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目標達成に悩む君へ

このnoteは私生活や仕事における「ある目標」の達成に悩んでいる人の手助けに少しでもなることができればという思いで、筆者の経験を踏まえて「目標達成」において大事なポイントをいくつか書き示したものである。

あくまでも、この記事に書き示すことは筆者なりの考えであるため、必ずしも正しいこと言っているとは限らないですが、このnoteを読んでくださった皆さんが少しでも目標達成に向けて前に進むことができれば嬉しいです。

以下が本文で、ここからは常体(だ、である調)で書きます。

目標達成における4つの大事なこと

1. 目標の(への)解像度

目標達成の進捗がイマイチである場合はそもそもの目標の(への)解像度が低い可能性がある。

つまりは、曖昧な目標に向かっている危険信号が出ているということである。

目標は具体的な時もあれば、抽象的に定める(られる)時もある。
例えば目標が「日本を代表するプロ野球選手になる」というやや抽象度の高いものであるとしよう、自分が高校球児(甲子園出場校の4番バッター)であると仮定して、目標達成に向けて皆さんはどういうアクションを取るのだろうか?

「バッティングの練習量を増やす」、「怪我をしないよう足腰を鍛える」など当たり前の回答になっていないだろうか?
このような考え方をしていると目標達成に向けてヒットをしないアクションが生まれてしまう可能性が高い。

まず考えなければいけないのは、目標の解像度を上げるということである。

今回の例の場合、「日本を代表するプロ野球選手になる」というやや抽象度の高い目標の解像度を上げる必要がある。
「WBCの優勝メンバーであること」なのか?、「トリプルスリーを3年連続で達成すること」なのか?、「キャプテンとしてチームを日本シリーズ優勝に導くこと」なのか?、または全て成し遂げなければいけないのか?。
自分で目標を定めていた場合は自分で深く掘り下げ、定められている目標である場合は目標を立てた人物に細かにヒアリングをし、目標の解像度を上げる必要がある。
※上記はあくまでも例として取り上げたため、本来であれば目標達成時の状態(またはルート)をもう3,4段階深ぼって解像度を上げられると良い。

一見当たり前のように思えるかもしれないが、目標の(への)解像度が上がりきっていないというケースは多く存在していると感じる。

2. 優先順位付けとフォーカス

達成すべき目標やその目標を達成するための戦略がある程度明確になっているのに、目標達成の進捗がイマイチである場合、目標に対するアプローチの優先順位付けとフォーカスができていない可能性がある。

目標を達成するための戦略をアクションへと落とし込んだ際に、"あれもやろうこれもやろう"となってしまっていることが多くみられる。
そのような状態ではどのアクションも中途半端な進捗になることが多く、また一番大事なアクションの進捗でさえイマイチになる。

リソースは有限であるため、「何をするべきか、何をやらないか」をしっかり判断する必要がある。

この判断基準が目標に対する時間軸などで異なってくるのが妙ではあるが、まず第一に、「今から自分たちが取り組むことに何かしらの理由で優先順位をつけられている。やるべきことにフォーカスできている。」という状態を作ることが目標達成へのアプローチにおいてとても重要である。

3. 行動量

これは至ってシンプルなことではあるが、目標達成の進捗がイマイチである場合は行動量が足りていない可能性がある。

最近はSNSやネット検索も便利になり、"人から聞いた・ネットに書いてあった”という二次情報を仕事でも用いるケースが多くなった。ただ、その二次情報というのは誰かの解釈が入っていたり、他社事例である。

他社の例を集めて検討に時間をかけているのであれば、実際にガンガン自社での事例を集めに行く。アンケートのサマリーを見てユーザを理解した気になるのではなく、一つ一つの回答を見に行く、実際にインタビューしてみる。
目標達成のためには、泥臭くはあるがそういった「二次情報ではなく、一次情報を掴む行動」をもっとするべきである。

もちろん、不可逆性の高い状況でガンガン進めろとは言わないが、一次情報を得るための行動量が足りていないのであれば増やすに越したことはない。

4. 柔軟性

目標達成には柔軟性が求められる。

持論ではあるが、戦略とは理想と現実のギャップを埋めるための抽象度の高い『意志と仮説』であり、その上で気になるのは、結局のところ「意志と仮説」であるため、一見相反していそうな"熱量と柔軟性"が肝になるということである。

これは2. で説明をした優先順位付けされたアクションにも当てはまる部分がある。
優先順位付けをした際の仮説が正しくないということを認めたくないがために、過去に決めたアクションをやり切ろうとするのは柔軟性に欠け、目標達成を遠ざける。

どんな状況でも、「意志と仮説」が込められているということを理解し、目標達成に向けて柔軟に方向転換をしていくことが重要である。

おしまいに

最後まで読んでくださりありがとうございました。
皆さんの中で「目標達成」について考えるきっかけになることができていたら幸いです。

また次の記事でお会いしましょう!

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