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選ぶのに迷ってしまう乳酸菌飲料 お薦め商品は?

スーパーやコンビニの店頭では手軽で飲みやすい、さまざまな乳酸菌飲料が陳列されています。

特長や機能性も、それぞれ商品によって異なります。
一方で、成分的に問題はないのかも気になります。  

そこで今回は、 

カルピスウォーター 
ヤクルト1000
明治プロビオ R1
雪印メグミルク 恵ガセリ菌SP株 
カゴメ ラブレW

乳酸菌飲料の超定番商品5つを取り上げ、商品の特長と成分を説明して、お薦め商品一つを紹介します。
(記事の文末に動画を添付しています)

カルピスウォーター

カルピスは乳酸菌飲料の最古参で私も物心ついた時から飲んでいました。 
当時(50年前)は、水を混ぜて薄める希釈用のカルピスのみでした。

そのカルピスを、そのままで手軽に飲めるボトルタイプにしたのがカルピスウォーターです。

では、気になるカルピスウォーターの成分です。

一番最初に、砂糖類(果糖ブドウ糖液糖、砂糖)と表記されています。

成分表は使用量の多い順に表記されます。
カルピスウォーターのもっとも多い成分は砂糖類だということです。

砂糖が体によくないことは、皆さんご存知かと思います。
①血糖値を上げやすく糖尿病のリスクが高まる 
②悪玉菌のエサとなり腸で炎症を起こす 
③AGEs(最終糖化産物)を生成して老化を早める
などのデメリットがあります。

異性化糖に要注意

それだけでも問題ですが、もっとヤバいのが果糖ブドウ糖液糖です。
果糖ブドウ糖液糖は異性化糖の一種です。

異性化糖とは、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)を主成分とする液状糖のことです。

砂糖(スクロール、蔗糖)はブドウ糖と果糖が一つずつ結合した構造を持つ二糖類です(図の左側)。
異性化糖は、その2つをつないでいる架橋を分断して、ブドウ糖と果糖を分解したものです(図の右側)。

分解すると、ブドウ糖1分子+果糖1分子の方が、蔗糖1分子よりも甘さが大きくなるのです。
蔗糖の甘みを100とすると、ブドウ糖70+果糖170、計240の甘みです。

さらに、ブドウ糖の一部を酵素反応を用いて、より甘みが大きい果糖に変化させることができます。
この処理を異性化と呼び、異性化糖の名前はここからきています。

異性化糖を使うことで、同じ甘みをつけるのに砂糖よりもコストダウンできます。
その理由から、異性化糖はあらゆる加工食品に含まれています。

異性化糖は液糖の形で摂取するため、砂糖よりも速攻で吸収されて、砂糖よりも急激な血糖値の上昇を招きます。
そこが異性化糖の大きな問題、要注意です。

ヤクルト1000

ダントツの売れ筋商品、売れに売れています。

理由は、ヤクルト独自の乳酸菌シロタ株に、ストレス緩和と睡眠の質を向上させる機能があるからです。

ヤクルト1000の成分はこちら。

右上の部分を拡大します。

最初が砂糖、一つ飛ばして、ブドウ糖果糖液糖、高果糖液糖
ブドウ糖果糖液糖も高果糖液糖も異性化糖の仲間で、果糖ブドウ糖液糖との違いは果糖の含有率の違いです。

いずれにしても、これを見て飲みたいとはとても思えません。

明治プロビオ「R1」

この商品も、スーパー等の売場では非常に目立ちます。

乳酸菌1073R-1株にはリンパ球の一つNK細胞の活性増強効果があり、免疫力を引き上げる。
多分、それが売れている理由のようです。

成分をチェックしてみると・・・

拡大します。

ブドウ糖果糖液糖、砂糖だけではなく、下の方に
アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物と書いてあります。

これは人工甘味料です。

上の記事で解説した、有害性がある3つの人工甘味料の中でも一番注意すべきものです。

R1は異性化糖+危険な人工甘味料を含む商品であり、手を出してはいけない商品です。

雪印メグミルク 恵ガセリ菌SP株

商品サイトを見ると、
「ガセリ菌SP株には食事とともに摂取することで、肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています」
という記述があります。

肥満気味の人のサポート食品ということもあってか、成分表を見ると

さすがに砂糖や異性化糖は見当たりません。

ですが、甘味料(スクラロース)があります。

スクラロースもまた、有害性が疑われる人工甘味料3つの内の一つです。
砂糖と異性化糖がないだけマシかなとは思いますが、積極的に薦められる商品でもなさそうです。  

カゴメ ラブレW

ラブレの最大の強みは植物性乳酸菌です。

植物性乳酸菌は動物性乳酸菌と比べて生命力が強く、胃を通過時に胃酸で死滅することなく、しっかり腸まで届きます。

ただ動物性乳酸菌も、胃酸である程度死滅しても、腸で一定の働きをするということが近年の研究で分かっています。

植物性ということが絶対的なアドバンテージにはならないことはご理解ください。

ラブレの成分です。

砂糖も異性化糖も人工甘味料も入っていません。

細かく見れば「香料」など添加物が使用されていますが、どれも選べなくなるので、ここは許容範囲とします。

ということで、今回ピックアップした5つの商品の中では、安全性を考えて、
カゴメラブレW を私はお薦めします。

これ以外にも乳酸菌飲料はまだまだありますが、購入する時は必ず成分表を見て、砂糖、異性化糖、人工甘味料の有無をチェックしてください。

もちろん、ビフィズス菌飲料や各種ヨーグルトを選ぶ際にも、同様に成分表をチェックすることを忘れないでください。

まとめ

今回取り上げた商品5つの内、
カルピスウォーター 
ヤクルト1000
明治プロビオ R1 
雪印メグミルク 恵ガセリ菌SP株

この4つはそれぞれ特有の乳酸菌があり、機能性を持っていますが、成分に問題が残ります。

大量の砂糖
砂糖よりも速攻で吸収されて血糖値を上げやすい
異性化糖(果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖、高果糖液糖)。

有害性が疑われる人工甘味料
(アスパルテームL-フェニルアラニン化合物、スクラロース)
が使用されています。

安全性の面から、そのいずれも使用していない
カゴメ ラブレW
を私はお薦めします。

この記事の内容については動画もアップしています。
合わせてご覧ください。


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