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NO.97 「毎日ベートーヴェンばかり聴いてちゃ駄目ですか?」

ベートーヴェンの音楽を平野昭氏が作曲年順に紹介する「おやすみベートーヴェン」というサイト(2020年に完結)で、ベートーヴェンの音楽を毎日聴く生活が続いている。

毎日2,3日分の音楽をまとめて聴いているけれど、聴き始めて1週間経過して、ようやくピアノ協奏曲第1番までたどり着いた。

作曲されたのはベートーヴェンが1793年〜1800年(ベートーヴェン23歳〜30歳)にかけて。

楽譜は1801年に出版されている。

ここまで初期の作品も随分聴いてきて、それはそれでとても面白かったけれど、ピアノ協奏曲第1番の堂々たる風格はまさしく「これぞベートーヴェン!」と言いたくなる素晴らしい曲だと改めて気づく。

ハイドンやモーツァルトの曲を十分勉強して自分のモノにして、いよいよベートーヴェン独自の味わいが噴出するようなこの曲にはベートーヴェンの気持ちの高揚が詰まっていて、聴いているとズキズキワクワクしてくるようだ。


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