中国就労ビザ(Zビザ)取得手続き(2017年新制度対応版)日本国内編
現在、中国で就労ビザ(Zビザ)を取得するには、新規の方はまず日本国内で臨時Zビザを取得し、中国国内でさらに居留許可を申請する必要があります。2017年から制度が刷新され、就労ビザ取得はますます厳しくなっています。
このノートでは、日本国内での臨時Zビザ取得までの道のりを、詳しく解説しています。また、中国国内で更新する方にも、職務経歴書や任命書の書き方のポイントを解説していますので、非常に役立つ内容です。これがあればビザ代行業者はほぼいらないでしょう(業者のウェブサイトは更新が追いついていないので、このノートの方がより最新の内容となっています)。
ネット上にはここまできちんと纏めた情報は他にないと自負しています。自分で調べるよりも大幅な時間の節約になるので、ぜひ、このノートを活用して下さい!※制度内容や必要書類は変更になることがあります。
自分で出来る!中国就労ビザ取得手続き(2017年新制度対応版)日本国内編
【目次】
1.就労ビザ(Zビザ)の基本情報
2.手続きの流れ
3.必要書類一覧
それでは目次の順番に沿って書いていきたいと思います。
1.就労ビザ(Zビザ)の基本情報
まず、中国国内で就労する場合に取得できる就労ビザ(Zビザと呼ばれます)についての基本情報について紹介します。
<取得条件>
・中国で就労する際に発給される。
・ポイント制度でB級(60ポイント以上)以上の人材(ポイント制度については別途纏める予定です。)
<申請費用(2017年11月現在)>
・書類公証費用:5500円(税込)/一部(パスポートを公証する場合)
・書類認証費用:5,000円(税別)/一部
・ビザ申請費用:8,000円(税別)/人
※各種申請費用は変更される可能性があるので、各自で随時確認してください。
・その他証明写真費用や戸籍謄本取得費用等がかかります。
<有効期限>
・3ヶ月間(発行から3ヶ月以内に中国へ入国すること)
<滞在可能日数>
・1年間(中国国内での全ての手続きが完了したら)
2.就労ビザ取得に必要なもの一覧
日本での準備段階から居留許可取得までに準備したものを書き出していくと、以下の様な感じになります。
<準備書類>
・パスポート原本
・パスポートの写し
・職務経歴書
・任命書
・最終学歴証明書
・犯罪経歴証明書
・健康診断書(外国人体格検査)
・証明写真
・戸籍謄本
以下、順に具体的な手続きを解説していきます。
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