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今夜は長い夜になりそうだ…

雨上がりの地面から沸き上がる熱気と灼熱の日差しの中、もうなんと表現したらいいのだろう…ただ溶けそうと言うよりも溶け腐るような…そんな表現ないな(笑)素っ裸で歩きたくなるくらい。とにかく身の危険を感じる暑さの中下北沢の本多劇場へ。

岩松了さんの作演出『二度目の夏』の千秋楽を観劇。

このところの岩松作品はほぼ毎回拝見させて頂いている。中でも一昨年さいたま芸術劇場で観た、さいたまゴールドシアター『薄い桃色のかたまり』はここ20年以内に観た演劇作品の中で一番素晴らしかった。目の前で起こっていることを受け止めることで身体が震えていた。あれを本当の感動と呼ぶのだろう。

今回も嫉妬という厄介なものに執着し振り回される人々のお話でしたが、サスペンス感漂う中、随所に岩松節が炸裂しておりました。

イアリングというメタファー…メタファーの設定が上手くいったときの快感をひたすら考えた…(笑) なんのこっちゃ?(^_^;)

見終わったあとは、なんだかフランソワ・オゾン監督の映画を見終えた余韻に似たものがあった。

まだ福岡を皮切りに広島、静岡、大阪、名古屋と続き9/1の湘南台文化センター市民シアターまで地方公演もあるようなので近隣にお住いの方は是非!

な訳で、岩松さんの楽屋は千秋楽に駆け込んできた知り合いたちで溢れかえっていた。仕事が残りまくっているので飲みに行きたいなーという思いを断ち切って、飲みに行きそうな知り合いたちを尻目に夕方なのに茹だるような暑さの中帰宅。「くっそぉ〜あの時間からビール飲んだら美味いだろうなぁ〜」なんて思いをぶつけるように途中コンビニで「白くま」なんて買っちゃたりなんかして。

パソコンに向かっているが、数日間止まったままの筆は進みそうにない。。。

今夜は長い夜になりそうだ…。

音楽だけでも暑さを忘れよっと。



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松浦徹

演出・脚本。1965年5月3日生まれ。東京都出身。 映画「ギミー・ヘブン」舞台「七日目にボクはキミと」「恋と革命」TV「小泉今日子50歳ニューヨーク」「情熱大陸」「NONFIX」など。
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