますよ。プロの誘いを受けることはあったけど「リスクが高く、今の自分の環境は冒険できる状況にない」って、断ったこともあるみたいなので、そういう世界観が望まれることなのか、率直な意見をくれると思いますよ。

(僕)
マジっ?ありがとう☺️。早速、先方にお願いしてみてー。時間も場所も僕のカレンダーの空きをみて、先方と好きに決めちゃってオッケー👌


...こうして僕はSの師匠という人と会うことになったのです。


あとがき

今回は、20年も格ゲーから完全に離れていて、こんなにも何も知らない状態から始まり、今のPGWメンバーと出会って行く過程、その最初の一歩について記事にしました。無知であっても人を頼り、自分で考える。まずはそこから。これからe-sportsでも全く別の事業でも、新たに何かを始める人にとって、ヒントや勇気になれば幸いです☺️

次回予告

いよいよ次回からメンバーが集結して行く過程を一つずつ記事にまとめていきます。それぞれと出会った時点の僕の内面や内心を書き記していきますので、PGWメンバーにとっても初見の事も織り込まれて行くと思います😱

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