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ボードゲームってなんだ会話

まこと(M):
私たちがボードゲームって言うときはさ。
思い浮かぶのはいわゆる「ウノ」や「人生ゲーム」、「モノポリー」なんかとは違う、もっとワクワクするゲームだと思う。


なかよし(N):
ほほう?

M:
ボードゲームをどの辺で線引きするかが見えてくれば、
「こういうものだ!」って言えそうだなって気がするんですよね

N:
「私たち」ってさ、私とあなた?
それとも趣味でボードゲームするひとたち?
ふつうのひとは未だに「ボードゲームといえば人生ゲーム」くらいのイメージだと思うんだけど。

M:
例えば「おばけ屋敷からの脱出アクションゲーム」みたいなおもちゃ、ボードゲーム的なコーナーに並んで売られてますけど。
私たちの想像するのとは違いません?

N:
たしかにそれはボードゲームというよりおもちゃ寄り。

M:
ボードゲームで遊ばない人で、このお化け屋敷を連想する人がけっこう多いんですよ。モノポリーも多いと思う。
とはいえ、普段わたしたちが遊んでるやつとはなんか違うくない?って話。

N:
なるほどちがうね。
私たちはお化け屋敷やらないもんね。

M:
もっとこう、ワクワクするものな気がしませんか?
例えば、すごろくってジャンルで捉えても、運だけのものもあれば、選択肢や判断が求められるものもあったり。サイコロとマスに限らない、壮大な仕掛けがあるようなものもありますよね。
お化け屋敷もモノポリーも、遊ぶのには判断や操作は伴うのだけれど…でもなんか違うよね。

N:
たぶんワクワクもするんだろうし、広義で用いるボードゲームって言葉の中から排除しなきゃと思うほどのモチベーションはないけど。そのへんはなんかこう、ちがうのかもね。
お化け屋敷なんかだと特に、そこまでおもちゃ側に楽しませてもらう必要はないというか。

M:
広義にボードゲームといえば、フォトパーティとかツイスターってボード使わないじゃない?
とってもフィジカル。でもボードゲームと呼んでるよね。
だからもっと広義だと、私はサッカーもボードゲームと思うし。

N:
そうか。

M:
とはいえ、わたしたちがやりたい、普段あそんでるボードゲームかと言われると違うと思う。

N:
まあ身体動かしすぎると、一般論としての「ボードゲーム的行為」とは差が開き過ぎる気がするけど。
専用の場があって、その上で使う道具もあって、本来どうでもいいはずの勝ち負けをわざわざ用意して、ルールに従って遊ぶ点では共通してると言えるのかもね。

M:
そうなの。
ボードゲームとは、箱庭の中でルールを守って遊び。
守った結果、自分たちの判断で面白くなる、ワクワクするゲーム。
くらいの意味かな。

N:
そうじゃない?

M:
私のまとめとしては、「私がボードゲームと言うときは、おもちゃでもねーし、短時間で終わるやつをさす。」

N:
え、ここまでの話、関係なくない?
じゃあええと私のまとめは、「私がボードゲームと私が言うときはたいてい、具体的なタイトルを思い浮かべている。」

M:そっか。


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