まえだたかし@漫画マン

デザイナーあらため41歳新人漫画家。将来ヒットを出すため2019年は“漫画漬け”。ドラゴンボール以前の週間少年ジャンプを作る。2019年9月「少年ジャキーン」を出版予定。2016年、任天堂(株)退社。2018年3月、前田デザイン室をスタート。同年6月、株式会社NASUを設立。

細川剛という男

「こいつには一生敵わないな。」

細川剛(博報堂・クリエイティブディレクター)は、僕が同年代ではやばやと負けを認めた唯一の男だ。大学の時だった。彼とは大阪芸術大学デザイン学科ビジュアルデザインコースで学籍番号が前後だったのもあっていつも後ろから彼のすごさを見ていた。

↓細川剛(クリエイティブディレクター)/グランドキリン

僕は大学に入って“遊ぶ”ことを選んだ。大学のことより、外向けの活動をして

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前田デザイン室は、これから何をするか。

前田デザイン室・室長の前田です。

GWも終盤ですが、Prime Video観てダラダラしてます。『アベンジャーズ エンドゲーム』を観る準備が整いました。まったり過ごしていましたが、そろそろ前田デザイン室のエンジンかけていきます。令和にもなったしね。

前デ出版第2弾の『NASU本』が無事発売され、大阪の人気横丁“ウラサン”(お初天神裏参道)プロジェウトも絶賛進行中。紀伊国屋、蔦屋での『マエボン』

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【制作過程公開】『NASU本 前田高志のデザイン』制作者たちの裏側 第17回 前田高志

「自分のこだわりを伝える本を作りたい。」

2年前の秋、この本を作るために一念発起した。

ぼくは15年近く「任天堂の会社案内」作っていた。新卒の学生に「任天堂のものづくりのこだわり」を伝えるというミッションだった。この仕事はいわばぼくの代表作であり、自分をグラフィックデザイナーとして育ててくれたといえる。

さかのぼると、任天堂に入社する決め手になったのも「任天堂の会社案内」だ。任天堂ともう一社

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『マエボン』からの『NASU本』。

「前田デザイン室で、またおもしろいことやってますね。」

そんなことを言われることが多くなった。でも「おもしろいことやってやろう」としてるわけではなく、結果的にそうなっただけだ。「出版」を自分たちでしたのは「前田デザイン室の力を魅せたい」という一心でやってきたことだ。「俺たち、おもしろいことをやっているぞ!」という意識はこれっぽちもない。

2018年9月、前田デザイン室のみんなでつくった雑誌『マ

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浜田綾という女

浜田綾はライターとして大切なものを持っている。

はじめて会ったのは2016年前だ。共通の知り合いの飲み会で隣だった。話をすると、僕が所属しているブログを学ぶコミュニティのメンバーだった。ブログのコミュニティでは毎日ブログを更新しましたというお知らせが入る。仮面ライダーの記事を書いていたので覚えていた。

「あー、あのアイコンの人か!(ビオレママのアイコンだった)」

僕は当時ブログに力を入れてい

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はじめての装丁、全記録。

装丁をずっとやりたかった。

僕の過去ツイートをさかのぼったところ、異常なくらいに「装丁をやりたい」とつぶやいている。任天堂を辞めてから作った「死ぬまでにやりたい100のリスト」1位に入る。それほど熱望していた。

ところが、装丁の仕事はなかなかこない。出版社の装丁は、どうやらおつきあいのあるデザイナーさんに頼むことが多いらしい。ましてや装丁未経験者のデザイナーには、くるはずもない。だから一時はあ

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