ギリシャと聞いて何を思い浮かべるだろうか？

サッカーEURO2004の優勝？ギリシャヨーグルト？行きたい旅行先ランキング上位常連のサントリーニ島？

人によってイメージは色々あると思うが、私は"パルテノン神殿"だ。世界史の授業でいつも通りつまらない話を聞いてる中、この建造物かっけー！と思ったのは強烈に印象に残っている。(たぶんその辺りのパートの中間テストの点数良かった。)

先の記事で紹介したカッパドキアの気球と同じように、この目でみたいと思い、アテネを旅行先とした。

アテネの日程はかなりハードに組んだ。深夜3時に空港→ホテルへ移動→仮眠後に1日観光→次の日にチェコに移動という20代かつ一人旅でしかできないようなスケジュールにした。
結果的にアテネだけ観光するのであれば、コンパクトな街なので、このスケジュールにして正解だったと振り返っても感じる。

さて前置きがかなり長くなってしまったが、観光の様子を記していきたいと思う。

アテネ (ギリシャ🇬🇷)

3時間の仮眠をとった後、混まない朝方にパルテノン神殿があるアクロポリスへと向かった。冒頭の写真は街から向かうまでの道での写真だ。神殿に向かって坂道を登っていくのはドラクエやポケモンを思い出させた。

気温は20℃くらい(11月中旬)でTシャツにパーカーを羽織って歩いても汗をかかないくらいの絶好の天候だった。
登ること約20分、ついに辿り着いた。

ドーン！！

実物は教科書で見るよりも迫力があり、とても美しかった。改修中ではあったが、これを見るためだけにアテネに来ても損はないと言い切れるくらいの感動があった。

また、高台にあるため、ここから眺めるアテネの街並みも素晴らしかった。

ツアー客も多く、9時半頃には混み始めてきた。もし行かれる際は、早起きして行くことを推奨する。

その後はアクロポリス近くPlakaエリアのレストランでランチした。
Pantheon (実際に訪れたレストラン)

このエリアはレストランやお土産屋が密集しており、非常に活気のある場所だった。

昼食をとった後は、公園や街をぶらぶらしながら一旦宿で休憩した。

夕日に照らされるパルテノン神殿を見たいと思い、フィロパホスの丘(アクロポリスから南西に徒歩15分)で待機した。
周りを見渡しても男1人で見てる人はおらず、少し寂しい気持ちになった。

当日の天気は曇りだったので、見れるか微妙なところだったが晴れ男の才能を遺憾なく発揮した。
これも一生忘れない思い出の一つとなった。

この辺りは治安があまり良くなく、暗くなると狩られる可能性があるらしいので、カップルがいちゃつくのを横目に街へ下山した。

まとめ

前述の通り、アテネ観光は1日〜1日半を見ておけば大体のところはまわれそう。
日本から行くとすれば、サントリーニ島やメテオラなどをくっつけて観光することをおすすめする。

総じて街もコンパクトで物価も安く、穏やかな人が多いため、良い観光地だと感じた。

しかし一度メトロでiPhoneに集中した時に、スリらしき人に左斜め後ろからマークされていたので、やはり最低限の警戒は必要だと思った。