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「MxPx / イナズマ体験 / プレイリスト」【週記】

中学生だった頃、スリップノットとかマリリンマンソンみたいないわゆる「重たい系」のものばっかり好んで聴いていたが、ある日、MxPxの「Secret Weapon」という曲を聴いて「あら?なんかこういうのもカッコよくね?」と思った瞬間につま先からつむじにかけてズバーン!と雷が落ちたかのように感動する、という体験をした。

ロック好きの間では「イナズマ体験」みたいな呼ばれ方をするらしい。

とにかく「うおーっ!」となって鳥肌が立ちまくって、藤子・F・不二雄が描いたように髪の毛がギザギザに逆立ち、それこそスリップノットのドラムの人みたいに指先からリヒテンベルグ図形のようなものがビューっと飛び出しそうな気がしてならなくなるあれである。

藤子・F・不二雄が描いたように髪の毛がギザギザに逆立ち、
スリップノットのドラムの人みたいに指先からリヒテンベルグ図形のようなものがビューっと飛び出しそうな気がしてならなくなる

それ以降、その他いろんなジャンルの音楽を聴くようになっても定期的にイナズマ体験のようなあの感覚になる時があるので、最近は聴いてそういう体験をした曲はプレイリストにメモするようにしている。

こうしてみると「Secret Weapon」もそうだが、「456進行」という、コード進行の王道パターンが好きなんやろうなあ自分は、というのが改めて分かった。
(粉雪のサビの“こなーゆきーねえ”の部分のコード進行です)

プレイリスト、という実体のないものではあるが、すっかり宝物になってしまった。

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