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#2021年ボカロ5選 ~REMIX編~ + まとめ的な何か

ご無沙汰しておりますTlimyです。本名は冨田です。

今回は、2021年に公開されたボカロ曲REMIX作品の中から、Tlimyイチ押しの5作品を紹介いたします!

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「2021年ボカロ10選」シリーズ、以下の3記事に分けて投稿しています。
1. 2021年ボカロ10選
2. 
2021年ボカロ10選 ~殿堂入り編~
3. 2021年ボカロ5選  ~REMIX編~ + まとめ的な何か ← 今ココ

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2021年ボカロREMIX5選

選定基準
・2021年にニコニコ動画に投稿
・自分の「好き」かどうか




1. ロストアンブレラ / 稲葉曇(yuigot Remix)

 「Remix◯選も作るか〜!」って思うきっかけとなった作品、Remixの面白さに気づかせてくれた作品です。自分が原曲に思い描いていた世界観、背景、情景がいい意味で裏切られる感覚ってたまんない…。サビで抜くのやばい。


2. 現代VOCALOID創造都市 / 26K

 メドレーに重心置いてるけどRemixでもあるよねということで入れました。僕が知り得る中でボカロメドレー作品の最高傑作だと思ってる。選曲も音作りもつなぎ方も、新鮮さとワクワク感と感動がとめどなく溢れました。これ繋ぐのかあ!ていう衝撃が何度もあった。まさか粗品さんの曲で泣くとは思わなんだ。
 Remixのいい点ってそういうとこにもありますよね。僕自身『好きな曲リスト 歌ってみた』でボカロ曲繋いで歌ったりしてるんですが、どうしても1つの動画としてまとまりがあるようにするには、雰囲気の似た曲どうしで繋げたいなとなってしまう。だけどRemixで自分色を混ぜれればいい感じにまとまりが出せる。Remixの面白さの一面がわかってきたような気がしなくもないような気がします…。


3. ノンブレス・オブレージュ / ピノキオピー(IDONO KAWAZU Remix)

 強えぇ。この蛙、貫禄が違う。
 Remixど素人・無知の無知マンが思うに、「余白が無い曲」ってRemixがむずいと思うんですよ。完成されてて入り込む余地がなくて、手を加えようにも本家に飲まれてしまうか、全く別曲になってしまうような気がする。だけどKAWAZUさんは、築いてきた軸の太さがダンチだった…。ご自身の世界観に完全に落とし込んでて圧巻でした。
 全くの余談ですが、蛙って溺れるんかな?


4. いかないで / 想太(youまん Remix)

 以下2作品の作者さんも、KAWAZUさん同様、軸がぶっといイメージのあるお二方です。
 youまんさんの力強いサウンドはもう大好き。大好き。そんでもってこの作品では「静と動」がとんでもなくとんでもハマってて、ものすごく食らってしまった…。
 自分を置いて君が最終便に乗ってく場面が訪れたとき、僕はどちらかと言うと原曲より本作品の「いかないで」な感じになると思うので、そういった部分でハマったってのもあるかも。


5. メルティランドナイトメア / はるまきごはん(あ子 Remix)

 ピアノといえば!あ子さん!
 原曲が壮大な空想世界でのお話だとすると、こちらは箱庭に迷い込んだ物語みたいな感覚を覚えました。スーパーマリオギャラクシーに対するピクミンみたいな。
 この一年、リミックスを聴くようになって、どういうRemixが好きなのか考えると、「Remixしてる方の色が出てるのも大事だけど、原曲の色もしっかりと感じるもの」なのかなって思います。この作品がまさにそうで、違うように聴こえるけど、「夢の世界」っていう根幹は確かにあって、という感じ。愛…。


おわりに・まとめ

以上がTlimyの「2021年ボカロRemix5選」でした!
これらをまとめたリストをニコニコ動画とKiiteに作っておきました。
・ニコニコ動画のマイリスト
・Kiiteのプレイリスト

 2021年をまとめるとすると、やはり「ボカコレ」と「プロセカ」になってしまいますかね。ありきたりですが。あとはネタ曲投稿祭とかイラスト統一祭とかも印象的でした。
 プロセカが新たな“ボカロ”への入り口となり、ボカコレが“ボカロ”に触れ続ける理由みたいな役割を果たしてくれて、ほとんど不満はありません(ボカコレ2022春から「歌ってみた」がハブられたのは不満ですが、それは個人的なお話)。”ボカロ“に浸りながら遊べる場や、各々の好きなように“ボカロ”を作れる場ができた。さらには、ランキングやコンテストで競い合える場や、共に楽しんで作品を作れる場もできた。一度“ボカロ”の世界に入ってしまえば、飽きることなく楽しめるような環境ができつつあるのかなと思います。

 ただ、これはただのしがない一個人の意見ですが、いわゆる内輪ノリ一辺倒な環境にはなってほしくないなとは思います。ニコニコ界隈の中だけで、ボカロ界隈の中だけで面白いということばかりになってしまうのはちょっと怖さを感じます。「内輪ノリ最悪!!嫌い!!」ってわけじゃないですよ?むしろ僕も内輪の人間。内輪に入ってさえしまえば本当に面白いですし、ニコニコは「最高の内輪ノリの場」として成り立ってるとも思いますし。ただ、「Ayaseすげえ!」「syudouかっけえ!」とか思って“ボカロ”やボカコレ中のニコニコに入ってきた人が、キンタマにハッカ油塗ってる人やカレーうどん恐喝を見て感動するとはどうにも思えません。絶対に!ということではありませんが、「外からの見た目」を頭の片隅にでも置いて、ある人は真面目に、ある人は面白おかしく、あるいは緩急をつけて楽しんでいただけるといいかなって思います。それと、ニコニコ、プロセカに縛られず、YouTubeとか別の場所でも“ボカロ”に触れれる場が作られていけばいいと思うし、自分はそういうのを作っていきたいなと考えてます。たとえばこんな感じで!!(唐突に宣伝失礼)

そうすれば、「みんなでワイワイしたい!」って人だけでなく、真面目な音楽人、自分の音楽をまざまざと見せつけたい人、はたまた“ボカロ”とは程遠い場所にいた人も入ってきてくれやすいのかなと思います。そして新たな才能が発掘され羽ばたいていき、またさらに人が入ってくる。そういう”ボカロサイクル“が回っていってほしいなと思います。そうなるととどのつまりは僕が嬉しいって話です…。

 まあ、蒟蒻ゼリーの注意喚起とかぽっぴっぽーあたりを聴いて“ボカロ”に入ってきた自分がこんな話するのもおかしいですけどね…。それと、当然僕はどんなコンテンツも好きですよ!“ボカロ”に対して何もイメージを持っていない人や、純真無垢な中高生に対しては、パンチの効いた作品がある方がいいのかもしれませんね…。

 という感じで、全然まとまってないですが、これにて「2021年ボカロ振り返りシリーズ」は終わりです!
 おかしいですね、今スマホを見たら5月と表示されてます。このiPhone7、買い替え時かもしれません。
 次のnoteがあるかわかりませんが、気が向いたら何か書いていくぐらいの感覚でいます。よろしくちゃん。

今から僕はカレーうどんにハッカ油混ぜて食べてこようと思います。
それでは。

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